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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:【探しています!】日本人論の本の一説で・・・)
【探しています!】日本人論の本の一説で・・・
このQ&Aのポイント
- 日本人について書かれた本で、日本人の表情の事例が紹介されています。
- エピソード1では、戦死した息子を持つ日本の婦人の話があります。
- エピソード2では、外国人男性と農夫のやりとりが紹介されています。
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引きあいに出されていたエピソードの、元の本ということだろうと判断し、 回答さし上げます。 ◆エピソード1 芥川龍之介の短編『手巾(ハンケチ)』ではないかと思いました。 ただ、細部にあれこれ相違があるため、あるいは他の小説かエッセイなのかもしれません。 相違点: 息子は病死である。 婦人二人が議論しない。先生とそのアメリカ人の奥さんが賞賛しあう。 感情表現の技巧の一種と歪曲化されたように感じ、先生は苦い思いを味わう。 などです。 全文は青空文庫で読めます。 http://www.aozora.gr.jp/cards/000879/files/43_15268.html ◆エピソード2 については、 小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)の『日本人の微笑』でほぼ間違いないでしょう。 挙げてらっしゃる、自分に非があると認めた車夫の微笑のほかにも、 夫を亡くした女中さんの微笑、 恩義ある人から不当な扱いを受けた武士の微笑、 拝んでいるお地蔵様とそっくり同じ微笑をする子供など、 一読、忘れがたい印象を残すものばかりです。 日本人より日本をよく知っていた小泉八雲。 「この忘却をいつかは哀惜する日がくるでしょう」 彼の予言どおり、日本も遠くまで来た。 ところで、原文は英文のため、訳はいろいろありそう。 また、『日本人の微笑』そのものが、 「Glimpses of Unfamiliar Japan」 (日本の面影、知られざる日本の面影、日本瞥見記などと邦題。同じものです) という大部の著作に収められた一編であることを付記しておきます。(全27章のうち第26章目)