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トラックのシフトチェンジ(バックに)がしに難くなりかけ?
宜しくお願いいたします。分かり難くて申し訳ありませんが、 たまにですが、クラッチを踏み込んで、バックに入いりません。もう一度踏み込んだら、やっとバックに入ります。 私のトラックの乗りかたが悪い部分を推測できる範囲で教えてください。また、これからの注意点を教えてください。
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ご質問文を読ませて頂いた限りでは、 お車(トラック)にも異常はないようですし、ご質問者様の運転方法も間違っていないでしょう。 一部スポーツカーなどには、(http://static.howstuffworks.com/gif/transmission-5speed-gears.gif)の図の様に、リバースギアーにもシンクロが入っている車もありますが、通常は、リバースギアーにはシンクロは付きません。 よって、(http://auto.howstuffworks.com/transmission3.htm)の上の図、「ギラギラ動いている図」のように、リバースギアーは歯車が直接噛み合ったり離れたりするタイプのものも多いです。(通常はこのタイプ) 「歯車」は、イメージ付きますね?(http://science.howstuffworks.com/gear2.htm)山と谷とが噛み合って、歯車として噛み合う訳ですね。 リバースギアーの場合、上図「ギラギラ動いている図」のように、スライドさせて側面から歯車同士を離したり接続したりさせなければなりませんので、(http://static.howstuffworks.com/gif/gear-spur.jpg)の図のように側面は真っ平らではなく、入りやすいように側面も山状にとがらせてあります。(また、前進時にはリバースに入り難いように、はじき飛ばす形状にもしてあります。) この、側面の山の、丁度、頂上と頂上とが重なり合って同じ位置に来てしまった時に、山頂上同士がぶつかり合って それ以上進まないことがあります。この状態の時に、「リバースギアーに入らない」 ということになってしまうのです。 よって、確率的には、必ず何回かに一度は起こることですね。 もし、ギアーが、 (http://static.howstuffworks.com/gif/gear-spur.jpg) の図のようになっていたら、 それこそ、何度やってもギアーは入らず、20回に1度位しか入らないことでしょう。 しかし、この側面を山形状にすることで、ほとんどの場合でギアーが入るように工夫されているのですね。 それでも、100発100中とはいかず、数回に一度はどうしても頂上同士が重なり合ってステイしてしまうのです。 新車でも起きることですね。 この側面の山形状頂上付近が削れて変形してきますと、頂上同士が接触した時に上手くすり抜ける可能性が減ってきて、結果、リバースギアーに入らない確率が増えることはあります。 また、極稀にですが、このギアーの山の一部が欠けてしまいますと、その部分との接続時には常にギアーが入り辛くなりますので、もし、「以前よりは あきらかに入り難い確率が増えた」というのでしたら、ギアー欠けを疑ってみて下さい。 入らない時の対処法も、正しいですね。 一旦ニュートラルに戻してからクラッチを繋ぎ、 再びクラッチを切ってリバースに入れれば、良いでしょう。 リバースギアーのエンジン側のギアーの位置をずらして、山の頂上同士が重ならない位置にしてやるのですね。 ※同じ原理で、1速も時々入り難くなる車もあります。その場合も、同じ対処法で難なくクリアできます。
お礼
丁寧な回答を有り難うございます。これからも乱暴に扱わないよう、気をつけます。