高額療養費申請時の医療費控除の計算
高額療養費と医療費控除を、同じ年に利用する場合についての質問です。
歯科治療で通院中。入院・手術の予定です(医師の診断のおりた「治療」なので3割負担です)。
金額は全て計算しやすいよう、『仮定の金額』で書いています。
【前提】
通院(2013年1月~12月 毎月9,000円)合計108,000円
入院・手術(2013年12月予定)300,000円
・手術をする病院で、事前に高額療養費制度を申請します( 限度額適用認定)。
・個人で加入している医療保険から入院、手術分として、125,000円ほどおりる予定です。
・国税庁のHPに「保険金などで補てんされる金額は、その給付の目的となった医療費の金額を限度として差し引きますので、引ききれない金額が生じた場合であっても他の医療費からは差し引きません。」と記載されていました。
【相談】
先の話ですが「2013年に掛かった医療費を、2014年に控除申請する」時、通院と、入院・手術(高額療養費と医療保険を利用)は分けて考えて良いのでしょうか。
入院・手術の300,000円から食事等を引き、医療費としての実際の支払いが(高額療養費制度使用後)44,400円ほどと仮定すると、そこから個人の医療保険125,000円を差し引き、ゼロ円。
通院時の費用108,000円と、歯科以外で医者にかかった費用(風邪で内科に通院等、20,000円)の合算(128,000円)に対して、医療費控除を申請する……という考え方で合っていますでしょうか。
その場合、医療費控除の計算ですが、
「支払済み医療費-保険など補填金額-10万円」と仮定すると、
128,000円-0円-100,000円=28,000円
医療費控除対象額が「28,000円」のとき、自分の「所得税が10%」とすると、
28,000円×10%=2,800円
結論として、「2014年に医療費控除申請をすると、2,800円が戻ってくる」ということでしょうか。
「医療費控除を申請するぞ!」と意気込んでいたのですが、実際に計算した金額にちょっとびっくりしています……計算違い、考え違いの部分がありましたら、ご助言頂ければ幸いです。
お礼
早速のご回答有難うございます。 領収書だけを見ているのではなく、レセプトの方も確認しているのですか...そういう連結があるのですね。理由がわかれば納得できます。でも、払いすぎた医療費は返ってこないのですよね、なんだか矛盾がいっぱいですね。 でもアドバイス、有難うございました。おかげ様でひとつ勉強いたしました!では。。。 かしこ