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開けるならどっち??(経腸栄養)
私の曾祖母(92歳)が先月脳梗塞のため倒れました。 現在曾祖母は、左半身マヒと嚥下困難(少量なら口からでも食べられるが,多量に摂取するともどしてしまう)の症状があります。 どうしても口からの食事だけでは栄養が足りないので、 主治医からは「鼻からか、胃からかどちらから摂取するか決めてください」と言われています。 私は、お腹に開けた方が今後も回復が見込めると聞いたので、そちらが良いと思うのですが・・・ 検査をしたところ、"ゆちゃく(?)"していて,"不整脈"もあるらしく、その手術をするには全身麻酔など大きなリスクが必要となるそうです。 医師は「鼻から」をすすめてきます。 ですが、祖父母はすぐに顔をさわってしまうので、管が抜けてしまわないか心配で、決めかねています。 曾祖母の家族構成は、祖父母と祖父母の娘夫婦(75歳)の3人で、 介護者(予定)となる祖母は、慣れない事に戸惑い、すでに辛そうです。 出来れば、介護しやすく,曾祖母も辛くないモノが良いのですが・・・ お願いします! このような場合どちらを選択したほうが良いでしょうか??
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初めまして。私は特別養護老人ホームに勤めています。 私の施設にも鼻腔・胃ろうの方がいらっしゃいます。 参考になるか分かりませんが、答えさせていただきます。 曾祖母さんはご自宅で介護されるんですよね?認知症はあるのでしょうか? 認知症があるのなら、鼻腔だと毎回抜かれてしまう恐れがあります。そうすると病院に行って、また入れてもらうことのなり大変だと思います。(病院に入院しているならその手間はありませんが、流すときに手を拘束されることもあるし、ひどいところは常時拘束します) 鼻腔のチューブは入れっぱなしなのでしょうか?それとも、1回流したらはずし、流すときに鼻に挿入するのでしょうか?それによっても本人の負担が違うと思います。入れる時とても苦しそうです。しかし入れっぱなしでもストレスになるでしょう。私の施設の鼻腔の方は、よく自分で抜いてしまいます。 口から食事を召し上がれるなら、鼻にチューブが入っている状態で食事を取るのはつらいと思います。きっとうまく飲み込めないと思います。 またきちんと胃にチューブが届いていないと誤嚥性肺炎になる危険もあります。そして流している最中にぬいてしまうともっと危険です。常に目の届く場所にいてもらう必要があります。 胃ろうは、他の方も記載していますが、定期的に交換するため、手術が必要だし、お腹の接続部の消毒が頻繁に必要です。接続部の痛みを訴える方もいるし、接続部から少し血が出てくることもあります。 認知症があるなら胃ろうのチューブを引っ張ってしまう可能性もあります。でも胃ろうは色々な形のチューブがあるので工夫次第でなんとかなることもあります。(チューブがはずせるタイプもあります) 鼻にチューブが入っていない分ストレスは少なく、胃にチューブが直接つながっているので誤嚥性肺炎などのリスクは鼻からよりは少ないと思います。(ちゃんと胃に入ってるかなどの不安がない) 私の勤める看護師が言っていたのですが、胃ろうは年齢や胃の形?とかで、できる人とできない人が要るらしいです。検査してみないとわからなのですが。 長々とすみません。 私の意見しては正直安易に胃ろうを開けるのはお薦めできません。一度開けてしまうと二度と取ることはできないからです。でも確かに鼻からだとしっかりしたかたなどには苦痛です。方法によりけりですが。 鼻腔はつけてもすぐにはずすこともできます。初めに鼻腔をためしてみて、それでだめなら胃ろうを考えてみてはいががでしょうか。 口から食べられることの大切さを一番に考えてあげてください。口から食べられることは本当に幸せなことだと介護職をしてとても実感しています。口から食べることができなくなると、体調も低下してしまいます。 曾祖母様が一番安心して過ごせれば介護する側も楽になるのではないでしょうか? 大変でしょうががんばってください。同じ介護する側として応援いたします。
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- haihaiok
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ご家族の心労を察すると安易な事は書き込めませんが、個人的な意見として少し書かせて頂きます。 1.経管栄養の摂取は医療行為です。 胃ろうを安易に進める施設が少し多い事に不安を抱いています。 特別養護老人ホームの場合は看護職員の配置が充分でないのに、介護職員が対応しているケースが実際にあります。 万一の場合の適切な処置が取れないので、現状では介護職員の対応は違法行為である事をご理解ください。 (手技を身につけたご家族の対応は可能です) 2.少しでも食べられれば「トロミ」を多くすることで頑張れませんか。 施設では、限られた職員が援助しているので、食事時間の充分な支援ができない場合もありますが、経管栄養は最後の手段として考えて 今は口腔摂取の方法を考えて出来ませんか。 時間は必要です。場合によっては複数回に分けて食事する事も必要です。 それでも難しい場合に考える事は出来ないでしょうか。 ご家族のご心労を無視した発言になっていたらお詫び申し上げます。
