- ベストアンサー
バント姿勢
バントをするときって、ピッチャーに向かって構えるのが普通だと思ってましたが、 選手によってはピッチャーに背を向けて構える人もいるようですが、 何か違いがあるのでしょうか? 中日のカワイ選手(犠打数世界一)は、背を向けていたような気がします。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
背中を向けてという表現には語弊があると思いますが、ようはオープンスタンス(投手に対して正対する姿勢)とクローズドスタンス(投手に対して右打者なら左肩を向けた姿勢)のことだと思います。 オープンスタンスは、バントしやすいです。利き手がより遠くまで伸びますし、ひじが自由に動くので衝撃を吸収しやすい、ボールを見やすいといいことづくめです。ただしバントをすることがばればれなので、相手の内野にも容赦なくチャージをかけられます。転がすことは簡単でもよほどいいところに転がさないと成功しません。 クローズドスタンスは、バントはしにくいです。ただし、すぐいに打撃に切り替えられるので、相手は思い切って前に守りにくいし、もし前にでてくれば、すぐに打撃に切り替えることができます。左打者はスタートも早くなります。 同じ選手でも使い分けもありますし、いつでもクローズドでできる選手(バントに自信がある選手が多い)、オープンしかできない選手もいます。100%バントでバスター(ヒッティングに切り替えること)を考えていない選手やできない選手(もしくはそういう状況)はクローズドが多いですし、バスターをする,もしくはその可能性をちらつかせたいならクローズドが有利になります。あと左打者の場合、自分もセーフになりたい場合などもクローズドが多いでしょう。
その他の回答 (1)
- kazumax00
- ベストアンサー率50% (1/2)
まずバントの根本は犠打つまり「自分は死んでもランナーを進める」のが前提です ですから送りバントの場合「決めて当たり前」ですから決まる確率を上げるために正面を向いて構えるのがセオリーです(状況によっては投げる前からバントの構えもしてるのをよく見かける思います) この場合ライン上に転がさなくても野手に前に出てきて取らせるぐらいの勢いを殺したバントなら十分に成功します。 なぜなら特にセカンドの場合はバント処理に走る方向と投げる方向がまったく異なるからです。 ですので正面でも間に合わない状況がよくできます では同じ送りバントでも「スクイズ」はどうでしょう? この場合は「自分は死んでも点を取る」以上バントが決まればほぼ点になりますが、失敗すればランナーは死に自分はカウントだけ悪くなる、と悪い事尽くめです。 勿論只の送りバントではなく点に絡む行為なので相手も相当警戒します し、ホームに向かって走ってくる以上セカンドやサードに投げるよりも投げやすいですし、距離も短いためホームでアウトの可能性も高くなります。 そんな状態で馬鹿正直にバントの構えをするやつはいるでしょうか? だからこそ構えで警戒されづらくする工夫などが必要でしょう 尚、セーフティーバントなどみずからも生きようとするバントはあくまでも「ヒッティング」の一部です 通常のバントは「当ててから走る」のがセオリーですが、セーフティの場合は「当てに行きながら走る」という表現が正しいです。 故により高い技術が必要となります
お礼
ご回答ありがとうございました。論理的に野球を楽しく見れそうです。
お礼
なるほど、深い意味があったのですね! 特にクローズドスタンスについて、よく理解できました。難しいなりの理由があったんですね。 ありがとうございました。