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広島の前田選手はどこがすごいのですか?
落合監督やイチローなど、歴史的な名選手が口を揃えて「天才」と絶賛する広島の前田選手は、具体的にどこがすごいのでしょうか。 確かにいい選手だとは思いますが、少なくとも記録を見る限り、あの落合やイチローよりもすごいとは思えません。「怪我さえなければ・・・」というのもあるのでしょうが、怪我する前とて、「一流」ではあったでしょうか、「超一流」の成績を残していたわけではないように思います。
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- ZXYZY
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彼こそ侍です。 以前浅いセンターフライを飛び込んで取ろうとして後逸してしまい北別府投手の勝ちを失くしてしまいました。その後の打席で決勝ホームランを打ちましたが、北別府投手に申し訳ない、悔しいと言う理由で目に涙を浮かべヒーローインタビューに出ませんでした。 あと、アキレス腱を切って復活後、アナウンサーやマスコミの”これで復活ですね”の声に”前田智徳は死にました、今は騙し騙しやってます”と答えていました。 あと技術面ではライト線際の引っ張った打球が伸びて切れずにホームランと言うのが多いのですがあるインタビューで達川前監督が解説者の時にホームランの打ち方を聞かれて ”開きながら開かずに打った”と言ったらしいです。 達川前監督曰く”天才の言うことはよく分からんけど彼がいうならそうなんでしょう”とのことでした。 前田選手はど真ん中の球をよく見逃します。 彼曰く”俺はそんなにダメなバッターと思われているんか?なめられているんか?”と思うらしいです。 彼の勝負は甘い球、失投を叩くのではなく、投手が”これは打てないだろう”と思うベストピッチを叩くというものです。 又、2ストライク取られてからの打率のよさなどは天才を語るに難しく有りません。 守備は以前は強肩、広守備範囲を誇っていましたが下半身は満身創痍の状態で踏ん張りも聞かないので守備はかなり落ちましたね。
- dmcopen
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前田の入団当初の背番号は「51」 イチローは前田の背番号を取って51ですよ まずスイングがぶれないので、打った時に体のバランスが他の選手と比べて綺麗。 今はやはり足のことがあるので前よりは良くはないと思いますが・・・ 足のアキレス腱を両足を怪我しても2000本安打を達成する。 それだけで凄い選手です
- eroero1919
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こんなエピソードがあります。 彼が初めて甲子園に出場したときのこと、1回表、当時(当然)4番だった彼は早速センター前ヒットを打って出塁しました。次のバッターが凡退してチェンジになったとき、ベンチに帰ってきた前田選手は突然ベンチに座り込み守備に出ようとしません。突然「僕は野球を辞めます」と言い出して泣き出したそうです。 どうやら、絶好球を打ち損じてセンター前ヒットなどという「くだらない結果」に終ってしまったことが非常にショックだったようです。高校生が、甲子園で、しかも最初の打席でヒット打ったら普通誰でも喜ぶと思うんですがね。もちろん監督はわけがわからず、嫌がる彼を無理やり守備に出したそうです。 かつて彼と一緒に野球をやったチームメイトはプロの彼の姿を見て「あいつ、変わらないなあ」と感じることがあるそうです。それは、打ったとき必ず彼はバットのどこに当たったのか確認するクセがあるんだそうです。それは彼が高校生のときからずっと変わらないんだそうです。 なお、天才というものは我々凡人の尺度で理解することは不可能です。かつて「安打製造機」といわれた天才バッターがいました。榎本喜八という人です。この方は天才型の例にもれず奇行、奇言の人でもありました。ある試合で4打席ともヒットを打ったのに「今日は4のゼロだ」と非常に不機嫌になったかと思うと別の試合では全打席凡退したのに「今日は4の4だ」と非常に上機嫌だったこともあったそうです。天才にとっては「自分が納得するバッティングが出来たかどうか」が重要であり、紙の上の数字などというものは何の意味もないのでしょう。
お礼
ありがとうございます。 そのエピソード、聞いたことあります。大好きです。 あと、ある女性ファンから「頑張って~!」と声援をかけられ、「お前に言われんでもわかっとる!」と返したというのも大好きなエピソードの一つです。
- IXTYS
