今日、英検準1級の二次面接を受けて来ました。結果はまだわかりません。
なので私は準1級保持者でなくて、単なる受験経験者の立場から(^^;
TOEICは昨年受けて700点半ばぐらいでした。
自分の主観では、英検準1級とTOEIC700点では準1級のほうが難しいです。
しかし人によってどういうテストが得意かにもよると思います。
「語彙や文法や英作文が得意で、リスニングが苦手」という人なら準1級のほうが楽かもしれません。
リスニングはTOEICのほうが量が多いし、点数配分も高いです。
私みたいにいい加減に聴いて読んでる奴にはTOEICのほうが楽です。
(楽と言ったって700点台どまりですけどね。上級レベルではない)
700以上と言っても700ギリギリから795点までありますから、常に700点台後半をキープできる人と、受験回によって700点のときもあれば695点のときもある人とは少々差があると思います。
リスニング問題の量・・・・TOEICのほうが多い。
語彙問題・・・・・準1級のほうが難しい。
英作文・・・・TOEICには無い。準1級には100文字程度の作文形式問題がある。
長文読解・・・・両方ともあります。
スピーキング・・・・普通のTOEICテストにはありません。準1級は二次面接あり。
読む・書く・聴く・話すの4つが揃っているのは準1級のほうです。
そういう意味では総合的。
TOEICは聴く&読むテストですから、スピーキング&ライティングはまったくありません。
TOEICスピーキング&ライティングのテストも新しくできましたが、これは一般的に言うTOEICとは別に受けるものです(私は受験経験なし)。
英語力がある人が評価する場合はTOEICと英検と両方持っていればそのほうがウケがいいかもしれません。想像ですけれど。
どこに提出するかで評価は変わります。
英語が関係する場に出すほどに評価はシビアになってきます。
一方、英語を知らない人が履歴書上で評価する場合には・・・・・つまり就職試験や何かに応募する多くの場合は・・・・・英検よりもTOEICのほうが目を引くのかもしれません。
よく大学生がTOEICで○○○点を取るにはどう勉強したらいいのか?と質問を書いているので、たぶんそうなのでしょう。
実際に英語を使うわけでなく、応募時の資格の一つとして履歴書に書きたいということなら、TOEICのほうでいいと思います。
TOEICを勧めるご意見はたくさんあると思うのでそれは他の方々にお任せして、今日もらった英検のしおりを元に英検合格のメリットを挙げてみます。
1.海外に留学
2級以上の資格は海外留学時の語学証明になる。
アメリカを中心とした北米の大学・カレッジでは約260校で認められており、オーストラリアのニューサウスウェールズでは約130校のTAFE NSW(州政府運営の教育機関)と約300校の州立ハイスクールで認められている。
2.通訳ガイド試験の筆記試験外国語(英語)が、英検1級で免除になる。
3.英検で入試に強くなる。
国内多くの高校・大学・短大・専門学校入試で英検資格取得者は優遇されています。
英検資格を単位として認める学校も年々増加しています。
だそうです。
英検主催者が言っていることで私が言ってることではないので、そこはご了承ください。こう書いてありましたというだけで。
TOEICは、実は日本人にウケがいいテストという話もあります。日本人が要請して作ったテストとも。
でも日本での職に応募するなら別にそれで構わないでしょうけどね。
英語学習の目安に利用するには便利なテストでもありますし。
最新データは知りませんが、2002年頃は日本と韓国ぐらいでしかメジャーでなかったそうです。
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