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タバコ屋さん
タバコ屋さんって、頻繁に「角のタバコ屋さん」って言われますよね?事実タバコ屋さんって交差点なんかの角に多く存在すると思うんです。ナゼなんですか??
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タバコ販売は免許制なんです。1985年に民営化されたJT(たばこ産業)が現在も免許関係一切を取りしっきっているのですが、昔は免許を取得するのがもの凄く大変だったと聞いています。まず一番近いたばこ屋からの距離が200M以上なければならない。そして各市町村で決められた数があったようです。でもそんな規制よりも一番重要なのは、免許を取るには議員さんの紹介がなければ・・とか、財務局・日本たばこ職員を接待しまくりやっと取れたという大変な苦労があったらしいです。 で、本題のたばこ屋さんが町の交差点にある理由は、多分上記の理由が絡んでいるんだと思います。すでに書いた通り、昔は凄い苦労をしないと免許がとれませんでした。目に見えないダークな部分(接待しなきゃとか)。そしてたばこを売るにはなにか別の商売をやっていないと取れなかったようです。例えばお酒屋さんだったり薬屋さんだったり・・・。それだとある程度の集客が見込めたり、立地条件が限定されますよね。普通の家で自販機だけポッとあるだけではダメなんですね。特に最近はちゃんとショーケースがあって、手売りをしていないとダメなんです。それがたばこ屋さんが角に多い理由だと思います。昔の免許取得の条件にかなったお店はやはり人通りの多い交差点であったんではないでしょうか。 余談ですが、現在は条件が緩和され、距離が200Mとかあんまり関係がないようです。タバコ屋さんの目の前にコンビニが出来てそこでもたばこ免許が取れたりしています。これかなりたばこ屋さんでは問題になっています。逆に一般のたばこ屋さんでは、自販機だけ外に置いてあって現在はお店をやっていないようなところは免許を取り上げてしまう動きがあります。未成年の喫煙防止の観点からです。コンビニは簡単に免許を取れて24時間販売も出来るのに、たばこ屋さんは時間制限もあるし、自販機を外に出しているだけではダメで手売り用のショーケースがないと免許を剥奪される・・・なんだかちょっと規制緩和の意味を取り違えてませんか?日本たばこさん!って感じですよ
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- nozomi500
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私は「角のタバコ屋」ってみないよ。 タバコ屋って、小さいから、角地の利用としてはもったいない。(まわりをL字型に囲ってビルにする?) ただ、都会では、逆に、交差点をナナメにきってあったりして、そこの隙間に上手く入れるかもしれないけど、うちは田舎だからな。
お礼
ご解答ありがとうございます。 自分もそんなに都会ではないのですけどね、家の周りにはおばあちゃんがやってる、こじんまりとしたタバコ屋さんが多いんですよね。地域によって、やっぱり差はあるようですね。 貴重な意見ありがとうございました。
- Eivis
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戦前・戦後のことですが郊外住宅地などでは、タバコ屋ではハガキ切手類も売っていて店の前にはポストがあったように思います。 しかもポストは申し合わせたように、二方向道路の四つ角でどの方向からも見えるように設置されていたような記憶があります。 先ず営業許可の問題ですが、タバコは専売制の時代で、郵便も国の事業で印紙・切手類を売りさばく為には両方とも販売所の家庭の 信用度が問題になっていたと思うのですが、売る方でも片一方だけでは採算に合わなくてセットで許可を得ていたと思うのです。 そこで昔の専売局や逓信(旧郵政)省は、有利な立地条件として[街道筋]など以外では極力[角地]を選んだのではないかと思います。
お礼
ご解答ありがとうございます。 解答の様子から、Elvisさんは実際に戦前・戦後のタバコ屋さんの様子を知っている方なんですよね。生の声(この言い方があってるかどうかは疑問ですが・・・)が伺えて大変嬉しいです。やはり重要なのは、「免許」と「立地」なんですね。 ご解答ありがとうございました。
お礼
早朝から、そして素晴らしい解答ありがとうございます!!タバコを売るのって免許が必要で、立地に関する距離等も昔は決まっていたんですね。初めて知りました。確かに「人通りの多い交差点」に立地する商人に免許を皆伝した方が色々便利ですもんね。財務局の人とかその方が、色々得しそうだし・・・。 規制緩和に関しても、alisanさんの意見を通じて納得できる事、考えさせられる事ありますね。緩和した分、未成年もタバコを買いやすくなってるのでしょうし。ホント、意味を取り違えてるのかもしれません。 本当に詳しいご解答、ありがとうございました。