野生動物同士はお互いをどんな風に見ている?
人間同士の場合、例えば日本人から諸外国の人を見たら『わぁ!外国人だぁ!』みたいな気持ちが湧いたり、ただの一般人でも、諸外国の人がテラス席で食事をしてるだけで絵になったりします。
※あくまで私見ですが(笑)
で、本題になりますが、野生動物同士は果たしてお互いをどんな風に見ているのでしょうか?
(以下、だらだらと綴っているので読む読まないはお任せします)
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特に知りたいのは肉食動物と草食動物がお互いをどう見てるかです。
極端な意見ですが、関東の人間が、関西、東北の人を見て『殺して食べよう』などという考えはまず起こりません。
【殺す、食べる】という発想がそもそも起こり得ないです。
当然ながらそれは世界共通の人間の倫理や道徳だと思います。
しかし、野生動物の場合はそんな理屈は通らず、正に生きる為に肉食動物は草食動物を狩って食し、時には同じ肉食動物同士でも狩るか狩られるかの壮絶なドラマを繰り広げます。
人間も肉や魚を食べます。
ただ、大半の人間は既に加工された肉や魚を食べるのであって、一般人が原始人みたいに自ら狩って捌いて食べる事などは、漁師や狩猟を生業にしている人以外はまずしないでしょう。
現代の地球上でも、狩猟を行いその肉を食す文化やまたは狩猟を実際に行い生活をしている人種はいます。
哺乳類同士とはいえ、人間から見て、牛、豚、鹿、猪、羊、馬など食用として食べられる動物に対しては、
【人間と動物】という人間独自の境界線を設けて、食用の動物に対して多少の慈悲はあっても、やはり人間が生きる為の食糧という見方の方が強いと思われます。
それらの動物からしたら人間は悪魔みたいな存在に映っているでしょう。
肉食動物と草食動物の場合は?
【ライオンからシマウマを見て】
【シマウマからライオンを見て】
の場合、見かけは全く違いますが、同じ野生で暮らしていて、同じように四足歩行の姿をしていて、同じように水辺の水を飲んだりと、一定の距離を持ってお互いを見れば、ライオンはシマウマを食糧と思う事も、シマウマはライオンに狩られるなどと思う事もないように思えるのです。
『ライオンがいるなぁ(´・c_・`)』
『シマウマがいるなぁ(´・c_・`)』
という風に、お互いが狩る時と狩られる時になるまではこんな感情でしかないように思うのです。
なのに、
【ライオンがシマウマを狩る時】
【シマウマがライオンに狩られる時】
この時のお互いの見え方は、食糧と殺戮者です。
さっきまで特にそんな風に思っていないのに、お互いの距離が近くなってしまったら一気にこうなります。
これを再び極端な例えで、諸外国の身長2m超えの屈強な外国人男性が、日本人の平均身長170cmの男性と距離が近くなったが故に、どちらかがどちらかを食糧、殺戮者などと思うでしょうか?
思う訳ありません。
一見したらやはりこの場合も見た目は違いますが、哺乳類同士、人間同士という感情からそんな考えは湧き起こりません。
野生動物同士を引き合いに出して、人間同士はこんな事はしない、あんな事はしないといくら挙げても、そもそも比べようがないので切りがない事は分かってはいます。
しかし、野生動物、草食動物が、一瞬の内にお互いを全く違う存在に見てしまうかと思うと不思議でならないのです。
ここまで読んで頂き本当にありがとうございます。
知りたいのはタイトルに記した通りです。
皆さんの見解を是非お聞かせ下さい。