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地縛霊

地縛霊というものは、除霊などが行われるまでずっと地縛霊であり続けるん でしょうか? 自分の意思で地縛霊などやめて、霊界に行って真面目にやっていこうとか 思わないんでしょうか? いじいじと地縛霊などやっていても楽しくないと思うのですが。 地縛霊というのは、ある種の痴呆状態になってるんでしょうか?

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  • aster
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回答No.3

  地縛霊というようなものは、「ない」のではないかと考えています。と言って、「霊現象」のようなものがないと考えているのではありません。 何か、ある特定の場所で、恨みとか、心残りになるものがあって死んだ人の霊が、特定の土地や場所に縛られて、地縛霊になるというような考えがあるようですが、「幽霊」は現象としてあると思いますが、こういう意味の地縛霊は、一種の錯覚だと思います。 つまり、霊的現象としては、別のことを、その土地で心満たされず死んだ人の霊の作用という風に解釈しているのが、おかしいのではないかということです。 地縛霊の現象と呼ばれているものは、おそらく、三つぐらいの現象が起源だと思えます。 一つは、土地とか何かの物に、霊的現象が付随することがあるということです。もう少し広い意味だと、霊的現象を励起しやすい、土地・場所とか、ものごとなどがあるということです。これは、地縛霊が原因というより、空間や時間において、霊的現象の強度に変化があるということで、何かの理由で、ある場所やものや出来事に霊的現象が強く付随することだと言えます。 そのような場所で、誰かが死んだりすれば、元々違った現象であった霊現象が、その死んだ人と結び付けられ、地縛霊という考えができるのだという可能性があります。 二番目に、人々の共有無意識というか、意識というか、或る考えや説明を、意識的・無意識的に共有することで、集団の心が、霊的現象を励起するという可能性があります。あの人は恨みを残してあそこで死んだので、きっと、霊になって、残っているに違いないなどと、無意識で考えていると、そう考えている人々の心が、霊的現象を出現させるのです。 三つ目に、霊的感受性の強い人が確かにいます。そういう人は、霊的に何かがある場所、というようなものについて、感受し、そう言った人々同士で、意見が一致することが多々あります。例えば、どこの駅の踏み切り近くの或るところを通ると、寒気がするなどです。 これは、上の一と二で特殊化している場所を感受していることがあるのですが、また、霊的感受者に対し、その場所で、コンタクトを取ろうとする、霊の存在がある可能性があります。こういう場合、霊的感受者が、既存概念で、この経験を説明すると、地縛霊がいるということになるのですが、場所に誰かの霊が縛られているのかというと、違うと思います。 地縛霊というのは、複数の種類の異なる霊的現象について、場所がキーになっているとか、何か因縁談があるなどで、地縛霊として、解釈しているものではないかと思います。 だから、地縛霊というようなものは、「ない」のだと考えるのが妥当です。ただ、最初に言っているように、霊的現象がない訳ではありません。 人々が、「御祓い」や「除霊」の儀式で、霊がいなくなったと思うと、集団の無意識の観念構成は消えて、それが地縛霊が除霊されたことになるということがあります。また、そういう集団の霊的現象を励起する人々がいなくなると、または、人々の記憶から忘れられると、地縛霊の現象も消えます。 地縛霊が、「ある」という考えだと、一定の時間が経過すると、地縛霊は、消えるとでも考えないと説明がつかなくなることがあります。それは、日本のように狭い国土だと特にそうですが、地縛霊などというものが存在し、霊的現象を起こしているとすると、至るところ、地縛霊のいる場所だらけになるのですが、そんなはずはないからです。 霊的感受性の高い人が、何か、過去に霊的に励起があり、その痕跡が残っている場所で、過去の現象と関係があるのかないのか、上の第三で述べたような、何かを感受し、コンタクトし、呼び出すということはあります。しかし、それは地縛霊を呼び出しているのかというと、多分違うと思えます。 地縛霊があるということにすれば、それは、人々の意識から忘れられたり(御祓いなどによって)、また時間が経過すると、自然に消えるのだということになります。この場合、地縛霊に、意識があるとは考えられません。  

yoiko9632
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 非常に参考になりました。私も、巷で言われている、 地縛霊 → 恨みの塊のような存在で延々とその場に留まって悪さをしている という説明には、納得しがたいものを感じています。

その他の回答 (2)

noname#4751
noname#4751
回答No.2

あくまで本で読んだのですが、地縛霊は「この世」に未練があるから、そこから「動けない」のですね。 だから本当は楽になりたいけど自分ではどうしようもないらしい。 で、それでも寂しいと、生きている人間をその「自分が死んだところ」へ呼び寄せて、事故や自殺などさせて、仲間を増やすわけです。 どんどん集まれば集まるほど、そこでの「原因不明の事故」などが増えるわけです。 地縛霊は霊能者が見ると手招きするとかいいますけど私もみたことないからわからないけど、たいてい苦しんでますよね? 本当は成仏したいんでしょうけどね、なかなか・・・ 除霊しなくても、この世に残した未練みたいのが成就されれば成仏するのでは? でもたいてい「死にたくない!」とか「あいつをのろってやる!」とかだから、どうしようもないのだと思います。 自分が死んだことがわかっていない霊ほど厄介なものはないとかもききますけど。

yoiko9632
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 >地縛霊は「この世」に未練があるから、そこから「動けない」のですね。 思うのですが、「この世」に何の未練もなく死んでいく人は、少数派ではない でしょうか。未練があると地縛霊になるということなら、巷は地縛霊だらけ ということにならないでしょうか? >で、それでも寂しいと、生きている人間をその「自分が死んだところ」へ >呼び寄せて、事故や自殺などさせて、仲間を増やすわけです。 >どんどん集まれば集まるほど、そこでの「原因不明の事故」などが増える >わけです。 仲間を増やすとのことですが、仮に私が地縛霊に呪われて死んだとしたら、 死後に仲間になるどころか、殺された恨みをはらすために、その地縛霊に 戦いを挑みますねえ。 > 自分が死んだことがわかっていない霊ほど厄介なものはないとかもききま >すけど。 原始時代の霊ならともかく、己が生きてるか死んでるかわからないなどと いうのは、私には、その霊が痴呆状態にあるとしか思えてなりません。

  • crimson
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回答No.1

根本的に違うのです。 地縛霊とは、その土地で殺されたり変死したり、もしく はその土地に対して、何がしかの因縁を持ちつつ死んだ 人の魂がなるものと言われます。 要は、その土地へ縛り付けられる原因となった恨みや 心残りが解消されない限り、そこから離れることが出来 ないのです。 ヒマだからやっているワケではないのですよ。

yoiko9632
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 >要は、その土地へ縛り付けられる原因となった恨みや >心残りが解消されない限り、そこから離れることが出来 >ないのです。 恨みや心残りが解消されるまでは、地縛霊を続けるんですか。 だったら、殺された恨みから地縛霊をやっているのであるな ら、殺したやつを霊のパワーで呪い殺して、すっきりして、 さっさと霊界に引き上げればよいと思うんですがね。

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