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イタイ小説ないですか?

先回の質問が流されてしまい、思ったような作品が見つからなかったので改めて質問させて頂きます。 チョット好みが偏り気味ですが、主人公が精神的に追い詰められ、ボロボロになっちゃうようなイタイ小説が読みたいです。 主人公だと理想的ですが、脇役が同じような感じでいい味出してるのもアリです。完結しているものでも、連載中のものでも結構です。 参考までに、 「不確かな抱擁」夜光花、 「カシミアのダンディ」「チャンプ」秋月こお、 「キリングビータ」五百香ノエル、 「偽りのピエタ」前田栄、 「黒き聖母の腕」はすなみ透也、 「二重螺旋」「間の楔」吉原理恵子、 「トワイライトサーガ」栗本薫(栗本薫先生の作品は全て読んでいるので、その他の作品は紹介不要です)。 ちなみに先回はボーイズラブ系で最近のものを・・・とお願いしましたが、今回はジャンルなしでお願いします。 最近の作品で、シリアスで内容の濃いものでお願いします。

みんなの回答

  • shiofei
  • ベストアンサー率42% (6/14)
回答No.6

『四龍島シリーズ』真堂樹 著 1巻はイマイチですが、2巻以降から徐々に主人公が追い詰められていく中華風ファンタジーです。 『亡国のイージス』福井晴敏 著 こちらは映画にもなりましたが、小説の方が良いです。

  • kotonaga
  • ベストアンサー率19% (22/114)
回答No.5

「されど罪人は竜と踊る」の2・4・5巻はヒロインがラノベではあり得ないくらい可愛そうな事になります。  とくに、4・5巻のゲストヒロイン・アナピアの最後はトラウマになりますマジで、詳しいことは言えないですが、読者をわざわざ高く持ち上げてから突き落とすような小説です。

noname#67192
noname#67192
回答No.4

なんといっても夢野久作「ドグラ・マグラ」でしょう。 出てくる人物で精神がまともなひとが一人もいないような気がしますし、なんだかこちらまでおかしくなってくるような変なトリップ感があります。戦後最高の奇書です。 あとは…、山本文緒「群青の夜の羽毛布」。 ネタばれになるので多くは説明しませんが、 これも、狂ってるのは誰?というような、しんしんと迫ってくるような怖さがあります。最後のへんに衝撃展開も。 同じ作者で、「眠れるラプンツェル」もお勧めです。 これは、昔美貌のモデルだったさえない主婦が中学生の男の子にうっかり恋焦がれてしまう…というものです。 あとは、純文学が平気なら、谷崎潤一郎はどうでしょう。 「春琴抄」や「刺青」の雰囲気はお好きそうですが、 「二人の稚児」とかもおすすめです。 (閉鎖的な山寺で育った二人の少年のうち、一人が山をおりてしまい、「女人とはいいものだ」みたいな手紙をもらったもう一人が無垢ゆえに困惑したりするはなしです)

回答No.3

No1さんに激しく同意なんですが、少々昔の作品であるので、私はここ数年の発表作品を1つ紹介します。 「どろ」 山本甲士著 小学館 ご近所スキャンダルモノです。主人公は市役所職員の夫、脇役は隣に住む夫。つまり、夫同士の嫌がらせ合戦です。ささいな事から端を発し、最後は殺人未遂へと発展します。精神的に追い詰められる理由が実に現実的でしかも小さいことなのです。主人公も脇役もボロボロです。彼らの将来までボロボロの予感があります。身につまされますよ。

  • mshr1962
  • ベストアンサー率39% (7417/18945)
回答No.2

鷹野祐希「傀儡シリーズ」講談社X文庫 http://www32.ocn.ne.jp/~tenkuraion/shelf/kugutu.htm 前田珠子「破妖の剣シリーズ」集英社コバルト文庫(この人の作品は主人公いじめが多いです) http://cobalt.shueisha.co.jp/meisaku/hayou/index.html 日日日「アンダカの怪造学」角川スニーカー文庫 http://www.kadokawa.co.jp/bunko/bk_detail.php?pcd=200502000285 本宮ことは「幻獣降臨譚」講談社X文庫 http://www.tcp-ip.or.jp/~mt2knm/main/MotomiyaKotoha.html 山本弘「サーラの冒険」富士見ファンタジア文庫 http://homepage3.nifty.com/hirorin/ 首藤剛志「永遠のフィレーナ」徳間書店アニメージュ文庫(絶版:OVA化 SFCゲームあり)

回答No.1

太宰治の『人間失格』を読めば、他のものは読む必要ありません。

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