帛紗(小風呂敷)について
職人さんの製作した小物の販売をしております。
現在は商品価格に応じて桐箱又は紙箱にいれて紙で包むという方法なのですが、最近ある程度の価格のものは(十~数十万)もう少し雰囲気のある包みにしたいと考えるようになりました(中身が第一でしょうが、高級品は入れ物や包みの持つ雰囲気も無視できません)。
そこで、紙の包装の代わりに、帛紗のような布に包んでお渡しすることを考えていたのですが、ネットで調べてみると最近では帛紗が使用されるのは結婚や葬式等に限られ(茶道でも使用するようですが)、しかも、祝儀袋を差し出す際に帛紗から出してお渡ししたり、掛袱紗の場合は掛けてお渡しして後で返してもらうという使い方のようです。
上記の例の場合は「自分の家紋入りの物だから相手に渡しても使いようがない」という理由もあると思いますが、包装紙の代わりとして商品を包んだままお渡しする(商品を郵送で送る場合も多いので)というような使用方法は和のマナーとして変に感じられるものでしょうか。尚、使用する帛紗(小風呂敷)は会社のロゴ入りの江戸紫か古代紫色の無地の縮緬を考えています。
帛紗のこのような使用方法がおかしいと感じられる場合は、こういう布(色や材質、商品名等)で包めばよいのでは…というアドバイスをいただけると助かります。
尚、「マナー」のようなカテゴリーが見つけられなかったので、おそらく和の物の使用方法に詳しい方の多いと思われる「茶道・華道」のでカテゴリーで質問させていただきます。
宜しくお願い致します。
お礼
karasuでございます。ご解答拝見致しました。有難うございます。 「糸をゆるめたまま縫い、後で引抜く」とは聞いていましたが、今ひとつわかりませんでした。その部分が、図解写真で大変よく理解出来ました。 本当に助かりました。有難うございます。 私事、染色教室を主宰しております。そこで今回使帛紗を型染したのですが、肝心の仕立に自信がありませんでした。早速お教室の皆さんと、教えて頂いたやり方でやってみます。 取急ぎ御礼まで。かしこ