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アリとキリギリス
どこかの芸術の国(憶えてません…)の「アリとキリギリス」は、 日本の、冬になるとキリギリスが死んでしまうものとは違い、 外に出れずに退屈をしているアリの前で音楽を演奏し、食料をわけて貰う、 という話があるとききました。 本当にそのような話があるなら、本になっていたりしないでしょうか。 ご存知の方がいらっしゃったら、是非教えて下さい。 また、そのように、 日本とは違う結末を迎える童話(など、皆が知っている物語)で 面白いものがありましたら、教えていただけると幸いです。
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(´・д・`) えっ! アリとキリギリスのお話って、冬になるとキリギリスって死ぬんですか? σ(*・_・*)が子供の頃に読んだ話は、雪の積もった中、アリの家の前で キリギリスがバイオリンを抱えて立ち往生しているのです。 気の毒に思ったアリが、中に入れて食事をご馳走し、お礼に バイオリンを弾きます。帰りに食料をわけてもらい、出ていくのですが その挿絵が、ショボンと肩を落として歩いていくキリギリスは寒そうで あたたかい家の中にいるアリのシルエットが幸せそうに描かれていました。 なぜか、何十年もたった今でも、その絵が思い出されます。 http://www.gulf.or.jp/~houki/essay/zatubunn/lion/ari.html ↑これによれば、アリがキリギリスを助けるという解釈の仕方は 日本独特なものとされています。死んでしまうというのはいつから そうなっていったのでしょうねぇ・・・ でも、このお話はイソップ物語でも超がつくほど有名なもので 現代版など様々な解釈がされたものがあるようです。 以下に、その面白いストーリーサイトを紹介しておきますね。 http://www.honya.co.jp/contents/manjimaru/56.html http://www.pantomime.org/pages/ens_arikiri.html http://www.f-open.or.jp/~koyanagi/ari.htm http://www.hat.hi-ho.ne.jp/viento/mukashi.html http://home.att.ne.jp/sigma/underground/arikiri.htm http://www.haijhs.haibara.shizuoka.jp/pta/webh10/H07-10.htm http://www6.ocn.ne.jp/~tukasa01/shosetu/theater1/program1-2.html
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- hanasaka
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イソップ童話やグリム童話は原作は割りと残酷なものが多く近代になり子供のための読み物として内容を改定されるようになりました。 図書館でよく読んだので手元に本はないのですが、桐生操さんなどの書かれた本当は怖いグリム童話などはいかがでしょうか。文庫本にもなってます。ほかにもたくさん出てます。 他の話ではシンデレラ。だいたいは幸せになって終わりですが、原作では継母と姉たちは捕らえられ罰を与えられます(あれ白雪姫だったかな?忘れちゃいました)。魔法使いが服とガラスの靴を用意してくれるのではなく死んだお母さんのお墓で小鳥が運んでくるのもあります。 白雪姫も王子様がガラスの棺の中の姫のあまりのきれいさに棺を自分の城に持っていこうとした時、ガラスの棺を抱えた召使がこけてしまってその拍子にりんごがのどから出てきたと言うのもあります。 挙げ出したらきりがないですね。
お礼
ありましたねー、桐生操さんの本…私もいくつか読みました! 残酷なのって好きでもないんですが、読みたいって思うから不思議ですよね(笑゛)。 では今、私(達)が知ってるものが、面白くなってるものなんでしょうね。 ただ「残酷だった」ってだけでなく、その中にも教訓めいたものとかあるんでしょうけど、 残酷さの面白さに視点を取られて、その殆どを憶えてもいません>< また読んでみようと思いました! 回答、有り難うございましたv
- keroppi
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過去にも似たような質問があります。 http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=166286 それとそこでの参考URLです。 http://www.geocities.co.jp/Bookend/9563/indexj.html その他・・ 白雪姫のラストで、王子さまはキスをせず、抱き上げた時にのどに詰まったりんごが飛び出て助かった。 七匹の子やぎ。オオカミのお腹を割くのではなく、持っていた袋を割いて石をいれた。 カチカチ山。ばばあ汁をおじいさんに食べさせた。or 殺しただけ。 童話なので、オブラートに包んであるものが多く、その他もっとあると思います。
お礼
すみません、「補足」でなく「お礼」のつもりでした。 大した違いはないかもしれませんが、一応><
補足
すみません。 その過去の質問もチェックしたのですが、 本など、手にとって見れるものも知りたかったので、新たに質問させて頂きました。 そうですね。探せば、違いは沢山あるんでしょうね。 個人的には、提示して下さっている、カチカチ山(の残酷さ!)が気になります! 回答、有り難うございました。
アマチュア作家やっております。 アリとキリギリスが死ぬのは、原版のほうのバージョンです。もともと地方童話なのでいくつものバージョンがありはしますが、一般的には「口伝え版イソップ」である、キリギリスが死ぬバージョンが多いです。 アリに助けられて改心するほうのバージョンは、これはおそらく現代人が最近になって作ったものであろうと思われます(ディズニーが最初か?)。 原作のアリギリスは、キリギリスではなくセミですから、アリに助けられて越冬というのは少々無理がある設定です。(キリギリスでも充分に無理はありますが) 「働かなくても、働いた人に助けてもらえる」という奇妙なオチをつけているあたり、現代人の表面的な中身のない道徳精神の正体がうかがえますね。
お礼
すみません、「補足」でなく「お礼」のつもりでした。 大した違いはないかもしれませんが、一応><
補足
え。では、 アリがキリギリスを助ける、とゆうのは、正しい意味での童話ではない、とゆうことなんでしょうか? ビックリです! 確かに、聖書(昔過ぎでしょうか…)を読んでいても、 自業自得、という言葉の元に死んで行く人は沢山いますが。 それに、なるほど、実際にセミが冬を越すのは無理っぽいですよね。 考えもしませんでした。 それなら、可哀相に思ったアリに一方的に助けられるのでなく、 バイオリンやらでお礼をする、という方が未だ現実世界には適応しそうですね。 思っていたよりも、深い内容をも含んでいそうで、面白いです。 素敵な回答を、有り難うございました!
