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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:イギリスのEC加盟時のフランス首相ド・ゴールの発言について。)

イギリスのEC加盟時のフランス首相ド・ゴールの発言について

このQ&Aのポイント
  • イギリスのEC加盟時のフランス首相ド・ゴールの発言について
  • イギリスがECに加盟する過程で、フランス首相ド・ゴールが行った発言について調べています。具体的には、「アメリカに諮った」とはどういう意味なのか、そして「アメリカからのトロイの木馬になる」とはどう解釈すればよいのかについて理解したいです。
  • また、「ヒース内閣」がなぜ加盟に成功したのかについても知りたいです。

質問者が選んだベストアンサー

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  • Ganymede
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回答No.1

回答の前に、一言ご注意申し上げます。ご質問文の「イギリスはECの…(中略)…加盟が認められる。」は引用文のようですが、出所が明示されていません。下記の禁止事項に該当するだけでなく、違法行為のおそれもあります。 OKWaveヘルプ:禁止事項 http://service.okwave.jp/okwave/prohibition/ > 著作権侵害(中略) > 出所の明示化されていること まあ、そんな堅苦しいことを言わなくてもとか、「私もこれをいつも守ってるかな?」と反省したりとかもしますが、出所の明示には、著作権以外にも大きなメリットがあるのです。出所が分かると、その文章が次のどれかというような見当が付きます。 (a) 専門家が熟慮して書いたもの (b) 何にでも一家言持っているつもりの多作な「評論家」などが、書き飛ばしたもの (c) 作者は匿名で、「内容については責任を負わない」、「読者の自己責任でご利用ください」などと称してネット公開しているもの また、(c)の中にも、内容の質が高いものと、デマやインチキの類とがあるでしょう。問題の引用文は、(a)ではないような感じがしますが、出所不明では判断しかねます。 それでは、ここから後は回答です。 > 「アメリカに諮った」とは、具体的に何を指すのか イギリスの加盟申請は1961年に始まりますが、その時は EC ではなく EEC の時代だったようです。 さて、「具体的に何を指すのか」は、失礼ながら愚問かも知れません。考えてもみてください、イギリスが「公然と」アメリカに諮って、EEC に加盟申請するわけがないじゃありませんか。諮ったとしても、「裏」ですよ。引用文を常識的に解釈すると、「英国は米国と(事前)協議した。ただし、『トロイの木馬』作戦を話し合いましたと公表するわけがなく、あとは推測になる」というような意味でしょう。 したがって、「具体的」ではなく漠然としていますが、「アメリカに諮った」が指すのは、「英国は米国に相談して、米国は、EECの対外共通関税をやめさせるための工作などを、英国に話しただろう」というようなことだと思います。 「関税をやめさせるための工作」とは、翌年(62年)の通商拡大法の「80%品目」などです。次のサイトで解説されています。 『現代ヨーロッパ経済』イギリスのEEC加盟申請と挫折(甲南大学) http://kccn.konan-u.ac.jp/keizai/europe/05/02.html 経済企画庁、年次世界経済報告、62年12月 http://wp.cao.go.jp/zenbun/sekai/wp-we62/wp-we62-02103.html (引用開始) いわゆる80%品目に数えられるものは(関税交渉時にイギリスがEECに加盟しておれば)自動車,航空機,鉄道車両,金属加工機械,農業機械,有機化学品,事務用機械,電気機械装置など26品目である(引用終り) 外務省、わが外交の近況(いわゆる「外交青書」)、63年8月 http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/bluebook/1963/s38-5-4.htm (引用開始) 通商拡大法の主要点は、つぎのとおりである。(引用終り) > イギリスを通してアメリカの資本がECを席巻する」と > 考えての発言、と理解してよいのか 「イギリスを通してアメリカの資本が」と言うよりも、イギリスがEECに加盟するなら、以後アメリカ資本はイギリスを通す必要がなくなる理屈です。順を追って箇条書きすると、次のようになるでしょう。 61年、さらに67年、英国は加盟申請。 → 62年、米国で通商拡大法成立。 → 英国の加盟を認めれば、米国は「80%品目」条項を発動するだろう。つまり、ほとんどあらゆる機械製品などの、関税ゼロを提案してくるだろう。 → 「80%品目」条項自体は米国の勝手な法律であっても、EEC は「自由貿易」という建前に反対できない。原則として関税ゼロが望ましいのは、先進国の常識だ。悪い意味のブロック経済は、先の大戦の原因でもあった。 → EEC は、対外共通関税の引き下げなどを検討せざるを得なくなるだろう。 → 引き下げられれば、米国製品が EEC 域内に流入してくる。その際、米国資本は特に英国を経由する必要はない。 以上のような予想も、EEC が英国の加盟申請を拒否した理由の一つでしょう。67年の時もド・ゴールは反対しました。 > 何故、「ヒース内閣」は加盟に成功したのか 英国は断られても断られても加盟を申請し続け、EC(この時は EC になっていた)も断りきれなくなったからでしょう。ド・ゴールも既に亡くなっていたし。また、EC は拡大路線が基調でした。73年、英国は EC 加盟を果たします。

Liliy-white
質問者

お礼

 ご回答ありがとうございます。  著作権は問題ありません。私が大学の授業中にまとめたノートを更に抜粋したものですので、元の教科書の片鱗もありません。また、その教科書も担当教授が書かれたものなので、その観点からも問題ないものと思います。お気遣いありがとうございました。  ご意見も参考にさせていただきます。