どこの河川敷かは存じませんが、国交省が所管する一級河川で、道も国交省が直接管理している場合、歩行者専用道とか自転車専用道というのは、基本的に造っていないはずです。
というのは、その道は道交法上の道ということになってしまい、いろいろな法律上の責任が生じてしまうのですが、実際に管理をおこなう河川事務所ではそこまでの仕事をしたくない、もしくはできないからなのです。
私の住む地域を流れる某一級河川の河川敷は、歩行者と自転車が分けられておらず、休日ともなると、歩行者もいる道を、多数のロードバイクが凄まじい猛スピードでぶっ飛ばしていて、さながらツールドフランスでもやっているかのような状況になっています。
無論、事故も多いです。
それで、先日、このことで河川事務所の所長と面談したのですが、できないのか、したくないのか、ともかく及び腰でした。
地域住民により近い立場にある自治体に道の管理が委譲されていれば、自治体に熱心に働き掛ければ、対策が講じられる可能性があります。
実際、それで大きな成果をあげている例もあります。
また、河川事務所の管理のままだとしても、地域の世論や地域住民の代表である地方議員からしかるべき形で話が持ち込まれれば、そう粗略なことはしないはずです。
問題を解決したいのであれば、町内会などで声をあげるとか、地方議員(なるべく住民に近い立場にいる市町村議員とかがいいと思いますが)に陳情するなどしたらいいと思います。