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文転しようか迷ってます。
まずはじめに、文転についての質問はたくさんあったのに、 ここでさらに新規投稿することをお許しください。 ですが、自分は他の人とちょっと違うと思ったのです。 今現在、自分は進学校と呼ばれる学校の高2生で、理系です。 数学も英語も出来る方だと思います。 ですが最近、いろんな事に触れているうちに、 自分が本当にしたいことは何なんだろう、と思うようになりました。 考えた結果、それは理系の仕事ではなく、 文系、特に「作家」をやりたい、と思うようになったのです。 そこで質問です。 これからの一年間、文転したとして、全く手つかずの社会や国語は 間に合うでしょうか。 今自分には、今文転する、大学で文転する、 理系で大学行ってみて4年やってみてそれでもあきらめられなかったら文転する、 仕事の傍ら執筆する、などいろいろ選択肢があり、 今ここで文転する必要はあるのかなぁ、と悩んでいます。 実際に小説を書いてみて、その難しさをわかった上で 本気で作家になりたいと思っています。 今文転すべきでしょうか。 もしそうなら、文系科目は間に合うでしょうか。 助言どうかお願いします。
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私は数学と物理と化学が好きになれず、高校2年で興味を失って文転しました。 同じく学生時代から作家を目指しています。 今は教師をやっていますが、教師をしながら作家をやっている(いた)人には、夏目漱石氏、瀬尾まいこ氏、星野ケイ氏などがおられます。 当然ながら、教師をやっているからと言って作家になれるとは限りません。 同じように、理系出身だから作家になれるとか、なれないとか、そういうこともないと思います。 すでに理系教科に興味がなく、今から歴史や文学、文章(論文)に耽溺したいなら、文転するとそれに費やす時間が増えるでしょう。 試験に間に合うか間に合わないかはあまり問題ではありません。 点を取ればいいだけのことなので、努力次第でなんとでもなるでしょう。 また、自分の現在の能力にあった大学を選べばいいでしょう。 よい大学に行くかどうかということも、作家になれるかどうかにはあまり関係がないようです。 村上龍氏は美術大学の中退ですが、素晴らしい作品を多数残し、今も現役で活躍しています。 受験勉強をする時間を読書にあてるのも、自分への投資としてはよいかもしれません。 ただし、受験勉強は、やり方によっては幅広く人間としての知の力のようなものを押し上げてくれます。高校くらいまでの知識は、どの教科も身に付けておくとよい教養になるようです。私は理系教科を嫌いになってあきらめたほうなので、そのツケはかなり大きいと感じています。
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- nouryoku
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こんにちは、私は春から塾をはじめるので受験という方面から回答させていただきたいと思います。 英語と数学が得意なのであれば文転しても受験にまったく差し支えないと思います。 というのもたいていの大学が英数国や英数などの、理系で今勉強している科目を生かして受験できるからです。 国立大学を目指すのであればセンター試験の社会を新たに勉強しなければならないかもしれませんが、そこまで大きな負担にはならないと思います。 作家志望とのことなので、私のおすすめは慶應大学の経済学部です。試験科目は英語と数学と小論文です。 数学は理系で勉強してた人にとっては驚くほど簡単な問題ですので、1年間英語と小論文の対策(作家志望なので小論文の対策は楽しくやれるのでは?)をしっかりすれば合格できるのではないかと思います。 国立大学でも名古屋大学の情報文化学部のように二次試験が英語と数学のみで受けられるところがあるのでいろいろ調べてみるといいかもしれません。 作家といえども人気商売なので一流大学に入っておいて損はないと思うので狙ってみてはいかがでしょうか ?
- E-gis_hc
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理系学部出身です。 理系の道に進むと、思考回路が文系の人とは違う傾向をもつようになるのが自分でもわかります。 SF作品などを読んでいても、作家が伝えたいメッセージよりも、 科学的に見て無理のある設定に目が行って、こんなのありえねー、 という具合にツッコミを入れたくなってしまいます。 大阪府立大学工学部出身の元エンジニアで、ミステリ作家の東野圭吾さんは、 『さいえんす?』というエッセー集の中で、「理系の血が身に染みついているというのは、 作家として必ずしもメリットではない」と書いています。 理系の思考回路は、科学技術関係の取材は楽である反面、 科学的整合性を求めすぎてしまうことで、 創作活動の上で大胆な発想を阻む要因になりうるということです。 また、「理系人間というのは、ひとつのことを深く探求することは得意でも、 もしかすると発想を広げるのは苦手なのかもしれない。」とも書いています。 http://www.amazon.co.jp/%E3%81%95%E3%81%84%E3%81%88%E3%82%93%E3%81%99-%E6%9D%B1%E9%87%8E-%E5%9C%AD%E5%90%BE/dp/4043718039/ref=pd_bxgy_b_img_a/250-4568195-4341059 やはり、理系の世界に進むということで、多少なりとも 理系特有の文化や思考に染まることは避けられないでしょう。 しかし、こうしたバックグラウンドをもっているがゆえに、 精緻な作品を書いている作家はたくさんいます。 理系だからと言って作家になれないということはないと思います。 教科のことは試験まで1年以上もあるわけですから、 努力次第で何とでもなるでしょう。 メリット、デメリットを考慮したうえで、進路選択をして下さい。
お礼
