与那国海底遺跡と尖閣問題
与那国海底遺跡と尖閣問題
昔、与那国島近海の海底に遺跡のような物があると話題になったことがあります。
結構、メディアなどでもこの遺跡?のことは報道されましたし、世界中の不思議な事象を取り上げ、世界的ベストセラーになった「神々の指紋」の著者、グラハム・ハンコック氏も調査しに来て、その後、本にもされました。
覚えておられる方も多いのではないでしょうか?
この海底遺跡?を発見されたのが、新嵩喜八郎という方で、この人は日本青年社与那国支局長の肩書きを持つ方です。
日本青年社といえば、尖閣諸島の魚釣島に灯台を作ったり、抗議船を出したりした右翼団体です。
日本青年社の方が海底遺跡?を発見したというのは偶然なのでしょうか?
石原慎太郎氏が言っていたらしいのですが・・・、
「スプラトリー(中国が周辺国と領有権を争う南沙諸島)と同じことになるよ。中国がどうやって勝手に基地を造ったかといったら、まず秘密部隊が夜中に行って海に潜ってモノ投げる。中国の古銭、土器の破片。次に調査団が行って潜ってみたら『証拠あるよ』と。フィリピンもベトナムも泣き寝入り。
中国に↑のようなことをさせない為に海底遺跡を発見!!(つまり尖閣諸島周辺の海域の海底は調査済み)
というアピールで海底遺跡発見ということになったのではないかと、私は思っています。
海底遺跡が沖縄の歴史と繋がっているということになれば、あの海域は歴史的に日本の領海ということになります。
中国はそれならば、沖縄自体を中国の領土だったということにすれば、あの海域は中国の領海になるということになるので、最近、盛んに琉球(沖縄)は中国領だ!!と主張し始めたのかもしれません。
みなさん、与那国海底遺跡と尖閣問題はリンクしていると思いますか?
そのことについて書かれている本などはありますでしょうか?