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交流電場を誘電体に加えた場合の強制振動について
こんにちは、 下記HPの強制振動について興味を持ちました。 この低い振動数の交流電場を誘電体に加えた場合の分極の挙動や、金属中の自由電子に電磁波をあてた場合の運動、振動数が共鳴振動数と等しい場合の運動等について、優しく簡単に説明している資料、本等がありましたら教えてください。
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「下記HP」が掲載されていませんが、ここ(http://www.crl.nitech.ac.jp/~ida/education/etc/RFV/RFV.html)でしょうか? 金属に電磁波を当てたとき、自由電子が振動し、共鳴振動数より低い振動数の光の場合、入射光と逆向きの分極が起こるため、光をよく反射します。この振動は電子を剥ぎ取られた気体(プラズマ)の振動との類似からプラズマ振動と呼ばれ、それを量子化(粒子化)して、プラズモンと呼ばれます。以下の参考ファイルに自由電子の挙動が書かれています。プラズモンにはバルクプラズモンと表面プラズモンがあって、後者の共鳴周波数は前者の1/√2になります。 [1] プラズモン http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%97%E3%83%A9%E3%82%BA%E3%83%A2%E3%83%B3 [2] 金属自由電子の共鳴(PDFファイル5-6ページ) http://www.process.mtl.kyoto-u.ac.jp/pdf/b4_simizu.pdf [3] 金属の色の物理的起源 http://home.sato-gallery.com/education/kouza/metal_color_seminar.pdf
お礼
お返事ありがとうございます。 「金色の石に魅せられて」佐藤勝昭先生著を読みましたが、この本は、交流電場を誘電体に加えた場合の強制振動については、触れられていませんでした。「金属の色の物理的起源」は大変、面白かったです。今後ともよろしくご指導願います。
補足
いろいろご教示頂きまして、ありがとうございます。 すべて興味がありますが、 [3] 金属の色の物理的起源 http://home.sato-gallery.com/education/kouza/metal_color_seminar.pdf は、特に、金属の分極についても、少し触れられており、大変、興味があります。 しかし、私の知識が不足しているため、少し時間が必要です。 「金色の石に魅せられて」佐藤勝昭先生著を読んで、もう少し基礎知識を仕入れてからまた、質問させて頂きます。今後とも、よろしくお願い致します。