高低圧電気工事全般経験20年で第一種電気工事士初年度合格者です。
第二種電気工事士の資格では自家用一般電気工作物の工事に従事する事はできません。
認定電気工事士の講習を受けても全ての工事をできるものではありません。
第二種電気工事士の交付を受けても実務経験3年以上なければ第一種電気工事士の試験に合格しても免状の交付はされません。
電気理論も通常は現場経験を重ねれば何の事も無く理解判断できるものが多くあります。
特に高圧に関しては理論的に解ってるつもりでいても、実際にどれだけ場数を踏んだかで臨機応変な判断ができるようになるものです。
質問者さんのような場合、さして現場経験など無いにも係わらず資格取得のみのために勉強されているのだろうなと私は判断しますがどうでしょうか?
第一種電気工事士試験の場合、かなりの広範囲でかなり専門的な知識も要求されますが、ほとんど実際には役に立たないものが多いです。
ですが近年試験開催側が民間に委託されたことから、だいぶ現場サイドに出題される試験問題が近づいてきています。
当然現場経験が無くては理解判断が難しい状況になってます。
逆に知識だけあってもそれが実際に現場で活かせないのでは国家資格など持つ意義がありません。
現在の電気主任技術者の大半は過去の電気工事士法の改正に伴って、経験10年以上の経歴を提出して自動的に第一種電気工事士になった人がほとんどです。
電気理論は基より現場経験もさほどでないため、知識? 経験? といった人も結構います。
参考書等の書物から知識を得ても、違った角度から見た問題を出された場合に理解できないというのがほとんどです。
例えばシーケンス関係を頭の中でどんなに理解したつもりでいても、実際に現物を使って回路を組む事ができますか?
なぜ電気は電線の中を流れるのか説明できますか?
過去の出題問題を見て理解できないというのはそもそも無理があるんじゃないでしょうか?
どんなに知識だけを頭に詰め込んでも、実際に理解できていなければ判断もできません。それが技術者たる電気工事士所以です。
はっきり言いますが、電気工事の中身をまるで理解できない人が3ヶ月で工事士を受験しようと思う事は間違いです。
努力や挑戦は認めますが、今のその段階では合格はどうでしょうかね。
補足
私が意図した、いやこのサイトの本来の目的を全く理解していらっしゃらないようですね。 あなたは、電気工事士の資格試験が現場で仕事をこなせる能力とかなりの差があると言いたいのか、資格試験合格≠実践力とでも言いたいのでしょうか? 別に電気工事士以外に限ったことではなく分かりきったことは言わないで下さい。 そのような方々を今までに見てきてそれに対して不満があるのでしょうか? もしそうだとしたらそれはその方々に言って下さい。 専門家とありますが何で分かりきったことを言いたいのか理解できません。それに専門家の意見など求めていません。 私は電気工事会社で事務を専門にしていて、会社の事情で私がこのような資格を取得しておいたほうがよいということです。世の中には人それぞれ事情があり資格を取ることを第一に求められている人もいるということです。取ったからといって即現場に対応できるとは思ってません。資格は資格、現場は現場というのが現実というのは誰でも知っています。だからもし現場に行ったとしても一から勉強だと思っています。 >質問者さんのような場合、さして現場経験など無いにも係わらず資格取得のみのために勉強されているのだろうなと私は判断しますがどうでしょうか? 上記でも言いましたが厳密には違います。現状ではまず資格を取ることが優先されています。 >過去の出題問題を見て理解できないというのはそもそも無理があるんじゃないでしょうか? 誰も過去問とは言ってません。 私がやっている参考書には過去問も含まれていると思いますが。 無理を承知でアドバイスを求めたのです。 アドバイスが言えない代わりに長々と不満ばかり言われても困ります。