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コンクリート住宅の今後

コンクリートの原料は7、8割が中国で採られており、中国政府も資源の確保という点から輸出に制限をかけたり、国の発展にともない税金のような物の負担も大きくなっていきます。現に七月から中国増値税の還付金が減額されすそうで値上がりは避けられませんよね。 コンクリートに限らず鉄鋼にしろそうですが、家全体が鉄鋼とコンクリートであるRC住宅は後数年、十数年後どのくらい値上がりしてると推測しますか?

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  • ベストアンサー
  • saltmax
  • ベストアンサー率39% (2997/7599)
回答No.1

>コンクリートの原料は7、8割が中国で採られており 資料の根拠、出典は何でしょうか? コンクリートはセメント、水、細骨材(砂)、粗骨材(砂利)、混和剤、空気を調合して作りますが、 セメントの主原料である石灰石は100%国産で、その他の材料である粘土、けい石、 酸化鉄原料(銅からみ、硫化鉄鉱からみ、他)、せっこうなどもほぼ国内で調達されています。 また骨材も運搬費がかさむため県内、近県産のものが用いられています。 コンクリートの単価はほぼ横ばいでバブルの頃も単価アップはほとんどありませんでした。 コンクリート自体は大手商社と物件単位で契約して単価が決められますが 使用数量が多いほど単価は安くなります。 大手ゼネコンの契約単価は1立米あたりベース18-15-20で9,000円~って感じですが 中小工務店では16,000円~ぐらいになります。 また原料の単価の値上がりより、燃料費などの運搬コストの方が 単価には影響します。大型生コン車が入れないような道路があって 小型指定をすると1立米1,000円ぐらい割増になります。 鉄筋に関しても使用材料の混在は強度上問題となるので 鉄筋の加工場では統一メーカーとしている場合が多く ロールと呼ばれますが注文して作る形態なので 鉄筋工場から業者に直納になります。 私は輸入品の鉄筋は見たことがありません。 市場原理で単価変動が大きいのは人件費で特に大工、鉄筋工、左官工や鳶工は奪い合いになり相場で単価が動きます。 住宅着工件数がこのまま伸びなければ職人の離職が増えるため 急激に着工が増えた場合には高騰する危険がありますが 施工坪単価は物価上昇分ほどは上がらないと思います。 ここ20年くらいは坪単価は物件によりけりで 同種類の建物種類で比べるとほとんど上がっていません。 スケールメリットがあるので100所帯程度のRC造マンションの施工単価は 戸建てRC住宅より遥かに安いです。 ハウスメーカーの販売価格は市場原理に従って変動すると思いますが、 一般人が変えない価格で販売はしません。売れない物を作っても破綻しますから。 設計事務所を使ってきちんと相見積もりをして発注すれば それなりの単価で発注できると推測しています。

ushole2000
質問者

お礼

...全然知りませんでした。 そして非常に勉強になりました、ありがとうございます。 『コンクリートの原料は7、8割が中国で採られており』 どこかで聞いた事があり勝ってに確信していましたが違ったんですね、、汗 ご丁寧に回答してくださって本当にありがとうございました。

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