回答ありがとうございます。 東野圭吾さんが、仕事の傍ら執筆活動をして賞を取った、ということは知ってました。だから、自分にはそういう選択肢もある、ということも頭の中にありました。でも、自分の中で、 「文系にいた方が小説は書きやすいんじゃないのか」とか、 「そんなことをしていたらよっぽど才能がない限り手遅れではないのか」とか、 いろいろなことを考えてるうちに、自分は今すぐ文転した方がいいのかもしれない、と思っていました。 ですが、あなたの回答を読んで、 理系にこのまま進むことは、自分の発想力や独創性を低くする可能性を秘めているとはいえ、それによってネタが増えて逆に物語の幅を広めることが出来たり、より精巧で矛盾のない文章を書けるようになる可能性も同じように秘めている、 ということに気づきました。 結局、文転するにせよ、このまま理系に進むにせよ、その先で得たすべてのものや経験が、自分が物語を書くときに大きな力となる、ということなのでしょう。当たり前のことですが、『文系=文章を書く』と容易に結びつけていた自分が間違いだったと言うことに気づきました。 『さいえんす?』は今度読んでみようと思います。ありがとうございました。
- a-saitoh
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作家は文系と見なされていますが、だらといって大学の文系の学部に行くことが作家の道というわけではありません。文学部の学生はみんな普通のサラリーマンになるだけだし、文章を書くほうの教科がたくさんあるわけでもないです。他 本屋へ行って作家の出身を調べてみてください。案外、理工系の大学で知識を仕入れてそれをもとに作家になった方が、他の作家と差別化が出来て有利かも知れませんよ。 たとえば、 森博嗣(もり ひろし、1957年12月7日 - )は日本の小説家、推理作家、研究者。愛知県生まれ。東海中学校・高等学校、名古屋大学工学部卒業。同大学院修士課程修了後、三重大学助手を経て名古屋大学助教授。2005年3月に名古屋大学を退職。工学博士。
お礼
回答ありがとうございます。 あなたの言うとおりです。上にも書きましたが、『文系=文を書く』と言うことではないのですね。むしろ理系の知識を仕入れてそこから物語を広げていく、と言うこともできるわけですし。 文転しても理系に行っても、すぐに小説家になれるような才能をもっていて、かつそのような環境にいない限りは、とりあえず就職の道に進むしかないのですね。自分はかなり夢を見ていたんだなぁ、と痛感しました。 それと、作家についてインターネットで検索してみると、いろんな人がいろんな環境から作家になっている事がわかりました。学問と同じく、創文にも王道なし、と言ったところなのでしょうか。 専門家のご意見、ありがとうございました。
- surprised_apple
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わざわざ言うまでもないことですが、作家というのが簡単にはなれないものだということはご存知だと思います。 もし今文転して、受験科目も間に合って、大学も行きたいところに入れて・・・という一番うまくいったパターンを考えても、 卒業してすぐに作家デビューできる可能性って一体どれくらいでしょうか? a3210さんがたぐいまれな才能を持っておられるとしたら、学生時代からデビューできることもあるでしょう。 でもそれならばなおさら、今せっかく理系でずっとやってきて文転して間に合うのかという瀬戸際にあるのならば、急いで文転することもないのではないでしょうか? 現在活躍されている作家さんたちの中には、一度就職している人もたくさんおられますよね。 就職活動や社会人経験は執筆活動においてもすごく役に立つと思います。 理系と一言で言っても何学部かにもよりますが、できれば資格を取れるような学部に進んで、それを強みとし、 いつでも仕事を辞められる、いつでも再就職できる、そのような状態を作る準備をされるのが良いのではないでしょうか?
お礼
回答ありがとうございます。 全くもってその通りです。物語は星の数ほどあるのに、それが本となって世に出される、というのはほんの一握りです。実際に物語を書いてみて、自分には、才能はおろか、今まで読んできた文章量でさえも足りないことを実感しました。正直、日本語の壁を感じました。数年でデビューするなんてもってのほかです。 それに、今になって冷静に考えてみると、自分の家は、学校に行かせてもらってる身分の自分が言うのも何ですが、裕福な方ではない、と言うかかなりせっぱ詰まっている方であるにもかかわらず、そんな状況で私立高校に行かせてもらっているわけですから、とりあえずはちゃんとした正社員になって、親に貢献しないことには、親にも申し訳ないし、自分の生活も立たない事に今更ながらに気づきました。 自分は夢を見ていたのですね。物語を書くことは誰にだってできますが、それで生計を立てていけるのはごくわずかな人たちだけです。このまま大学に入って、専攻科目を研究し、安定した会社に就職して・・・と言う流れの中で、よりたくさんの物語に触れ、よりたくさんの出会いや別れを経験することも大切なことだと思いました。 もう少し現実的なヴィジョンで考えてみたいと思います。ありがとうございました。
お礼
回答ありがとうございます。 まさか自分と同じような人から回答をもらえるとは・・・正直言って驚きです。 インターネットの力ってすごいですね。 ・・・えーと。 確かに「間に合う」とかそんな問題ではなかったです。 自分にその意志さえあれば、残された時間が一年しかなくても、努力することでその一年をフルに活用すれば二年分の遅れなんてすぐ取り戻せますよね。その点、文転への望みがあるからこそ自分はこうして悩んでるのかもしれません。 あなたの回答を見て、 作家になる道は無限にあること、 それゆえに今から「作家になる!」と気負わなくてもいいということ、 いろんな経験が文章を書く上で自分の力になる、 と言うことがわかりました。 直接「作家を目指す」学科なんてないですもんね。それなら、理系文系関係なく、どんな道に進んでも、文を書く練習をしたり、たくさん本を読んだり、ってことはできるわけですから、いきなり作家になろうとせず、作家になってからでは出来ないいろんな経験をして、その上でまだ自分に意志があるなら物語を書いてみる、と言うのが一番いい形のように思えてきました。 文転したところで自分にプラスはあるか、などもう少し考えてみます。ありがとうございました。