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関西ではあまり電子乗車券を使われていないんでしょうか
電子乗車券の発行枚数は、関東のスイカで約2000万枚、パスモは実質販売待ち状態でも400万枚。 一方関西ではピタパとイコカあわせて400万枚程度との事で、パスモとほぼ同水準です。私は関西にもおりましたので、関東よりお客が少ない事は認識していますが、それにしてもこの差はなんなのでしょうか。関西ってそんなに電車に乗らない人が多かったんでしたっけ。あるいは電子乗車券を利用しないんでしょうか。あまりの差が不思議です。
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そもそも関西は関東よりは人が少ないということが理由の1つというのは5380103様もご存知のようですね。 またICOCAは未だに関西でしか使えないです。 この夏にやっと岡山・広島地区で使えるようになります。 関東(Suicaエリア) は首都圏,新潟圏,仙台圏で使えますね。 首都圏といっても東京や横浜に限らず,宇都宮や高崎,甲府,水戸の方まで使えます。 関西の場合は大阪,神戸,京都,大津,奈良,和歌山と都市の数では変わりませんが,規模が違います。 前者が1555万人 (23区:850万人,横浜市:362万人,さいたま市119万人,千葉市93万人, 宇都宮市:50万人,高崎市:35万人,水戸市:26万人,甲府市:20万人) 後者が671万人 (大阪市:264万人,神戸市:153万人,京都市:147万人,奈良市:37万人,和歌山市:37万人,大津市:33万人) です。 それに関東には八王子,町田,川崎,相模原,横須賀,船橋,幕張,浦安,…とまだまだ人口の多い都市があります。 一方関西にも堺,吹田,茨木,高槻,寝屋川,枚方,西宮,尼崎,明石,姫路,草津,生駒など たくさんの都市が出てきますが,いずれも関東に比べれば小規模です。 また,人口の多い大阪府豊中市は阪急や地下鉄(北大阪急行) のほぼ独占です。 関西は私鉄がJRと平行していて,JR利用者に負けず私鉄利用者も多いということも理由にあります。 私鉄で使えるPiTaPaも他の回答にもあるとおり,クレジットつきが大半で まだまだ磁気定期券が主流です。 また,JRと私鉄の連絡定期券をICカードに載せられないのも利用者が増えない一因となっています。 ちなみに僕はICOCAと磁気定期券を使い分けている1人です。
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- odachou
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直接の原因はピタパがクレジット後払いが基本ということと、それにより前払いイコカと「完全に相互利用」というわけではない為、面倒ということになるかと思います。(連絡定期不可も大きい理由でしょう) さらに加えると回数券の使い勝手と競争が挙げられると思います。 関東の鉄道会社だと、回数券は有効期間ぴったり三ヶ月、区間指定が多いでしょう。だから金券屋にはほとんど売ってません。 一方、関西では、一例を挙げると 阪急だと、有効期間は三ヶ月先の月の月末までなので月初めに購入すると有効期間4ヶ月ということになりますし、金額式です。 回数券の種類も普通、時差、土休の他にハーフ時差、ハーフ土休とあり、切符式とカード式も選択できます。 JR西日本も普通の回数券11枚分なのに9枚分の値段に割引いて発売している区間がありますし、それ以外に平日昼に使える安い回数券があります。 しかも、並行している路線が多いので、金券屋にいくと、 「駅で買うより2割近くお得だよ、10時~16時までは阪急が安くて、16時から17時はJRが安くて、17時からはまた阪急の方が安いよ。」と言った現象も起きたりします。 そんなわけで、現金で金券屋派が意外といるのではと思います。
お礼
やはり割引券の存在ですね。 大阪っぽいですが、それって大事ですよね。 よくわかりました。
- gsmy5
