>よく一日水2リットル飲むと良いとか聞きますけど
この「良い」という意味は本来どういうことであるか
どういう理由で「良い」と言われるのかを理解されていますか?
基本的には、水を飲むことによって、代謝を良くする、つまり
しっかり水を飲んで、しっかりと出すという、体の中の「流れ」を良くするということが「1日ニリットル水を飲む」ということの目的であるわけです。
だから、どんな人でも、どんな場合においても「水をニリットル飲みなさい」という方法を薦めるのは間違いであって、現状できちんと代謝が出来ている人は、それ以上水を飲むという必要性はなく、むしろ飲みすぎによる弊害という可能性もあるということは覚えておくべきでしょう。
では、水の代わりにお茶はどうかということについてですが、
ご存知の通り人間の体の大半は水であるということから、多少の水の取りすぎという場合でも、上記のように代謝がきちんと行なわれていれば
きちんと汗や尿となって出ていきますから、それほど問題はないと言えます。
では水の代わりとして、例えばスボーツドリンクのようなものを1日ニリットル飲んだとすれば、明らかに甘味料など糖分の取り過ぎとなるでしょう。お茶にしても、水には含まれないカフェインなど特別な物質が含まれているわけで、それらを必要以上に取りすぎるということは、何かしら体のバランスを崩す要因になる、ということが言えるでしょう。
つまり、本来体に存在しないものを、必要以上に取るということは、
必ず何かその結果として、体に異変を起こすということを理解しておかなければなりません。
なぜ「水をニリットル飲むのがよい」のか、その理由とその意義をきちんと理解していれば、単に水をそれだけ飲めば良いというわけではなく、また水の変わりに何か水分のようなものをそれだけ取ればよいというわけでもないということは、おのずと分かってくることでしょう。
体にとって「何がよいのか」ということについて正しい知識と理解をしたうえで実践しないと、逆に体を壊すことにもなりかねません。
ぜひ正しい知識を得て、きちんとその意義を理解したうえで、実践するようにしてみてください。