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学歴フィルターは妥当か否か?(就職サイトで高学歴と低学歴で違う画面が表示される)

一昔前の学歴社会批判から就職のエントリーの際に大学名を問わないという学歴不問の企業が増えました。 それと同時に大学生が就職活動をする際、リクナビを中心とした就職サイトを通じて説明会の予約やエントリーをするのが当たり前になりました。 就職活動の形態が「学生→企業」という直接なものから「学生→就職サイト→企業」という間接的なものに変わりました。 その過程で「学歴フィルター」という言葉が生まれました。 学歴フィルターとは企業が学歴(ここでは大学名)によってフィルターをかけ、そのフィルターにひっかかってしまった学生は説明会にすら参加させてもらえないというものです。 具体的にはこういうことです。 ある企業に興味を持った学生が就職サイトを通じて説明会に参加しようと説明会の予約画面を開きます。 説明会は複数日程開催されているものの 高偏差値の大学の学生向けに表示される画面→全日程受付中 中偏差値の大学の学生向けに表示される画面→レベルによって受付中の日数が異なる 低偏差値の大学の学生向けに表示される画面→全日程満席(予約不可能) 同じ日の同じ時間に開いたにもかかわらず、大学のレベルによって異なる画面が表示されるのです。 就職サイトには学生の個人情報をはじめ学歴に関することまで詳細に登録されています。 企業は世間的には学歴不問を謳いながらも、就職サイトを経由させることによって、採る気がないレベルの大学は説明会の段階でシャットアウトさせることができるのです。 今年は大和総研が話題になりました。 http://harapeko.asablo.jp/blog/2007/03/16/1283234 上位国私立→全日程受付 埼玉大クラス→一部日程のみ受付 →MARCH未満の私立→全日程満席 という結果でした。(↓左が上位国私立向け画面、右が下位私立向け画面) http://blog61.fc2.com/r/recruiter/file/daiwa1.jpg ちなみに大和総研は採用ページで 「大学、学部、学科にとらわれず、皆さんとのコミュニケーションを通じて、大和総研に入ってどれだけ成長して頂けるかという考えで選考をしていく」 「名前やイメージだけで、会社を選ばないでください。私達も、あなたを表面だけでは判断しません。」 と、大々的に書いておきながら表面中の表面である”大学名だけ”で露骨に判断したのです。 学歴によって採用に差をつけるのは過去の例からコスト面からいっても妥当なことというのは理解できます。 しかし、それを就職サイトという媒体を使った場で、こういう手段を使って行ってしまうのはいかがなものでしょうか? エントリーした上で不採用となるならまだ学生も諦めがつくでしょうが、 自分のことをまだ何も見てもらってない状態で、説明会の参加資格すら 与えられない(それも満席だからという理由で)というのは非常に後味の悪いものではないでしょうか? それとも、最初から採る気がないのに説明会に足を運ばせたり、エントリーシートに時間や労力使わせるのはかわいそうだという企業の好意なのでしょうか? 学歴フィルターに関する記事 就職「学歴とコネ」人事部の本音 http://www.geocities.jp/gakureking/aera.html さまざまな局面で「学歴フィルター」が機能している http://www.geocities.jp/gakureking/gakuf.html 大公開!有力人事部の本音 就職は「出身大学名」でどう差がつくか ​http://www.geocities.jp/gakureking/pre.html ソニーの学歴不問採用の実態 http://www.geocities.jp/gakureking/sony-gakureki.html 1