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前田智徳選手について 彼の通算成績は添付URLの通りです。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%89%8D%E7%94%B0%E6%99%BA%E5%BE%B3 20代の前半で、これから大きく伸びるという時にアキレス腱断裂しました。 それまでの前田選手は、50m5秒台の俊足でありながら、長打力も兼ね備えた攻走守の三拍子の揃った選手として、将来を有望視されていました。 それこそ、どこまで伸びるだろうかと期待の大きい選手でした。 高卒選手で一年目から活躍、三年目には三割をマーク。 89打点、18盗塁。 いよいよ、これからという六年目に大怪我をしてしまいました。 怪我をするまでの前田選手の実績は、同じ高卒で大成した王貞治、松井秀喜の両選手と比べても決して遜色のないものです。 怪我をする前の前田選手は、イチローのスピードと松井秀喜の長打力を兼ね備えていた選手でした。 イメージとしては、今年タンパベイで大活躍の岩村選手に似ています。 王貞治 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%8E%8B%E8%B2%9E%E6%B2%BB 松井秀喜 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%BE%E4%BA%95%E7%A7%80%E5%96%9C 怪我の後、復帰して来ましたが、スピードは戻っては来ませんでした。 それでも、再三の怪我と戦いながら、2000本安打に近づいている、この精神力は見事ではないでしょうか。 彼が天才と言われるのは、そのバッティングセンスが看る人をして驚嘆させるものがあるのだと思います。 松井秀喜選手は、MLBでは思ったような長打力は発揮出来ていません。 これは彼の打法が、アウトサイドインといって、ボールを点で捕らえているからです。 彼は強く叩けば、ボールは遠くへ飛ぶと考えています。 しかし、MLBで実績を残すには、ボールを面で捕らえるインサイドアウトの打法が有利です。 懐に呼び込んで、バットのしなりで遠くへ運ぶバッティングです。 彼もMLB一年目から、打法の改造に取り組んでいますが、まだ実を結んではいません。 今のままでは、ホームランは精々20本と平均的な選手で終ってしまいます。 体格面では大きく見劣りのする前田選手や岩村選手が、長打力があるのは、球を面で捕らえる打撃センスを持っているからです。
お礼
ありがとうございます。 そうなんです。僕も前田選手とかぶるのが岩村選手なんです。 ただ、世間一般には、落合、イチロー>岩村、ですよね(今後の活躍しだいでどうなるかわかりませんが)。その落合、イチローをして「天才」と言わしめる前田選手は、さらにレベルが上なんでしょうね。
長くプロ野球を見てきました。 敵のバッターとして一番怖かったのが王であり、長嶋であり、勝敗どころで彼らが打席に入ると、絶対絶命のピンチと震えあがったものです。 その王、長嶋クラスの怖さを備えた打者はといえば、前田です。 ここという場面で打てるかどうか、そこが決め手。 これは打率とか打点とかの数字にはでません。 この点ではイチローも前田には遠く及ばない。 そんな前田も、このところチャンスに凡退が多いようで、往年の怖さを知る目にはフシギな光景に映ります。
お礼
ありがとうございます。 なるほど、逆にここぞというとき以外は気が乗らないため、数字的には平凡(それでも凄いですが)なのかもしれせんね。
- nanako-
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カープファンではありませんが、前田選手は好きな選手の一人であり、 また一選手としても相当凄いとは思っています。 が、仰る通り落合選手やイチロー選手と比較してしまうと 残してきた成績自体はそれ程ではありませんよね・・・ では何が凄いのか? もう10年位前になるでしょうか、 その当時落合選手のコメントなんですが 彼曰く前田選手の特に凄いところは ”配球を全く読まずに無心で打てる事”らしいです。 当時、私も前田選手には注目していたので この発言を聞いた時は「なるほど、そうなのか!」と 感心した覚えがあります。 前田選手自身は照れ屋でなので この落合選手のコメントについては謙遜して 「そんな事ないですよ~」みたいな事を確か 言っていたと思います。 尚、イチロー選手が前田選手を尊敬しているのは 確かみたいですが、理由は聞いた事がないですね。
お礼
ありがとうございます。 なるほど、説得力ありますね。 落合さんの現役の頃は、技術もさることながら、配給の読みなんかも卓越していたんでしょうね。しかしながら、単純に「技術」だけを比べれば前田選手のほうが上だと・・・・。ふむふむ、参考になります。
