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森見登美彦さんという人物
森見登美彦さんってどう思う? 個性的ですさまじく強烈な文脈で、考えて読むに値する 現代の文学に独特の影響を与えてる?ように思うんだ。 ってそう思ってるおれ自身自信がない・・・ とにかく難しい、回りくどい、めんどくさい、うっとしい表現で 伝えてる(というか惑わしてる)と思うから。 皆さんで森見登美彦さんを知っている方、印象なんかお聞かせください ませ。。。
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難しいことはわかりませんが・・・森見さんの作品は好きです。 森見さんの作品は独特の雰囲気が魅力ですよね。 私の森見作品との出会いは「太陽の塔」です。 当時は、ちょっと注目されてる若い作家のデビュー作という知識だけで何となく購入し、読後の感想は「面白いが、私の好みではないかな。」という程度でした。 しかし、その後新作が出版される度に気になって仕方がなく、全作読破してきた次第です。 いつのまにか森見さんの世界にドップリとはまっていたようです。 こういった流れで作家を好きになる事はあまり無いので、自分でも不思議でした。 すごいのか、ものすごいのか、とてつもなくすごいのか、はよくわかりませんが、私にとっては「とてつもなく気になる作家」でしょうか。 最近は同じく京大出身「鴨川ホルモー」「鹿男あをによし」の万城目学さんと比較される機会が多いようですね。 万城目さんの作品もまた独特の雰囲気が漂っていて面白いのですが、これは森見作品を読んだ下地があったからこそ楽しめた部分も多いのではないかな、なんて感じたりもしました。 さほど読書家では無いので文学的影響などはわかりませんが、静かに面白い波を起こしている人かな、とは思います。 なんだかまとまらない回答になりましたが、こんなのでよかったでしょうか。
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- jlrsmama
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こんにちは。 私は『夜は短し、歩けよ乙女』1冊しか読んだことがないので回答する資格があるかどうかわからないのですが… >とにかく難しい、回りくどい、めんどくさい、うっとしい表現で う~ん、そうですか? 確かに『夜は短し…』はあっち行ったりこっち行ったり、登場人物が振り回されるハチャメチャな展開をし、また恋する大学生が見ようによってはウジウジした感じですので「回りくどい」とか「うっとうしい」とかいう表現になるのでしょうね。 私はそれこそがこの作品の魅力だと思うのですが。 ただ少なくとも難しくはないですよ。 森見さんはかなりわかりやすい文章を書く方だと思います。 訳のわからない事象をわかりやすく表現なさってますし、安心して読めるしっかりした文章を書かれてると思います。 あと、キャラクターが個性的でとてもいいですね。 私は評価の高い作品でもキャラクターが魅力的じゃないと楽しめないので『夜は短し、歩けよ乙女』は好きになりました。 他の作品も続けて読んでみようと思ってます。 ただ、現代文学への影響力というのはどうでしょうか。 1冊しか読んだことがないのでこの点についてはコメントは控えるべきですね。
お礼
回答ありがとうございます。 私は「夜は短し歩けよ乙女」が初めて森見さんとの出会いです。 それ以降、「きつねのはなし」、「太陽の塔」、「走れメロス」 など他にもいろいろ読ませていただきました。 小説を読み始めてまだ1年ほどです。 とても個性的で魅力的な表現に私も感服しております。 ただ、私のような浅い知識ですばらしいと判断できるのか? と不安でした。 彼はすごいのか、ものすごいのか、とてつもなくすごいのか、 よく分かりません。 そんな風にあえて表現しているように私は思っております。 ですから、みなさんの意見は、見方は、感じ方はどうなのか 気になりました。 すごい人に惹かれてしまうことってあるでしょう? 森見さんに対しても私はそうなのか?と疑問だったのです。 質問の理由は以上です。 人それぞれの考え方を記載していただきありがとうございました。 思う存分堪能させていただきます。
お礼
回答ありがとうございます。 万城目学さんの作品は私も読ませていただきました。 「鴨川ホルモー」、「鹿男あをによし」は 私は意味のないものへの挑戦と捉えています。 一般的な恋愛小説でも、男女の関係や卑猥な境遇など そこに落ちている意味のあるものしか手に取りません。 ガラクタは無視です。利用しようともしません。 ですが、万城目さんはあえてそこに立ち向かって 玉砕覚悟で挑んでいるように見えるので素敵です。 森見さんと万城目さんがひかくされていることは 私は知りませんでした。 しかし、よく分かる気はします。 万城目さんが森見さんに多大なる影響を受けて、 小説を書いていることは素人の私としても納得してしまう ものです。 意味のないものでも意味のあるものに変えてしまう、また そんな一見ガラクタとも思えるものから、 光り輝く一石を見つけること。 そんな壮大で純粋ともとれる感情にあふれている作品、 そう二人から見て取れるように 今回のyondayondaさんの回答で一つ学ぶことができたように思います。 見方を変えて考えに耽ることも大切ですね。 yondayondaさんがこれからも良い本と出会いますように。