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回答No.10

甘い。 まず学歴とはなんでしょう? 学歴とは「職歴がない人が自分を売り込むことのできる数少ない実績の一つ」と考えてください。 社会に出ますと、多くの場合「実績」や「成績」によって給料や昇進が決まります。例えば一人の営業マンが売上昨対比200%を達成したとすれば高評価となり地位の向上が望める。これって当然のことですよね?だって会社に利益もたらしてんだから。 では社会経験のない学生(新卒)はどうでしょう?上記のような「数字で見える実績」や「経験から得た技術力」などはありません。いや、「無い」というよりかは「わからない」という言い方の方が正しい。仮にも、ある学生が著しい営業スキルを有していたとしても「実績」がないのだから判断できませんね。 となると、潜在能力で見るしかない。学歴は潜在能力を見る、もしくは予測させる一つのバロメーターと言えるでしょう。例えば一流大卒の人間は多かれ少なかれ三流大学卒の人間より「学業」という意味で努力をした結果と言えます。また、採用担当者の目から見れば「勉強というつまらない事柄にも自分の将来を考えて懸命に取り組める人間」と見るかも知れません。つまりポジティブな印象を受けるのです。組織は怠慢な人はいらないし、つまらない事柄を直ぐに投げ出すような人はいりません。会社が潰れます。他の社員の士気が下がります。 スポーツで優秀な成績を残してきた人も似たような印象を与えられることがあるでしょう。 ここで安直な人は「努力できるか否かなんて実際に働いてみなきゃわからないじゃないか」と言うかも。でもそんな理屈は社会じゃ通用しない。考えてみてください、例えば今までの営業成績が最悪の社員が「来年はがんばる。やってみなきゃわからないじゃないか」と言ったところで誰が信じるでしょうか?そんな理屈を言うくらいなら「去年からがんばっとけよ」となるでしょう。 つまり大学を卒業する頃になって騒いでも後の祭りってことです。採用する側からすれば「中学・高校の時からがんばっとけよ」となります。中高生時代に学業をがんばった人は学歴という「成績」「実績」を残しています。それをやってこなかった人の何を信じればいいのか?と逆に聞きたくなりますね。三流大で終わってしまったけども、本来の自分は学歴では判断できない能力があるんだ!と己を信じている人は社会に出てから巻き返せばいい。そのチャンスはいくらでも転がってます。別に新卒で一流企業に入ることだけが成功の道筋じゃないわけですから。 さて、本題に戻ります。学歴フィルターは是か非かですが。私の見解では是、です。 というのも、何千人もの応募がくる会社で全ての人を面接なんてしていたら他の業務が滞ってしまうし、時間がいくらあっても足りないからです。そして学歴の高い人のみを通過させるのは上記のような理由からです。 「人間性で判断する」というのはウソではない。なぜなら一流大の応募者はたくさん来るからです。その中から人間的に優れていて、一緒に働きたい、育てたい、という人間がチョイスされていきます。高学歴だからといってオートマチックに内定が出るわけじゃないんです。ちゃんと見てます。 もう一つ理由をつけるとすれば「住み分け」というのを理解すべきです。一流大卒にはそれに準じた就職先や役職があります。と同時に三流大卒にもそれに準じた就職先があります。給与格差などはあるかもしれませんが、それは社会の仕組みですからね。全員が同じ給料を貰っていたら国が滅びます。

  • mmd12
  • ベストアンサー率0% (0/0)
回答No.9

>まず、おおっぴらに「高学歴以外お断り」と言うのは、企業の評判の面から考えて非合理なのでできませんので当然であると思います。  これを前提とすると、エントリーシートの労力に関しても、そもそも採用実績もない学校なのに「行けるかも」と勘違いして説明会へ行ったり、エントリーシートに時間を割いたりする学生の方が馬鹿だからしょうがないのではと思います。 遅レスですが、企業にとって都合の悪い事は隠せば良い、つまり企業倫理はどうでも良いと? あなたの言うことが正しいなら、食品偽装は企業にとって都合が悪いから隠せば良い。悪いのは馬鹿な消費者だという事がまかり通りますよ。 採用するもしないも企業の勝手ですが、嘘をつくのは企業の信用・倫理に反するということを採用担当者はわかれと思います。

回答No.8

現役就活生ですが妥当だと思います。 私もいま説明会予約などしてます。 中堅や地方企業は結構予約できますが、特に2chなどで学歴重視という噂があるような大手企業で、半分は満席半分は予約受付っていう不自然なパターンは結構あります。 質問者様の資料でも見られるように「なんで早計行けなかったんだ」とも思います。 しかし個人的には嫌な面もありますが、あえて客観的に考えると妥当だと思います。 おそらく質問の主旨である >エントリーした上で不採用となるならまだ学生も諦めがつくでしょうが、 >自分のことをまだ何も見てもらってない状態で、説明会の参加資格すら与えられない(それも満席だからという理由で)というのは非常に後味の悪いものではないでしょうか? >それとも、最初から採る気がないのに説明会に足を運ばせたり、エントリーシートに時間や労力使わせるのはかわいそうだという企業の好意なのでしょうか? という面に関して、 まず、おおっぴらに「高学歴以外お断り」と言うのは、企業の評判の面から考えて非合理なのでできませんので当然であると思います。  これを前提とすると、エントリーシートの労力に関しても、そもそも採用実績もない学校なのに「行けるかも」と勘違いして説明会へ行ったり、エントリーシートに時間を割いたりする学生の方が馬鹿だからしょうがないのではと思います。 馬鹿な人に限って「面接なら逆転できるかも!」とか期待するようですが、面接の方が馬鹿がわかりやすいってことを理解できてないと思います。そして高望みをして手堅くやっていれば受かっている企業の選考は終了、ってパターンですかね。 説明会も一度開くのにコストはかかるわけですし、「自分のことを見てもらってない状態で」といっても「見る」には会社の人の時間コストがかかるわけですし、しょうがないと思います。 就活生は「子どものルール」と「社会のルール」の狭間にいると思います。しかし従うべきは「社会のルール」であり、「社会のルール」においては「子どものルール」以上に「本音と建て前」は別物(日本ではですが)であるのですから、そのルールを理解できてない就活生側に問題があると思います。 自分も「東一早計」のような学校ではありませんので悔しいところではありますが、「社会のルール」はなんとか感じ取りながらやっていこうと思います。 悔しいだけにアツく書いてしまいました汗

