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同じ親からのカブトムシ同士の交配
こんにちは。 去年から買っているカブトムシがどんどん成虫になって出てきました。 質問なのですが、同じ親から生まれた成虫同士は今後、交配させない方が良いのでしょうか? 数が多いので、どのカブとどのカブが同じ親から生まれた、と言う区別はわからないのですが、外部から別のカブを連れてこないかぎり、その可能性は高くなると思います。 1年、2年と血(?)が濃くなって行くと、生態に何か変化は出てくるのでしょうか?
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大丈夫です。普通に交配できます。 近親で交配すると数年後には若干小型化する傾向はありますが 支障ありません。 養殖されてショップで販売されているカブトムシは、何代にも渡って 兄弟親戚でブリードされているものが殆どです。 哺乳類などの知的レベルの高い生き物では良くないのですが、 昆虫レベルでは問題ありません。
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- lop_lop
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追伸 大きなカブトを作ろうと思ったら、メスのサイズと幼虫に有機肥料を 与えれば大きくなります。 これはメスの産むタマゴのサイズでかなり差がでです。 オスは大小なんでもいいです。 幼虫を大きくするポイントは、2令時点で十分な水分を与えて水太りに させます。カブトは栄養の有無よりも十分な水分が必要です。 これで急激に成長します。 10月ごろまでに、最大体重へと持っていくことが必要です。 11月以降は惰性ですね。とにかく十分な栄養をあたえて体重を維持させます。 これにより水太りの状態から筋肉質な体へと変化させます。 12月~4月は休眠と熟成期間なので、そっとしておきましょう。 5月以降は、サナギへの準備期間です。 ということで秋口までにどれだけ大きくさせるかが勝負です。 基本的にカブト系は短期決戦です。少ない期間でどれだけ大きく 幼虫を育てるかです。 この辺はクワガタとは逆です。カブトは十分な幼虫期間をとっても 大きくはるとはかぎりません。
お礼
ありがとうございます。 生まれてくる個体の大きさに関して… 肥料のことや、水分のことは、僕も実体験として納得できました。 水分のことは、今まで気にしていませんでしたが、lop_lopさんのご意見をうかがって思い出しました。 そう言えば、気密性の高い、常時ふたに水滴が付いているくらいの容器のカブは、早々と元気に成虫になりましたが、一般的に昆虫を飼うような通気性の良い飼育ケース(表面が乾いてしまうような)で育てたものは、発育が遅く個体も小さめなものが出てきましたね。 >これはメスの産むタマゴのサイズでかなり差がでです。 >オスは大小なんでもいいです。 このご意見は、とても参考になりました。 これとは別に、新しくカブトムシの質問を出そうと思っておりますので、そちらの方もよろしけばご覧ください。
補足
新しく質問をさせて頂きました。http://oshiete1.goo.ne.jp/qa3151737.html
- Mut3
- ベストアンサー率25% (5/20)
> 私は、幼虫時代の栄養環境次第だと、思っていました。 私も気になって、きょう多摩動物園の前昆虫博士の高家先生に聞いてみました。先生も単に経験談だが、 ・親から子への遺伝情報に、スタイルはある ・親から子への遺伝情報に、大きさ(全長)がある可能性もある ・しかし幼虫時期の栄養・環境が悪いと、遺伝情報までの大きさになれないで成虫になる。 > 生まれてくる成虫の大きさは、親の個体の大きさと関係するのでしょうか? 親からの遺伝情報には関係するが、環境による影響に比べれば小さい。のでは無いでしょうか。 また先生は、 ・小さい個体は俊敏に動けるのでデメリットばかりでは無い ・大きな個体が希望なら、しっかりとした長期の冬環境が必要 とおっしゃっていました。
お礼
なるほど。ありがとうございます。
- Mut3
- ベストアンサー率25% (5/20)
この問題、私も質問したいくらいなのです。 余計な話が多いので答えだけなら(※)以降を読んでください。 うちにも両親が兄弟姉妹同士で3代目のカブトが7~8匹いて、今年外部の遺伝のために友人からオスメス1匹づつ貰ってきました。昨日いざ交配する前になって気になってネット上で調べてみました。 (A)大きさは飼育方法で決まる (B)3代近親交配したら小さくなった この2点は事実の様です。それと私の3年間の観察から (C)飼育2年目になると幼虫の数が増えて、交配がオス複数xメスという状況になる。 (D)同様に飼育2年目は幼虫の数増えて環境が悪くなる。 (E)オス複数2匹xメス1匹だと、実は小さいオスが交尾する可能性が高い。特に小さいケース飼育で、大きいオス2匹+小さいオス1匹xメス1匹だと、ほぼ小さいオスが交尾する(漁夫の利交尾) (F)大きい遺伝子を持った幼虫も食料・温度等の環境で小さい成虫になる また友人(ちょっと競馬好き)から聞いたところによると、 (G)近親交配だと子孫の性質が顕著に現れる。優秀な親のみを交配する様にして、平均や平均未満の個体の遺伝子は残さない。 (H)急激に遠い遺伝子と交配すると次代や次々代で良くない。父・母両方に(優秀な)同じ遺伝子があって、はじめて子に現れる。 が、私自身は以下のように考えています。 大きいカブトを作ろうとしたら、 兄弟姉妹の中で一番大きいオスと一番大きいメスを掛けて主統として純血化していきます。 また2番目に大きいオスと外部の血の大きいメスを掛けて亜統とします。翌年亜統で一番大きいメスと主統で二番に大きいオスを掛けます。 そして2年後に、その亜統を主統に加えます。 実は自然界ではこの様な事が起きているそうです。 (※) すこし話がそれましたが、ご質問の「1年、2年と血(?)が濃くなって行くと、生態に何か変化は出てくるのでしょうか?」の答えとしては、 血が濃くなる事によって大きな支障はありませんが、飼育環境により小さいオスが交尾し易かったり、幼虫の食料が少なくなったりします。これらに注意できれば大きな問題は無いと考えられます。
お礼
ありがとうございます。 いろいろ研究されているんですね。私にとってはちょっと複雑すぎて… でもMut3さんのご回答を読んで、新たな疑問が生まれてしまいました(^_-) 生まれてくる成虫の大きさは、親の個体の大きさと関係するのでしょうか? 私は、幼虫時代の栄養環境次第だと、思っていました。
- debukuro
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同じ親からの子同士の交配では劣性になることが多いようです。 植物でも同じ花での交配は受精しないことが多いです。 他花、他家の順に受精率が高くなるようです。 昆虫も同じような摂理で近親間ではよくないと思います。
お礼
アドバイスありがとうございました。
お礼
ありがとうございました。 初めは、No.1の方と意見が違うようにも思いましたが、No.1の方もlop_lopさんも、それぞれ正論なのではないか、と思うようになりました。 結局、趣味レベルではきっちりと同じ親から生まれたもの同士だけを何年も掛け合わせ続けることは考えにくく、今年の夏にはどこかから別の雄や雌を捕まえてきたりして、血は薄くなるのが普通なのかも知れません。 短期間では、個体の変は見られないようですが、基本的には他の血を入れて増やす方が好ましい…、そんな結論に思えてきました。