こんにちは。
防水材料のメーカーです。
屋根の防水層に求められる性能は非損傷性です。
非損傷性とは近隣の火事にからでる飛び火により防水層が燃え広がらない事です。
その為、私たち防水メーカーは下地別(構造別)に飛び火試験を受け飛び火認定番号を取得しています。
耐火構造を余儀なくされる建造物の場合は例示仕様で大抵の防水層(断熱材が50mmまでで屋根勾配が30°まで)は飛び火認定番号なしで使用できますが、やっかいなのが22条地域です。
22条地域では屋根の構造が耐火構造であっても、最初に記載している様に下地別に飛び火認定を取得しなければいけません。
しかし、建物の構造はたくさんあり、私の扱っている材料でも全ての下地に対して飛び火認定は取得していません。
また、メーカーによっては殆ど取得していないメーカーもあるはずです。
なので、あなたのバルコニーで使用予定の防水メーカーに○○下地で飛び火認定を取得しているかの確認を行わなければ先に進みません。