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地球の温度の測定方法など

昨今の地球温暖化論議の中で、地球の気温の変化のグラフなどをよく見かけます。 そこで質問ですがよろしくお願いします。 (1)気温計ができる前(100年以上前)の気温はどうやって計っていたのでしょうか? (2)数千年前、数万年前の気温は、考古学的観点から推測していたとしてもかなりの誤差が生じていると思われます。そんな大きな誤差の気温データにどの程度の意味があるのでしょうか? (3)かつて地球が氷河期であった時でも、地球の平均気温は今の平均気温より数度低いだけであったと言われています。地域的な偏りが大きいとしても平均値が数度程度で氷河期になるものなのでしょうか? (4)現在の地球気温の測定は、陸地の気温の集計がほとんどで海面上の気温はほとんど測定されていないということですが本当でしょうか?

質問者が選んだベストアンサー

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  • kabo-cha
  • ベストアンサー率43% (403/928)
回答No.1

2についてだけ回答します。 気温の測定方法にはいろいろな手法があって、考古学、古生物学、地球化学などの各分野で様々な測定がなされています。酸素同位体比という手法だけをとっても、南極氷床、珊瑚などいろいろなサンプルから測定が行われています。 ひとつひとつの手法では誤差が非常に大きいのですが、どの測定法でも同じような結果が得られたならば、そしてそれが数値シミュレーションなどとの結果とも一致したならば、それは十分に信頼できるものと思われます。 1について、エピソードをひとつ。 ブリューゲルの『雪の中の狩人』という作品は雪が厚く積もった山里が描かれていますが、ブリューゲルが暮らしたオランダは現在では雪はほとんど降りません。それゆえ、彼が生きていた16世紀のオランダは、現在よりも気温が低かったことが分かるらしいです。 同じようなことは日本の浮世絵や、『北越雪譜』のような作品についても言えます。実に様々なものが手がかりになるようです。

その他の回答 (1)

  • naoki_s
  • ベストアンサー率22% (84/376)
回答No.2

(4)についてお答えします。 本当です。海上の観測点は極めて少ないです。 http://www.data.kishou.go.jp/obs-env/infohp/gaw.html 島がなければ観測点も置けませんし、難しいです。船舶からもデータをもらってますが、固定点ではないですから・・・ 最近は人工衛星からの測定も盛んに行われているようです。 気象庁のホームページに「地球環境ポータルサイト」がありました。 もうちょっと易しい説明があればよいですが・・・ http://www.data.kishou.go.jp/obs-env/portal/

参考URL:
http://www.data.kishou.go.jp/obs-env/portal/

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