- saaya
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nanami17さん、こんにちわ☆ わたしも、小さいころ聞いた「アリとキリギリス」の結末は キリギリスがこごえしんでしまうというものでした。 本ではなく映像なのですが、ディズニーの1934年に発表された シリーシンフォニーシリーズの短編「The Grasshopper and the Ants (アリとキリギリス)」では、アリの家の前で倒れたキリギリスを アリたちが温めてあげて食事を与えて、そのかわりキリギリスが バイオリンを演奏するというハッピーエンドでした。収録されているのは 「WALT DISNEY TREASURES SILLY SYMPHONIES」というディズニーの 短編集(2枚組DVD)なのですが、北米DVDなので日本のプレーヤー では再生できないのですが、約70年も前の作品とは思えないほど とってもすてきなので、機会があれば見てみてください(^-^) わたしはパソコンのDVDプレイヤーでなんとか再生してます。 参考になりましたらうれしいです!
お礼
すみません、「補足」でなく「お礼」のつもりでした。 大した違いはないかもしれませんが、一応><
補足
こんにちはv 早速の回答、有り難うございます! ところで、ディズニーにも、しかも70年前にあったなんて、びっくりしました! そして、ハッピーエンドなのですねv 子供向け(ですよね?)なので、幸せな終り方を選んだのでしょうか。 それに、他の人に話すとき、どんな話より、 「ディズニー」というブランドが説得力を持つ気がしました☆(笑) DVDには全く詳しくない(うちはプレステ2です…)ので、 お話を伺う限りでは、直ぐには難しそうな気がしますが、 機会があれば是非、見てみたいと思いますv 有り難うございましたv
私もキリギリスが死ぬとは知りませんでした。私は現在40代ですが、年代によっても変わるのか私も気になります。
お礼
yuseiさんがご存知なのも、 キリギリスを可哀相に思ったアリが、キリギリスに食料を与えるものなのでしょうか? 今の時代、本(や情報)は繰り返されるような気がするので、 年代で違う、とゆうと何だか不自然な感じがしますが、 その時代に流行るもの、とゆうのは確かにあるかもしれませんね。 でも、私の両親も40代なのですが(←失礼なことでしたら、ごめんなさい)、 それなら、親が子に読み聞かせるものが同じであるんじゃぁ? とか思いつつ。 そう考えると、また新たな疑問や楽しみも浮かびますね! 回答、有り難うございましたv
- kalimati
- ベストアンサー率38% (5/13)
原作はたしかアリとセミだと聞いたことがあります。 最後にセミ(またはキリギリス)は死ぬのが一般的な結末です。 因果応報、自業自得という教訓のお話しですが、他国と違い 何故か日本だけが食べ物を分け与えるという風に結末が違うそうです。 さすが仏教の国、和をもって尊しとする国ですね。
お礼
昆虫には詳しくないのでよくは判りませんが、 そう云えば、夏に音を奏でる、という意味ではセミの方が良い気もしますね。 何でキリギリスになったのでしょう? 因果応報、自業自得、という言葉は自分にも痛い言葉ではありますが(笑゛)、 日本がその結末を選んでくれたのは、何だかホッとするものでもありました(笑)。 世界がそうでないのなら、そのような考えではいけないような気もしますが… お早い、そしてためになる回答を、有り難うございました!
お礼
早速の回答、有り難うございますv キリギリスの結末ですが、様々なものがあるんですね! バイオリンを弾いてお礼をするにも、 食料のお礼であるか、リサイタルを開いて食料を稼ぐかではイメージもだいぶ違いますね☆ でも、私が残酷だと思っていた、アリがキリギリスを自業自得だと見捨てる話よりも、 更に驚くような、キリギリスさえも食べてしまう話も世界にはあるんですね… また、ネット上にも沢山の創作(?)があるんですね! 沢山のご紹介、有り難うございますv 読んでいて哀しくなるようなものや(一番最後のものなど、お洒落さがまた哀しさを助長します…)、 思わず笑ってしまうもの(CDを売って大成功! とか)など、 深く考えずに、普通に読んでいて面白かったですv 本当に、沢山の素敵な情報を、有り難うございました!