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口述で本を書く場合は、ワープロを打つ人を共著者にするのでしょうか
非常に忙しい人が本を書くときには、録音機に口述して、他の人がその録音を聞いてワープロで原稿を書く、という風にすることがあるのでしょうか。 もしそうするなら、録音機に口述するとき、点「、」とか、丸「。」とかの位置や、どの文字をどんな漢字を使うか、等も録音しておくのでしょうか。それとも、そういうことは、ワープロを打つ人に任せるのでしょうか。 あるいは、本人は「あらすじ」を口述するだけで、完全な文章を作るのはワープロを打つ人に任せる場合もあるのでしょうか。 もしそういう風に、原稿を作る作業の多くをワープロを打つ人に任せるのなら、そのワープロを打つ人を「共著者」にして出版するのでしょうか。
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口述筆記ならば昔からありますね。 私も多少文筆をやりますが、口述筆記の経験はないのであくまで推測ですが、句読点や漢字、体裁等はあとから本人が見て、手直し箇所を指示するんじゃないでしょうか。 >あるいは、本人は「あらすじ」を口述するだけで、完全な文章を作るのはワープロを打つ人に任せる場合もあるのでしょうか。 芸能人の本は、ほとんどこの方法だと出版社の人に聞いたことがあります。 いわゆる「ゴーストライター」というやつですね。 ひどい場合は「あらすじ」すらないとか・・・ 昔、あるアイドル歌手が自著の内容について質問されて、「すみません、私読んでないんで」と答えたという笑い話もありました(真実かどうかはわかりませんが)。 >もしそういう風に、原稿を作る作業の多くをワープロを打つ人に任せるのなら、そのワープロを打つ人を「共著者」にして出版するのでしょうか。 ないとおもいます。 だから、「ゴースト」と呼ばれるのでしょう。 また、そういう人たちは最初からそれを承知で請け負っているわけです。
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- nidonen
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出版関係者です。口述筆記ですが、原稿化を前提に口述筆記 する例は非常にマレですね。多くの場合、編集者やライターが インタビュー形式で著者と話をし、その録音をテキスト化した ものをベースにまとめていきます。 ご質問の「 ワープロを打つ人 」ですが、これはいわゆるテープ 起こしの仕事ですね。前述のライターが自分でやることもあり ますが、専門の業者に依頼することが多いです。この場合、その 業者に著作権が発生することはありません。よって、共著者に なることもありえません。 また、インタビューをベースに構成された本では、著作者の 扱いは2通りあります。ひとつはその話をした人だけを著作者 とする場合、もうひとつはライターを共著者とする場合です。 欧米では後者もよくあるのですが、日本では少ないですね。 たとえば矢沢永吉氏の「 成り上がり 」では、実際に原稿を 書いたのは糸井重里氏であることが広く知られていますが、 著者はあくまで矢沢永吉氏です。ただ、印税契約については 出版社の内部で処理できますので、著作者として名前が挙 がっている以外の人が印税を受け取ることは可能です。
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はじめまして。 質問の意図とあっているかはわかりませんが・・・ 氷点の三浦綾子さんは途中から口述だったらしいです。句読点も口述でだんなさんがすべてそれを書いていたという話を三浦綾子さんの本で読みました。 でも、書籍はすべて三浦綾子のみになっていますよね。 ちなみにこういう話を書いてみないか?というだんなさんの助言?で出来た小説もあるようですよ。 三浦綾子さんの場合は忙しいというより、手が痛い?だか何だか身体的な理由だったと思います。
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ご回答ありがとうございました。 大変参考になりました。
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