noname#64582
noname#64582
回答No.7

妥当だとは思いますが、分からないようにやればいいのに、と思いました。 このフィルターは、ある意味で平等だと私は思います。 別に勉強が出来たかどうかを見てるわけではないと思うんです。その人間の資質というか特性を見てるのではないかと私は考えています。 なぜか。 大学入試という非常に公平な試験において、正しい方法での努力をし、それなりの結果を出した、という実績があるからです。 コネによる採用だとか、家柄による採用だったりするほうがよっぽど不公平。 いろいろな職種があるので一概には言えませんが、一般的に会社員に求められる能力として、 ・定められた期間に (例えば決算期末までに) ・定められた業務において ・一定水準以上の結果を出す ことが求められます。 大学受験においては、 ・定められた期間に (大学入試の日までに) ・定められた科目において ・一定水準以上の結果を出す ことが求められます。 おんなじなんです。 きちんと、やるべきことをやるべき時に、正しい方法で努力し、結果を出すことが出来る(出来た)人間か、ってことです。 もちろん要領の良さも能力のひとつとして含まれます。 なにも大学3年の就職活動を始める段になって初めて、「えー!就職試験の時に学校名が関係あるの!?」と知る学生もいないでしょう。 中学生でも知っています。わかってるんだから、それまでに準備すればいいだけのこと。 また、会社としては、会社の方針に沿って動く人間を必要としています。会社の方針がどうであれ。 したがって、例えば、 「微分?積分?そんなの生きてく上で何の必要も無いから勉強したくねえよ」というスタンスの学生は要りません。 確かに生きてく上では必要ないかもしれません。でも入試にあるとわかってるんだから、つべこべ言わずに勉強して結果を出さなくてはならない。 批判するなら結果を出してから言え、ということ。 会社も同じ。 会社の方針に賛同しようがしまいが、つべこべ言わずに与えられた業務に邁進し、結果を出さねばならない。 会社の方針を批判するなら、結果を出してから。もしくは辞めて自分で会社を興すか。 誰も実績の無い人間の戯言は聞きません。 もちろん会社に入った後は学歴なんかで仕事は出来ません。 あとは実力のみです。 だから、大学入試時に図らずも、高くない評価の学校に入った人ならば、それを覆すだけの誰にも文句を言わせないハイレベルな資格やスキルを付けることが 必要ではないかと考えます。 もっともそれができるなら大学入試時にその能力を発揮してるだろ、とも思いますが。 長文失礼しました。

  • 5S6
  • ベストアンサー率29% (675/2291)
回答No.6

この世に平等なんて言葉はありません。 学歴フィルタ。 高卒と大卒という大きな違い以外にもランクによりあってもおかしくないでしょう。 コネなどももちろんありますよね。 あと女性の場合、容姿フィルタ(履歴書の顔写真)もあると思います。 全●空の訓練センター、スチュワーデス養成施設で働いたことありますが 低身長(155以下ぐらい??)、とブスはいませんでした。 もう本当に美人だらけでしたよ。 ようするに顔で選考したな。ということです。 年齢も同様でしょう。 未経験募集で24歳の人と40歳の人が応募すれば40歳の人は 確実に使い捨ての職種以外書類選考すら通りません。 応募資格もみたさないでしょうね。 新卒であれば、大卒は高卒がいたら見下すでしょう。 初任給の差はあって当然だとも思うでしょう。 職業によってはフィルタもあって当然だと思います。

  • seki-taro
  • ベストアンサー率26% (42/156)
回答No.5

憲法上も雇用機会均等法でも民法上でも違法ではありますが、それを密告する方がいないと社会形態は変えられないと思います。 証拠がないことや、いちいち調べないこと(法的には調べる必要性が無い)で日本では受け入れられてるのかもしれません。

