ちょっぴり切ないあの頃・・、昭和を振り返って
かつて四畳半フォークなるものがありました。
かぐや姫の 「 神田川 」 「 赤ちょうちん 」 に代表される切ない曲調とその詞は、或る一人の女性がかつて愛し合い、貧しく儚い同棲生活を過ごした末の破局という過去・あの人を振り返る、そんな内容であったろうと思います。
歌の中のその女性は、その後良き伴侶と巡り合い今は幸せに暮らしているのかも知れない、それでも尚、必ずしも豊かではなかったあの頃に思いを馳せてしまう自分がいるのでしょう。
果たして学生時代に巡り合った相手との恋愛成就率 ( 結婚に至るという意味で ) は ?? 、そんな事を考えたりもするのですが、私自身はいみじくも学生時代に知り合った今の家内と結婚に至って早20と何年、無論盛大な紆余曲折の末にですが・・。
さて時まさに昭和の中後期、いまだ貧しい事が普通の時代でありました。
「 戦後のバラックってこんな感じ? 」 そんなあばら家住まいの友人もいた、その一方で飯場も普通にあったし鶏を飼っている御家庭もあった、今や平均坪単価全国有数の世田谷区に於いてです。
そんな中にあって我が家はまあ恵まれていた方でしょう、それでも週に2~3度は必ず猫すら跨ぐような安魚が食卓に上りまして、 「 え~!、また鯖~~ 」 、そんな不平を漏らそうものなら、 「 嫌なら食べなくていい!! 」 、般若のような顔をしたお袋様にそう怒られたものでした。
勿論小遣いだってそう貰えた訳じゃない、 「 金が欲しいなら自分で稼げ! 」 、それが普通で何の違和感も感じなかった不自由満載でいつもピーピーいってたあの頃、そんな昔が今となっては妙に懐かしく、金で買えるものなら買いたいほど・・。
その一方で、このところ立て続けに戦後を代表する大スターお二人が亡くなられ誠に寂しい限り、 「 昭和がまた一歩遠くなったなぁ 」 そんな感慨すら持つに至る昨今です。
さてちょっぴり切なかった貴方の昭和 ( 勝手に決めつけてすみませんが・・ ) を振り返り、成就しなかった恋愛・不自由したあの事・この事他何でも結構、思い出話などを語ってやって下さい。
お礼
回答ありがとうございます。 当時のことを学校でしらべる機会があったので質問させていただきました。 発表などでとても役立ちました。