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アメリカ大学院への留学について

現在アメリカ大学院への留学を考えています。 今は慶応大学の経済学部に所属していますが、物理学を学びたいと思っています。 アメリカの大学院は専攻の変更が利くと聞いたので留学して物理を勉強したいのですが現実問題としてやはり難しいでしょうか。 またprerequisiteという準備科目があるらしいのですが詳しくは知りませんので教えていただけると幸いです。

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  • goldy123
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回答No.3

学士が物理で、他分野を副専攻していた学生が、副専攻だった分野の院に進むのはそんなに珍しくないのですが(多くの理系分野では物理の知識が役立つので)、経済専攻で物理の副専攻無しという状態から物理の院へ、というのは難しいかも知れません。まずは興味のある大学院の募集要項を見て、prerequisiteの科目を確認するといいと思います。多くの大学院では同じ大学の学部レベルでのカリキュラムと同等です。 ちなみに自分の出身大学では物理やコンピューター専攻は特にカリキュラムが厳しく、入学時からそれぞれの学科に所属してコツコツと基礎クラスから順にこなさないと4年での卒業は無理でした。最初の1年で微積分ベースの基礎物理をこなしますが、この部分は日本の大学入試で理系の再難関校に物理や数学を使って合格した人には何とかなるかも知れません。しかし2年次以降はそれをベースにして流体力学や電気関係などを順に学んでいくので、これ以降を他学部での勉強で置き換える事はかなり難しいと思います。また、レベルの高い院の場合、出願時にはGREのsubject test(物理)も要求されます。このテストについては過去問を含む参考書が市販されているので、それをスラスラ解けるようならば望みはあると思います。

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その他の回答 (3)

  • milky2222
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回答No.4

経済学部から物理科の大学院入学は無理だと思います。 理系のカリキュラムは、基礎科目をパスしないと、専門科目を履修できない仕組みの学校が多いです。 現在、かなりの数学と理系科目の単位を持っておられて、GREの物理のSubjectテストで満点でも取れるなら別ですけど、たぶん院への入学は許可されず、セカンド・バチェラーを取れと言われるでしょう。 日本の英文科卒で、どうしても物理が勉強したくて留学した友人は、院へは入れず、学部で理系科目を3年以上勉強させられました。 彼女は、最初の2学期は中学レベルの数学と英語のみ、その次は基礎のサイエンス科目と微分積分。結局、物理の専門科目を取れるまで1年以上掛かったそうです。

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回答No.2

マスターでメジャーを変えるのは可能ですが、恐らくセカンドバチェラーを取るような形になると思いますね。大学レベルで専門的な科目の単位を持っていなければ、それを取らなければなりません。メジャーを変えてしまうと、deficiency だけでは済みません。 prerequisite というのは、一定レベルのクラスを取るための「資格」みたいなもので、その単位を持っていないと上のレベルのクラスを取らせてもらえないというものです。例えば大学院レベルのクラスにはそのレベルの人しか要らないわけで、大学3年レベルの人になんとかなるレベルではないとか、そのような意味です。大学院生でありながら大学レベルのクラスをたくさん取らなければなりません。 大学院でメジャーを変えることはいくらでも可能です。ただ、一般的には3~4年は余計にかかると考えておくとよろしいかと思います。

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  • ctrpiv
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回答No.1

アメリカの大学院と言ってもいろんなことがケースバイケースだし、修士レベルを目指すのかPh.D.を目指すのかによってもかなり違いますが一般論だと自分が思っているところを言います。 まず入学審査では、学部時代に物理学のバックグラウンドをどれだけ学んでいるのかも審査のポイントになるので、不利になります。あくまで不利であって、不可能ではありません。どのくらい不利なのかは全くのケースバイケースです。 入学後はdeficiencyと呼ばれる学部の基礎授業を取らされる可能性が結構あります。「院の授業を取る準備が出来てないから卒業単位に認められないけど基礎の授業を取りなさい」という感じです。deficiencyは学科で決められている場合もあるし、指導教官に個人的に要求される場合もあるし、院の授業を取るためのprerequisiteとして要求される場合もあります。 どれだけ要求されるのかはあなたが大学時代に取った授業科目やアメリカの学校の方針、指導教官の個人的な考えなどにも左右されるので、行ってみないとなかなかわかりません。一般的には半年~1年くらい卒業が遅れる気持ちでいるのがいいかもしれません。1年分以上の準備科目を要求されることはマレだと思います(そういう人は出願時点でそもそも大学院に入学を許可せず、学部への編入を勧められると思います)。時間がかかってしまう分、学部から専門を変更した人でもきっちり基礎を押さえることができる優れた制度だと思います。 ちなみにPrerequisiteというのは「Aの授業を取るためにはBとCの授業を事前に取っておくこと」という際のBとCの授業をPrerequisiteと言います。学部の時は結構きちんと取らされますが、院になると指導教官や担当教員によっては「お前はもう院生なんだから、BとCを取ってなくてもいきなりAを取って基礎の足りない所は自力でなんとかしろ」ということもありえるし、こういうのは行ってからしかわかりませんね。 経済学から物理の変更だと、基礎が出来てないと思われてアメリカで学校からTAやRAなどの奨学金を貰えるチャンスはかなり減る気はします。 アメリカの大学院は専攻の変更が利くというのは一般的に正しいんですが、理系分野は学問的な積み重ねが重要なので、変更の際にはやっぱりいろんな面でちょっとずつ不利になります。 出願校を探す際は、できれば慶応の物理の先生や先輩などのコネを使って、「慶応はとにかく優秀だから」ということで押してみると意外にスムーズに受け入れてくれるかもしれません。

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