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マリア様がみてるについて
マリみてを楽しんでいるおじさんです。平易な言葉で綴られる緻密な文章にただ感心し、フラグというのか伏線を張って、綺麗に回収する技術は胸がすくようです。さて質問ですが、 「パラソルをさして」の中で逃げ出した撞子を祐巳が追いかけ、弓子に出会い、聖が合流するシーンにおいて「今日はご機嫌がよろしかったようですわね」と言う撞子の言葉を、祐巳は弓子の事を言っていると捉えた風に描かれていますが、先に聖からウーロン茶を受け取るシーンで撞子が「三秒位聖様の顔を無表情で見つめて」の文章からも伺える様に撞子は聖の機嫌が良かったと言っているとしか考えられません。考えすぎでしょうか?もしそうならば撞子と聖の間に何らかの接触があったと言う伏線ではと考えてしまいますが、本編ではそれ以上語られていません。見逃しているけどもしかしたら短編で語られているのではないでしょうか?教えてください。
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noname#35219
回答No.1
こんばんは。私もマリア様がみてるを愛読していますので、回答させていただきたいと思います。 ご質問のシーンについてですが、瞳子が「ご機嫌がよろしかったようですわね」と言っているのは間違いなく聖さまではなく弓子さんに対しての印象だと思います。瞳子と聖さまはその時点までに直接会話をしたりということはありませんでしたが、「パラソルをさして」の前の巻である「レイニーブルー」のラストで祥子さまを拒否した祐巳が聖さまに抱きついて泣いてしまうというシーンがありました。その場にいた瞳子は「祐巳が信頼している相手」である聖さまが気になったのではないでしょうか。その為、改めて聖さまと顔を合わせたシーンで「聖さまの顔を無表情で見つめて」しまったのでは、と思います。 私の個人的な解釈ですが参考になれば幸いです。
お礼
早速お返事ありがとうございます。確かに撞子と聖の直接の会話は本編に描かれておらず、まあ私の妄想に近いものではあるのですが、撞子の「弓子さんの事だと限定したからには」の言葉や、「レイニーブルー」でもラスト以前に聖が「さしずめ、悩みの原因は縦ロール?」と敏感に察知している所が気になるのです。希望的観測でしょうか