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根底には、関西の事業者と関東の事業者のサービスに対する考え方の違いがあります。 関東の事業者は、折角新規投資して新しいシステムを開発したのだから、従来のサービスは(統合することで不便を感じる人がいたとしても)すべて新サービスに統合しようとの考え方があるように思います。 この方針により、JR東日本の磁気式イオカードはすでに発売廃止になっています。 私鉄各社のパスネットも、近い将来廃止することが明言されており、実際券売機以外でのパスネット販売を停止した社が大半のようです。 しかも、バス共通カードも、パスもよりお得度が高いことが明確であるにもかかわらず、将来の廃止が明言されています。 これら磁気カードを使用していた人はいやでもICカードを使わざるを得ず、各社の思惑通りICカードの販売を押し上げているものと考えられます。 定期券のIC化はたしかに、便利で関西でも見習ってほしい面ではありますが、連絡運輸範囲の関係その他で、どうしても定期券を2枚に分けなければならない人には、ICカードの恩恵は全く受けられず、その代替に磁気カードを選ぶことも将来的にはできなくなります。 関西の事業者は新しいサービスを行う際に、従来のサービスをすべて含めて代替できるなら、新サービスに統合するが、そうでなければ、サービスは並存するケースが多いようです。 イコカは確かにかなり普及しており、ピタパエリアでも共通利用できることから、磁気カードであるJスルーカードの存在意味は小さくなっていますが、明石市交通部などJスルーカードしか使えない事業者もあり、Jスルーカード発売の廃止予定は今のところないようです。 ピタパは他の回答にもあるように、ポストペイ方式のクレジットカードのようなものです。従って事業者側も磁気式のスルッとKANSAI利用者がすべてピタパに移行することなど最初から期待もせず、実際、磁気カードのスルッとKANSAIは廃止しないことが明言されています。 定期券のIC化は首都圏に比べ不便なケースもありますが、ピタパの場合は定期券を持たなくても定期券と同程度の利便性を目指していますし、実際かなりの人が定期券より有利な状況になっています。 しかし、諸事情により今まで通り磁気定期しか使えない人は、今後も販売継続が約束されている磁気カードを併用することで、今までと同じ利便性が享受できます。 市営交通などでは各市独自の割引カードが存在しますし、ある社しか使わない人は回数券カードが最も割安となりますから、これらを使う人々はICカードに手を出さないかもしれません。いずれも廃止予定はありません。 以上見てきましたように、関西では今後も相当数の磁気カードが使われ続けるものと思われます。その人数は下手したら今のICカードと同数程度(300万人程度?)はいるかもしれません。 (ちなみにスルットKANSAI事業者の定期外客は年間約10億人、そのうち約30~40%はスルットKANSAIの磁気カードを購入するそうですから、同一人の重複を考慮しても、磁気カードの「利用者」が数百万人単位であることは間違いないでしょう) 磁気カードが同数程度と仮定しても、首都圏の約半数、しかし、これは他の回答にもあるように、首都圏と関西圏の人口の差等を考慮すると、800万弱という数値は妥当かもしれません。 しかし、そのおかげで、所持するカード類はちっとも減らず、私のように共通利用できることは承知でイコカ・ピタパ・スルKAN・スイカ・パスネット・磁気式回数券カード数社を持ち歩くとかなり大変なことになりです。 (ま、今日はどのカードで乗ろうかなと選ぶ楽しさもありますが。ここまで極端でなくてもピタパを持っていても磁気式スルKANを購入し、割引を期待できない社局にはスルKANを使用して後払い総額を少しでも減らそうとする人は多いようです。)
お礼
長文でのご説明ありがとうございました。 割引の事情や連絡運輸の未整備など関東よりも利用がしにくい 状況がわかりました。圧倒的に磁気利用者が多い可能性がありそうですね。
- dod1972
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地元民ですが、 ・JRイコカと私鉄ピタパで、ポストペイとプリペイド方式で違うから、ややこしいことこの上ない→関西人は、ややこしい事が嫌いです。 ・乗降者数の違いが反映している ・エリアが狭い→よく、関西線の加茂を越えて月ヶ瀬梅林とかに行く人で、ピタパとかJスルーで揉めている姿を目にします。 ・ピタパで、大部分が三井住友カードが噛んでいる→三井住友カード審査は、比較的辛い目→ピタパのクレジットが審査落ちした奥さん方も多かったようです。特に、阪急のハナプラスとか、初期に相当数が落選したから、大ブーイングだったようです。 ・東京ほど券売機が混んでいないから、電子乗車券のメリットである、券売機に並ばなくて良いメリットが薄い ・電子乗車券を持っても、金銭的にメリットを感じないと思ってる人が結構いる 実際、地下鉄だったら、ピタパより回数カード買ったほうが良いケースが大半ですから。 そんな私は、 ・JR→モバイルスイカ ・私鉄→イコカ ・地下鉄→回数カード で乗ってます。大阪人としては奇特なほうでしょうが、これが一番見栄えが良くて(?)金銭的に得する乗り方ですから。
お礼
