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パワーデュアルカレンシー債とは?

1億円前後の余裕資金があり、投資先を探していたところ銀行系証券会社から「パワーデュアル債」の購入を勧められています。 日米金利差を利用した仕組み債というもののようです。 スワップ金利狙いのFX運用を自分でするのと比べた場合、どちらが有利なんでしょうか?!手数料抜かれる分損なのでしょうか?

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回答No.2

どちらが有利であるか、という問に答えるためには、2つを比較可能なように情報をもっと記載ていただく必要があります。 あえていくつかFXの欠点を先に述べると、スワップ金利水準は、短期の政策金利差の影響を受けます。従って、今日、政策金利が変更されると、本日分のスワップ金利から影響を受けます。 コレに対して、債券は、利払いのインターバルが1、3、6、12ヶ月など幅があるため、たとえ変動金利型の債券であっても、今日政策金利が変更されても本日分の金利額が変更されることはありません。厳密には、仕組み債は、途中換金できない(しにくい、流動性が小さい)ので、満期保有になりますが、途中の金利環境の変化を、仕組み債の価格が影響を受けます。 デュアルカレンシー債は、ノックインノックアウト型の通貨オプションを包含し、そこで多額の手数料を銀行が抜いています。なぜなら通貨オプションのプレミアム額は一般投資家には監視できないほど複雑な計算が必要なので、いいなり状態でしょう。期中で高い円建て利息が入るからといって、満期時に外貨で返ってきて問題ないという状況でないかぎり、投資は見送りにした方がいいでしょう。 最悪の場合でも、自分で期中でどのようにヘッジする方法があるのか尋ねてみることと、 あとは、銀行に対して少々いじわるですが、通貨オプションのプレミアム額の計算式(詳細なもの、スプレッドシートでもらう)をもらって、実際にシミュレートして、銀行がいくら「抜いているのか」計算を銀行の営業マンと「一緒に」してみるのがいいと思います。 そういうお客様が、大変、苦手でした(私は元銀行マンなので)。(笑)

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ご参考まで。

参考URL:
http://www.ginzafp.co.jp/info/060616.html

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