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汚水の電気分解処理について
汚水処理として、陽極C 陰極Cu(Al,Fe)の交流電解をしています。この反応は、可逆反応なのか不可逆反応なのか教えてください。COD,リン酸の減少する理論が知りたいのです。また、どのような本を調べれば分かりますか?お願いします。
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交流電解でどのようなものが生じるか分かりませんか?交流電解というより高周波電解なのでしょう。また、なぜ、交流なのに電極が違うのですか。電極は等価なはずです。陽極、陰極は直流の電解のみに使用。へんだ。根元的な、アノード反応、カソード反応を起こす極の意味でしょうか。そうしたら、金属は液体中に陽イオンとして、溶け出します。重金属イオンを溶かしたら、廃水処理にならない。よけいに汚染してしまう。 まあ、最新技術だそうですので、旧来の知識では理解できません。が たぶん、発生する酸素(電解の発生期の酸素は酸化力が通常の酸素よりかなり強い)によって、有機物は分解され(酸化され)、CODは低下するでしょう。で、のこった、水素により、還元的な水になります。リン酸イオン→リン酸水素イオンとなり、塩を生じて、沈殿し易くなるのでしょう。リン酸の濃度も低下すると考えられます。 可逆反応なら、交流を使用した時点で、元に戻りますからね。
- 参考URL:
- http://www.kangen.co.jp
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- Take_chan
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交流還元というのははじめて聞いたのですが、このようなHPを見つけました。これにより、還元雰囲気になって、リン酸は脱酸素されるのでしょう。CODが下がると言うことは、還元されて無機化してるんでしょう。
直接的な回答ではありませんが、以下のサイトは参考になりますでしょうか? 1.http://133.175.254.49/report/kankyo/kounousan.html (高濃度産業廃水処理・リサイクルの最新技術動向) この本の「電気透析の原理」部分の記載は如何でしょうか? 2.http://www.jpo-miti.go.jp/ryutu/map/ippan08/1/1-2.htm (物理化学的処理技術) 特許を調査されて明細書の「従来技術」等の記載を参考にされては・・・? CODとリン酸は別に考慮しなければならないと思いますが・・・? つまり、有機物と無機イオンとは分けて考えた方が良く理解できると思います。 「リン酸イオン」に関しては「電気透析」等の理論を少し勉強されれば理解できると思います。 有機物(浮遊物?)に関しては、浮遊粒子の帯電との関係(?)とがポイントかと思います。 興味があれば、高分子(イオン)コンプレックス等で高分子(物性)関係の成書を探されてはいかがでしょうか? 補足お願いします。
補足
陽極、陰極は書き間違えでした。恥ずかしながら… 片方をカーボン(C)で固定し、もう片方をFe、Cu,Alの3種類での排水中のCOD,リン酸などの除去と書こうとしていたのですが直流と交流で比べていたので、つい直流のような書き方をし、大変ご迷惑をおかけしました。すみません。