- ベストアンサー
ヘリコプターの燃料の種類と価格について
ヘリコプターの燃料について教えて頂きたいのですが、GOOGLEで検索するとガソリン系とかケロシン系という言葉が出てきますが、これはどんなものなんでしょう? ガソリン系というのは普通の車用のガソリン用を使用できるタイプのヘリコプターもあるという事なのでしょうか?(全然外していたら無知をお許しください) また、機種によっても様々だと思いますが、ヘリコプターの燃費ってどのくらいのものなんですかね? ご存じでしたら燃料の値段も教えてください。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
ガソリンとは勿論、オクタンを中心とした炭化水素からなる、普通ガソリンといわれているものです。但し、自動車用のものよりオクタン価の高い航空用ガソリンといわれるもので、識別のために青色や紫色に着色されています。 ケロシンとは日本語では灯油のことです。 ヘリコプターに限らずレシプロエンジンを使用するものは、たいがいガソリンエンジンですので、航空用ガソリンです。自動車用ガソリンが使えるかどうかまでは私は知りませんが、圧縮比の高いエンジンではノッキングを起こすのでしょう。 ジェットエンジン(ヘリコプターの場合はターボシャフトエンジン)のものではケロシン系の燃料となります。通常ジェット燃料といい、JP4やA1などがあります。JP1はケロシン100%ですが、それ以外のものではガソリンも含まれています。もともとジェットエンジンのようなガスタービンエンジンは燃料に多様性があって、初期のジェット機はガソリンを燃料としたものもありました。日本で最初に飛行したジェット機は松根油を使用しましたし、艦船に使用するものや、発電機に使用するものでは軽油を使用します。乱暴な話、たいがいの燃料でも動くということです。 最近のヘリコプターはガスタービンを使用するものが多くなりましたので、多くはジェット燃料でしょう。旧式のベル47やSー53、Hー21はガソリンエンジンです。 燃費や値段については私には良くわかりません。