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ギターのスケールについて

ギター暦1年の者です。(クラシック系ではなくロック、ポップス系)バンドは組んでおらず、趣味でやっています。 一通りコードは覚え、その他は基本練習以外は好きな曲のtab譜を見てコピーしかしていません。よってスケールのフォームなどは全然知ってません。 将来はバンドを組んでギターでアレンジや作曲をしてみたいと思うのですが、今はそのような願望はありません。 そこで質問なのですが、”スケール”は「作曲前にちょこっと勉強すればいいものなの」で、作曲やアレンジをしないような人はまったく必要ないのでしょうか? また、これはギター暦が長い方にお伺いしたいのですが、フレットの位置と音程は瞬時に一致するようにするべきなのでしょうか?またスケールの配置は大体(スパニッシュスケールやチャーチモードなども)網羅しているようにするべきなのでしょうか? 長文失礼いたしました。

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noname#199778
noname#199778
回答No.3

スケールについてですが、必要ないと判断する人にとっては必要ない知識と言うことになるでしょう。利用する手段や必要がなければ、無用なものになるのはどのような知識でも同じことです。スケールを利用することに意味を見出せるのであれば、アレンジや作曲の上でそれを利用するのでなくても、スケールについての知識は利用価値のある必要な知識になるといえます。必要かどうか、あるいは必要と判断するとしてその時に覚えるべきことの範囲は、結局はその人にとっての価値判断に依存する要素になると思いますよ。 なお、スケールについて文字情報として整然とした把握をしている、言い換えれば知識としてそれを認識しているということが、スケールを利用する上で必要な条件とは言えないかも知れません。人によっては体系化した知識としてスケールを認識していなくても、感覚としてスケールを利用して演奏をしている人も居ます。ですので、スケールを利用する上で絶対にそれを知識として学んでおく必要はないとも言えますし、逆にスケールを利用しているからといって必ずしもそれを知識として把握しているとは限らないともいえます。(ただし、そういう姿勢で臨める人に関しては、音楽に関するセンスに突出している部分があるということでもあります。真似をしようとしてできる範囲ではないかも知れません) スケールに関しては、意識的にせよ無意識的にせよ、演奏上はどうしても関わりを持たざるを得ないと思います。それについて、情報としてどれだけ把握する必要があるかについては、個人の価値判断で左右される要素になるでしょう。 なお、スケールについての知識の収拾については、ちょこっと勉強すればいいというのは見方が甘いかも知れません。きちんと把握するには、触れておくべき情報はちょこっとどころではすまないと思います。単純に音の配置のポジション図を覚えるだけで、スケールについて把握したというのは拙速とも言えるでしょう。 もし現時点で余裕があり、将来的にもスケールについての知識を利用するつもりがあるのであれば、あらかじめ余裕を持ってできるだけの情報を集めておく方が良いと思います。特に、コード進行とスケールとの関連なども含めて捉えるのであれば、ただスケールのシーケンスを覚えればいいというだけに留まらず、他にもいろいろなことを覚えていかなければ、理解するのも相当大変なことになるでしょう。将来的にそれを利用するつもりがあり、現時点で余裕があるのであれば、今度やればいいからと先送りしたりせず、余裕がある内に音楽理論の基礎的な知識からぼちぼち学習を始めるのが良いと思いますよ。 ギター上のポジションと音程については、これは整然と把握しておくのが良いでしょう。どのポジションでどの音程が出ると言うことは、きちんと認識しておくことは強みになりますし、それができないと言うことは演奏能力の上でも大きなマイナスになるでしょう。初心者と中級者との壁の一つといっても良いかも知れません。こうした点についても曖昧なままにせず、各ポジションと音名との関連を整理して身につけておくのが妥当です。 指板上の音程の配置については、チューニングを変えない限りは一定ですし、そう難しい規則性がある訳でもありません。丸暗記するのにもさほど労力は要らないでしょう。しかし、それを覚えておくことは、いろいろなところで役に立ちます。スケールの配置を指板上に展開する上でも役に立つでしょうし、それ以外にもコードネームを読んだ時に、自発的にコードフォームのバリエーションを考慮して、そのときの演奏に適したコードフォームを選択することができるようにもなります。利点は非常に多いでしょう。 ギターの演奏技術の面で言えば、漫然と「ここを押さえるように指示されているし、その指示通りに弾いているから大丈夫だろう」というように認識しているような状態は甘いと思います。楽器演奏では音を聴いてもらうことが第一で、聞く側にとってはどのポジションを押さえているなど楽器の操作に関する要素は、極端に言えばどうでもいい事柄になります。チューニングが狂っている弦があって、その弦上の音程についてスコア通りに弾いたと主張しても、チューニングの狂いのために出ている音程が外れていれば、それはミストーンでしかありませんし、押さえているポジションがスコアどおりだったということが、それを免責してくれると言うこともありません。そのため、聞かせることを意識するのであれば、出ている音程を中心とし、ギター上のポジションなどはそれに付随する要素として捉えるように、音を最重要の要素と認識するのが妥当です。その一環として、各ポジションの音程の配置を音名で把握しておくことも、大切な姿勢になると言えるでしょう。音程を重要な要素として捉え、また演奏する上でも指先の配置ばかりに気を取られずに音を聴き取るように意識を割り振ることをお勧めします。 スケールについては、利用する意図があるのであれば整然と理解しておく必要があるでしょうし、その上では使うスケールについてその音の指板上の配置を覚えておくことは基礎になります。特定のスケールを利用することを意識するのであれば、そのスケールについてはできるだけ指板上の配置も把握しておくのが良いでしょう。なお、その場合においても、ポジションが最優先の要素と言うことではなく、音程が最重要の要素であることを忘れずに意識することをお勧めします。 参考まで。

