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微分 極値をもつ条件
極値をもつ条件、という題で出題されている問題なのですが、 3次関数 f(x)=ax^3-6x^2+(a-1)x について、 つねに増加する時の定数aの値の範囲を求めろ、という問題で、 まず、f(x)を微分し、f'(x)>0であれば常に増加するというのは分かります。 しかし、解答を見ると、(判別式)<0であれば良いとが記されています。 常に増加する際に、判別式で虚数解を持てば良い、という部分が考えても分かりませんでした。 この点について何方か解説お願いします。
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関数f(x)がf’(c)=0かつf’’(c)>0なる点cを持てばx=cで極小、 f’(c)=0かつf’’(c)<0なる点cを持てばx=cで極大となる。 つまり、f(x)が極点を持つにはf’(x)=0が実数解を持たなくては ならない。この解が極点の候補になる。そして、この解のところで のf’’(x)の正負を調べることになる。正ならば極小、負ならば 極大である。0ならば変曲点である。 f’(x)=0が実数解を持たないということは、判別式<0であり、 このときf(x)は極点を持たない。つまり、単調増加か、単調減少 である。 問題では、判別式<0でa>0ならf(x)は単調増加、a<0なら f(x)は単調減少。
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- mis_take
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> 解答を見ると、(判別式)<0 正しくは, f(x)が常に増加する ⇔f'(x)が常に≧0 ⇔a>0 かつ 判別式≦0 です。 たとえば, y=f(x)=x^3 は常に増加 f'(x)=3x^2≧0 (x=0 のとき f'(x)=0 になる)
- y_akkie
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微分して得られる導関数は二次関数となります。 常に増加するのであれば、微分係数は常に>0になります。 よって、得られた二次関数が常に正になるようにaの範囲を 求めれば良いだけです。
- lick6
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f(x) = ax^3 - 6x^2 + (a-1)x f'(x) = 3ax^2 - 12x + (a-1) f'(x) > 0 ですからつまり 3ax^2 - 12x + (a-1) > 0 すべての x でこうなる a の範囲を求めるということになります。 ここで g(x) = 3ax^2 - 12x + (a-1) としてグラフを考えてみると g(x) > 0 ということは放物線がx軸の上に常にあるということです。 判別式の性質として D > 0 ならば 異なる二つの実数解を持つ(x軸と2箇所で交わる) D = 0 ならば 一つの重解を持つ(x軸に一ヶ所で接する) D < 0 ならば 異なる二つの虚数解を持つ(実数解を持たない、つまりx軸とは交わらない) これらの中で必要な条件は D < 0 ですよね。 あとは a の値に気をつければ求められます。