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ジェットコースターの金属疲労
昨日、大阪のエキスポで大惨事が起きました。犠牲になられた方には大変胸が痛む思いです。亡くなられた方のご冥福をお祈り致します。 まだ、原因がハッキリしない現状での推察は良くないのですが、 今日の報道等によるとコースターの車軸の「金属疲労」が直接的な原因にはほぼ間違い無いと思われます。 私は建築分野の人間で、学生時代に構造の先生から「金属疲労」は土木・機械分野の人間に聞けとまで教わりました。 なので鋼材の疲労破壊の詳しい事は解らないのですが、機械等の分野では、ある運動に対しての継続時間(今回の事故等では運行日数など)毎に磨耗の激しいパーツの交換を促すような統計データなどがあるのでしょうか?飛行機では何時間の飛行でどこのパーツを交換など・・・です。また、統計データ以上に学術的に「金属疲労」は研究されていますか? どなたか詳しい方、ご教授お願いします。 (今朝の新聞等では、「建築基準法」による定期検査云々・・と出ていました。我々の扱う建築物の準用を受ける「工作物」として法的に扱われています。結構、オマケ程度の法律です。法改正も必要と思いますが。)
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回答ありがとうございます。 実験・研究は頻繁に行われているんですね。。 我々建築分野の人間は、扱う金属がほぼ「軟鋼」に限定される為、 鋼材特性としては「加工温度」と「加工方法」(プレス・ロール)に 集約されます。繰り返し負荷を受ける工作部品であれば「金属疲労」は 避けては通れない「設計条件」とは思うのですが、今回のEXPOの会見ではあくまで「想定外」の扱いです。機械に詳しく無くても「金属疲労」は想定出来る事象の一ファクターではあると思うのですが・・。 それらを補間する意味での多数の「実験・研究」ではないのでしょうか? 又は現場レベルでの設計・保守・整備までは「思想」が浸透していないんでしょうか? なんだか、理不尽でならない「事故」です。