2つの方式というのは確かにわかりづらいですね。 この教訓を元に関東は統一仕様にしたのでしょう。 審査落ちした人が「こんなもん使うか」と怒って拒否している 可能性も充分ありそうですね。券売機に並ばないというのも あまり気がつきませんでした。 色々情報ありがとうございます。
- t78abyrf9c
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ご承知かと思いますが、ピタパはポストペイで、イコカはプリペイドです。 しかも、パピタは審査が入りますので、誰もが確実にカードを所持出来ない仕組みになってます。 両者のチャージ・清算方法が異なりますから、殆どの連絡定期が発行出来ないというネックもあり、首都圏に比べると普及が進まない要因になっているのではないかと思います。 http://bizmakoto.jp/bizmobile/articles/0604/10/news015.html 首都圏でも同じ事が言えると思いますが、ICカードの規格自体に柔軟性があっても、サービスを提供する各事業者に柔軟性が無ければ、せっかくの利点を活かし切れなくなってしまい、利用者に不便を強いる結果になってしまいますので、今後各事業者の柔軟な対応に期待したいところです。
お礼
「両者のチャージ・清算方法が異なりますから、殆どの連絡定期が発行出来ないというネック」→これは知りませんでした。 大きな理由のひとつでしょうね。 しかしそれにしても、こんなに差がある(約2000万枚)のはどうも不思議です。
- rinring
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ピタパはクレジットカードの機能が付いているものが主流のようで、それがネックとなっているかもしれません。 JRとそれ以外の私鉄とではチャージする場合はお互いで利用可能です。 特にイコカ(クレジットカードに付帯していない通常の分)は定期として使ってもポイントが付くわけでも無いので、特に普通の定期券を購入してもお得感がないからかなと思います。 私はJRのみ通勤で利用しているのと、定期券の範囲外で乗り越しの際便利なのでイコカを使用しています。 それぞれ電鉄会社を乗り換えるとなるとIC定期は複数持たなければならないので、それが面倒なのじゃないかなと思います。
お礼
ピタパはクレジットカードの機能が付いているものが主流と いうのは理由のひとつのかもしれませんね。 でもクレジットNGの人でも多くの鉄道路線を利用する人はイコカを持っていればいいと思うんです。 関西は鉄道同士の相互乗り入れが少ない=ある特定の路線しか利用しない人が多い という事が推察されるので,そんなに複数の路線を使う人は少ないのかな?とも思いますがどうなんでしょうか。
- newbranch
- ベストアンサー率30% (319/1053)
関西の方が、スタートは早いのですよ。例えば、自動改札なんか関東より10年近く早く始めています。しかし、関西の人の方が、現金に執着しているのではないかと思います。(電子乗車券は、すべて前払いでしょう?若し使い残したらもったいないとの感覚は関西人のほうが強いと思います。貴方も関西に住まわれていたならそのメンタリティは判りませんか?)
お礼
鉄道インフラ系は明らかに関西が早いのは重々承知しています。 にもかかわらず、ICカードの普及が今ひとつ(パイ自体が少ない) のが不思議なのです。おっしゃるとおり、現金主義の方が多いからでしょうかね。
- kouta77
- ベストアンサー率20% (185/896)
こんにちは 関西の方が電子乗車券のシステムの整備が遅れているだけですよ。 というか、関東が先行してシステムを導入してるからです。
お礼
関西の方が自動改札、多機能型券売機、IC乗車券等は先行しているようです。 本件はIC乗車券は関東より先に普及しているにもかかわらず、この発行枚数の差に疑問を感じた次第です。
- ref0304
- ベストアンサー率42% (39/92)
こんにちは。 私も流行に則って(笑)、一度は持とうとしましたが 手続きが面倒だったり、駅員がまともに教えてくれなかったりで 結局そこまでして要らないってなりました。 すぐに手続きが出来てすぐに購入できるのなら もっと利用者が増えていきそうですけどね(笑)
お礼
回答者さんのような方は多分関東でも多いと思うんですよね。 にもかかわらずこの差は何なのかとても不思議です。
お礼
データも交えてありがとうございます。 電車の本数や両数などは関西など比でないほど関東は混雑していますから、人自体が少ないのは何となくわかっていましたが、数値を見る限りこんなに差があるんですね。更に回答者さんと前の方々の回答を見る限り、私鉄ではピタパが今ひとつ普及していないようですね。まだまだ磁気定期券が主流と言うのも知りませんでした。 人口自体の違いと関西私鉄沿線の普及の遅れなんでしょうかね。