- marusan2006
- ベストアンサー率33% (26/78)
私は天才ではないので、技術的な事はよく分かりません。 前田選手は一番伸び盛りのときにアキレツ腱をやっちゃいました。 それ以来爆弾を抱えたままプレーしています。もう完治しないと誰か が言っていたのを聞いた事があります。もしあの怪我が無かったら、 イチローや落合の記録なんて、って事もありえますよ。
お礼
ありがとうございます。 ピーク時の前田選手、もう少し見ていたかったですよね。
- popesyu
- ベストアンサー率36% (1782/4883)
あくまでも両足のアキレス腱を断裂する以前の話ですが。 1.ミート力と長打力を同時に兼ね備えている。 通産3割・250本を超えたのは過去10人しかいない。 http://www.plus-blog.sportsnavi.com/input/article/6 2.走行守全てが超一流 3.難しい球でも難なく打てる。 例えば失投を見逃さないというのも集中力という一つの長所ではありますし、例えばイチローのように予測外の球でもとりあえずバットに当てられる(さらにスイング後の始動が早く、足も早いので内野ゴロでも安打にできる)というのもこれもまた才能ですが、相手のベストボールでも完璧に打ち返せるというのが天才たる所以です。この辺が落合やイチローが認めている点で、特にその特徴とされているのは類稀なバットコントロールとされています。 4.打撃理論が一般的 イチローや落合も天才ではありますが、あの天才さは誰にも真似できないという意味での天才です。イチローだったら選球眼や反射神経、落合だったら強靭な手首など、凡人が鍛えてどうなるものでもない部分が基礎になっています。そのためバッティングフォームとして真似をするなら前田が一番と言う人は多いです。 度重なる怪我を超えて以降はちょっと凄いというレベルです。あれだけの怪我をして"ちょっと凄い"に落ちたのが現状です。つまり残せたとしても成績的にはせいぜい名球会レベル。"せいぜい"名球会です。 あと拘りが多すぎるため、所謂職人肌として、気に喰わない器が出来たらその場で壊す的な芸術家っぽいプレイスタイルに対しては結構非難している人も多いです(ただそれは怪我以前の話です)。 単純に成績だけが凄いとするなら、もうちょっと現実的にがめつくやって、手を抜く所は抜いて、限界を超える前に休み休みしていれば、おそらく今の成績をはるかに上回るモノは残せていたでしょうが、それを良しとしない性格的なところも尊敬を集めている部分だと思います。 例えは悪いですが江川の反対にいるようなタイプw あの人のスタイルは若い頃に散々周囲の大人におもちゃにされた結果の自己防衛策の現れだとは思いますが。前田の場合はそういう経験が無かったためにまっすぐにストイックに育ってしまったのかと思います。
お礼
ありがとうございます。 そうなんですよね、バットコントロールが凄いのというのは、私のようなど素人が見てても何となく解ります。 怪我さえなければ、またもう少し要領良くやっていれば、もっと凄い数字を残せたんでしょうね。
打率3割を10回以上記録しています。これだけの選手は数えるほどでしょう。2000本安打も確実です。通算本塁打も270本とホームランバッターと比較しても遜色ありません。 何よりすごいのが通算打数に対する打率の高さです。現時点ですがおそらく歴代トップ10には入ってるでしょう。
お礼
ありがとうございます。 確かに凄いんですが、その程度(失礼)ですよね・・・ なぜ、歴代安打数一位のイチローや、三冠王獲得回数一位の落合から「天才」と絶賛されるのでしょうか?
私も前田選手に関して詳しくないですが、やはり歳をいっている方が こういう記録を打ち立てるのはすごいことなのではないでしょうか? スポーツの世界は20代がピークといいますし、それを40にもなろうという方が若い方と同等の力で活躍するというのはすごいものだと思います。 私もまだ若いのでピンときませんが、40代くらいになりいざ運動をしたさいにそのすごさを思い知らされるのではないでしょうか・・・。 イチローよりすごいと思うかは価値観の問題でもありますが、私はどちらにもどちらとものすごい理由があるのだと思います。
お礼
ありがとうございます。 確かにいい選手だと思います。誤解のなきよう申し上げると、私は前田選手、大好きです。 ただ、絶世の選手であるイチローや落合から見て、前田だけが「天才」と言われる理由が知りたくて質問しました。 おそらく、天才同士にしかわからない何かを持っているんだと思います。 それは何なんでしょう?
お礼
ありがとうございます。確かにフォームは綺麗ですよね。怪我をする前に比べ悪くなったと言われますが、それでも今のプロ野球ではダントツに見えます。