  • piyoco123
  • ベストアンサー率15% (124/794)
回答No.4

学歴フィルターで損をするのは学生ではなく企業の方でしょう。 底辺大学であっても優秀な人を逃してしまうので。 そう考えればいいんじゃないですか。 実際は普通の学生がOB訪問している時に高学歴の学生はリクルーターに食事に連れて行ってもらい、 是非うちの会社に来て下さい、と言われたり、 会社説明会に参加したりSPIを受けている傍で、高学歴の人は別室に集められ、 「皆様は特別枠がありますので役員面接から受けて頂きます。」とか言われていたり、 面接で「学歴フィルターって本当にあるんですか?」というなめた質問をしても、 「公言できませんがもちろんあります。」とか教えてもらってたり、 かなり露骨な対応の違いがありますけどね。

  • yakyutuku
  • ベストアンサー率14% (267/1890)
回答No.3

>学歴によって採用に差をつけるのは過去の例からコスト面からいっても妥当なことというのは理解できます。 しかし、それを就職サイトという媒体を使った場で、こういう手段を使って行ってしまうのはいかがなものでしょうか? もとよい方法があればいいのですが、現状では妥当な方法なのかもしれません。 >エントリーした上で不採用となるならまだ学生も諦めがつくでしょうが、自分のことをまだ何も見てもらってない状態で、説明会の参加資格すら与えられない(それも満席だからという理由で)というのは非常に後味の悪いものではないでしょうか? どっちも同じに思えます。どっちみちほとんどみないのでしょうから。 >それとも、最初から採る気がないのに説明会に足を運ばせたり、エントリーシートに時間や労力使わせるのはかわいそうだという企業の好意なのでしょうか? コストと労力を省きたいだけで行為ではありません。ただとる意思ないのに説明会だけ受け入れられても迷惑です。 ある程度フィルターをかけることはしょうがないように思えます。というよりとめる手段は皆無です。社会的圧力をいくらかけたところで、企業に採用する意思がなければ、表面を取り繕うだけで終わります。見せ掛けの採用活動を行わせることはできても採用しなければ意味ないですから。社会主義国家ではありませんのでAランク大学から何人、Bランクから何人、Cランクから何人採用するようにと企業に押し付けることもできませんし。

noname#113190
noname#113190
回答No.2

私自身は学歴で選ぶことには妥当性があると思います。 日本が学歴を重視するようになったのは、家柄での採用をやめて、等しく機会を与えるという平等性から、明治以前の能力が無くても家柄で官僚に採用するシステムから、例え皇族でも学歴が無ければ国の舵取りをする官僚にはなれず、大学(帝国大学)への受験は身分に関わらず認める、これが明治以来のわが国の伝統です。 一面、悪影響も出てきて、SOYNやホンダなど世間の常識を飛び越えた発想でやってきた企業の成長が減速し、私から見ても破天荒な製品が少なくなってきた気はします。 昔のホンダなどエンジン理論でCVCCの前後で言っていることが180度変わってどうなっていると思いましたが、そういった発想の転換が早いのも柔らか頭の企業だったのでしょう。 最近ではAppleがPowerPCはインテルの数倍優れていると喧伝しながら、突然インテルMacをだして言っていることが180度変わりましたけど、ああした企業体質がiPodなどのヒットに繋がっていると考えます。 SOYNが学歴不要論を打ち出したのも、こういった柔らか頭の人材を求めるためで、この時代から「一芸入試」など、大学もペーパーテスト以外に個性や才能を重要視する傾向が出てきた感はあります。 ただこれは受験生がテクニックを身につけてしまうと採用担当も難しいんです。 先日知人の会社で中途採用を1人取ったのですけど、面接では非常によく、同業他社からの転職で、パソコン関係の資格もあり、幹部として採用しましたが、全く使えない人間で頭を抱えています。 面接ではこの新人の上司が自分の地位が危ういと採用に反対していましたが、1ヶ月経った今ではパシリが入ったと喜んでおり、刺激を与える意味もあって採用したのに本末転倒になってしまった感があります。 結局、学生もテクニックを身につけてくるので、採用担当も分からない、それで学歴重視となったのではないかな。 先日某大新聞が採用差別をやり、ライバル誌に新聞では平等と言いながらと叩かれると、記事と採用は違うと開き直ってしまいましたが、そういうものかなと思いました。

noname#34485
noname#34485
回答No.1

>一昔前の学歴社会批判から就職のエントリーの際に大学名を問わないという学歴不問の企業が増えました。 これは、求職者に対するものでなく、世間に向けてのポーズですよね。 事実が証明されれば法令違反ですね。 よって、法令違反ですから、その法令が憲法に反しない限り、これらの事実は当然妥当とは言えませんね。

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