お礼
1.そうなんですか!? 初めて知りました・・・ 2.私も出来る限り自然な栄養法を選択したいと思っています。 ありがとうございました。ひとまず、解決しそうです。
- naorin-rin
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私の祖母(90歳)も、昨年11月末に脳梗塞を起こし左マヒの車椅子状態になりました。 一時期、食事量が減ったので入院先の病院で「胃ろう」を考えた方がいいのでは?という話になりました。 【最終的には胃ろうは付けませんでした。】 その時の医者の話では「鼻と胃」では胃の方が楽みたいです。 「胃ろう」の場合は、お腹に付けた弁?をはずすと数日で穴がふさがるのでこの先、口から食事が摂取できるようになった場合には外す事も可能です。 「胃ろう」と口からの食事の併用も可能との事。 ※本人の食べたい物(おやつ等)は口から摂取し、食事は胃ろうで。 ただし、akkiyakkiyさんも書かれていますが、胃ろうは全員作れるわけではない様ですので、とりあえず検査をしてみた方がいいのでは?と思います。 余計なお世話になるかもしれませんが、介護者が高齢だと負担も大きいと思います。 簡単にはいかないと思いますが、施設(特養・老健)やデイサービスの利用等を検討して、介護者(祖母)の体調にも気をつけてあげてください。 【余談ですが・・・】 私の家族は、祖母がリハビリ病院を退院した後、特養への入所を強く希望していまして、医者いわく「施設入所を希望するなら胃ろうを付けた方が良い」といわれました。 一昔前は胃ろうや経管を施設側が嫌がる傾向がありましたが、現在はむしろ「介護しやすい」という考えに変わっているようです。 (チューブをつなげるだけで良いので、食事介助がいらない) 私の祖母は先日「特養」に入所しましたが、その施設でも経管(胃ろう)の方はいらっしゃいました。 ただ祖母が入所した特養は、「多少栄養バランスが崩れても食事量がアップするなら個々の好きな物を食べてOK」「多少時間がかかっても口から食べてもらいたい・・・」という考えの施設でした。 家族にもいろいろな考え方がある様に、施設や医者も十人十色です。 曾祖母様にあった選択ができますよう・・・。
お礼
ありがとうございました。 私たちも祖母たちと協力してがんばってみようと思います。
- moon78
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高齢になりますとどんな簡単な手術であっても常に命の危険を伴いますのでそれが良い結果に結びつくとは限りませんが ご参考になればと投稿させて頂きました 私の母は86才で去年八月矢張り脳梗塞で倒れて左半身麻痺です 当初は全く嚥下が出来ず鼻からのチューブで栄養を摂っていましたが 9月に胃ろうの手術をしました 鼻から栄養を摂っていた時は苦しそうでしたし 矢張りチューブを抜こうとして病院に行くと軽く手を縛られていたことが度々ありました 鼻から栄養を摂っていると療養型病院でも管理の問題で受け入れが困難ということも聞きました 医師から胃ろうを勧められ手術をした後の方が本人には快適だったようです しかし、胃ろうは胃を腹壁にしっかりくっつけないと、胃の内容物が腹腔内に漏れ出す恐れがあったり、処置した開口部がただれたりすることがあるようです そして胃ろうは半年に一度取り替えなくてはいけません 私の母は胃ろうにしてから嚥下のリハビリを受け 現在も麻痺は其の侭で全介助の状態で寝返りも一人では出来ませんが リクライニングの車椅子に乗せて右手でスプーンでお粥とキザミ食を食べれるようになりました 誤嚥の危険性が取り切れていないため胃ろうはお腹に付いたままですが 此の侭誤嚥しないようなら胃ろうを外す方向です 胃ろうは施設に入れる場合受け入れ先は極僅かです ご家族の選択は毎回辛いものがありますねお察しします 私もその度に色々な資料や参考意見を聞いて廻りました 曾祖母様にとって少しでもより良い選択になりますよう 心からお祈りしています
お礼
大変参考になりました。ありがとうございます。 もし施設に入れる場合は、胃と鼻どちらの方が受け入れが多いのでしょうか?
- retasusarada
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どちらも、辛いものがありましよね。 胃の場合、後で、そのボタンの部分がじくじくして、日に2回ぐらいは消毒等がいったりします。でも、それもその人その人です。 それから、その部分がひどく痛いと訴える人もあります。 片手が自由でいらっしゃるなら、違和感があるため、そのボタンの部分を引っ張ったりされると、時には、「即病院へ」ということも起きてきます。 鼻からというのも痛々しいし・・・ 胃の方が楽ですよ。といわれる先生も多いですが、一概にそうも言えないということのようです。主治医の先生は、そのことも含めて鼻を薦められているのかも知れません。
お礼
胃の場合にも人それぞれなんですね・・・ ありがとうございました。
お礼
とてもわかりやすかったです。参考にさせていただきます。 今のところ祖父母の意識はハッキリしています。 胃ろうの場合、主治医の説明では「食べれるようになれば閉じられる」ということだったのですが、どうなんでしょう??