fridge
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 詳しくわかりやすい説明で、全て疑問に思っていたことの核心をついていました。 まずはポジションと音名の関連を整理して覚えようと思います。

その他の回答 (2)

  • 82w82
  • ベストアンサー率28% (148/519)
回答No.2

今アレンジや作曲をするつもりはないというのなら、とくにきっちりいろんなスケールを覚える必要は無いと思います。 でも簡単でもいいからスケールの知識があったほうがコピーするのにも便利だし、それをもとに自分でフレーズを作るのにも役立ちます。今そのつもりがなくても、一応でも知ってるとなんとなく簡単なフレーズぐらいはおのずとできるものです。そうなれば今までよりもっとギターを弾くのが楽しくなります。で、さらに音楽、楽器を弾くことの興味が深くなっていくと思います。 ということで、とりあえずペンタトニックスケールぐらいは覚えてみてはどうですか?簡単だしロックやポップスでは頻繁に使われます。 特殊なスケールやモードは、それを必要と感じたとき徐々に覚えていけばいいです。だいたい今必要性を感じてないならなかなか覚えられるものではありません。 ちなみにイングヴェイみたいな音楽をやるとしたらコンディミ(コンビネーションディミニッシュスケール)は必須かも。

fridge
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 コピーにも便利だということは初めて聞きました。 やっぱり簡単なスケールから覚えていこうと思います。

  • tom0120
  • ベストアンサー率26% (367/1390)
回答No.1

”スケール”は「作曲前にちょこっと勉強すればいいものなの」で、作曲やアレンジをしないような人はまったく必要ないのでしょうか? についてのみ・・・(^^; ・「目的」によると思いますよ。 そもそも、”スケール”を、必要とする音楽であれば、必要。 必要としない音楽でいいなら、不要・・・ということだと思います。 なので、その人の「好み」でしょうね。 ロック、ポップス系・・・といっても、”スケール”の利用度は、 その人たちによって、違うと思います。 別に、”スケール”を使わなくても、ロック、ポップスでしょうから。

fridge
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 よく考えてみたら、「みんながやってるからスケールの練習をしなきゃ」と「スケール練習」について漠然ととらえていたような気がします。 やはり目的を持つことが大切なのですね。

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