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クラシックの専門家はみんな英才教育?

僕が今まで見てきたクラシック関係の演奏家、作曲家などはみな小さい頃にピアノ、バイオリンなどを始め、十代後半でヨーロッパに留学というパターンが多く、逆にポップスのミュージシャンは中学のときにバンドを組んで・・・というパターンが多いです。 クラシックで食っていってる人で中学からピアノを始めたなんて聞いたことないです。なぜでしょうか? どうしてポップスは途中からでもプロになれるんですか?どうしてクラシックは小さいときから始めないといけないんでしょうか?

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  • peetswee
  • ベストアンサー率27% (13/48)
回答No.7

たぶん、ここの回答でどなたかが書いてらしたことだったと思いますが、 いわく、「クラシック音楽は伝統芸能である。」 お能やなんかと同じですね。私もそう思います。 伝統芸能ということは、様式を学ぶのに膨大な時間がかかるということで 小さいころから始めて心と体の柔らかいうちにいろいろなことを叩き込まないとならない。もちろん例外もあるとは思いますが…。 ポップスならば自分のセンスと才能しだいできっとスターにもなれると思いますが、クラシックでは、まず、そうは行きません。 音大の先生が、クラシック音楽は「口承伝承」で伝わってきたものだ、とおっしゃっていました。 つまり人間から人間へ、先生から生徒に、先達のやって来たことを、こと細かく教えつたえるプロセスが不可欠だということ、そしてプラス本人のセンスと才能ということで、そこがポップスとクラシックの違いだと思います。

charanke52
質問者

お礼

クラシックというだけあってやはり保守的、閉鎖的なんですね。様式を重んじる、か・・・。非常に参考になりました。ありがとうございました。

その他の回答 (11)

noname#44236
noname#44236
回答No.12

>日本ではマイナーな部類に入る楽器だと思うのですが・・・。 伝統芸能にしては、ピアノは教室がたくさんありますよね。学校にも一、二台は置いてありますし、ポピュラーな楽器と判断するに十分だと考えます。 >中学、高校からクラシックを始めて専門家として活躍する人は具体的にどういった方ですか?名前を挙げてもらえませんか? ピアノの演奏家では存じ上げません。居られたような気がしますが、名前も何も思い出せませんし、経歴もよく分かりません。演奏家でない専門家の方々については、興味が薄かったので全く存じませんので、いつ頃から音楽を始めておられるのかについても、知りません。 >クラシックで食っていってる人で中学からピアノを始めたなんて聞いたことないです。なぜでしょうか? 経験がないと指を動かせない事が多いからでしょう。柔軟性に近いものがあります。ただ、中学生くらいなら、根気強く練習する事で何とかなるんじゃないか?とも思います。

noname#44236
noname#44236
回答No.11

気になった点があったので、補足を。 >幼少期から天才と騒がれ、中学高校でバリバリコンクール受賞し 音大もしくはヨーロッパ留学後CDデビューという流れがほぼ 唯一無二だと思います。 については、微妙です。『クラシック音楽のプロ (クラシック音楽に直接関わる専門家) 』は、演奏家ばかりではありませんので、CDを出す必要がありません。幼少期に天才 (感性もあるが、練習量で技術を付けている場合評価されやすい) と騒がれたり、中学・高校の頃にコンクールでの受賞経験多数、というのは、プロの演奏者になるにしても、必要不可欠では無いと思うのです。『プロ演奏者』の水準にもよるかもしれませんが・・・。

charanke52
質問者

補足

中学、高校からクラシックを始めて専門家として活躍する人は具体的にどういった方ですか?名前を挙げてもらえませんか?

  • happy_dog
  • ベストアンサー率29% (98/329)
回答No.10

こんにちは なるほどね、簡単そうで簡単な質問ではないですね。 >ポップスは途中からでもプロになれるんですか? >クラシックは小さいときから始めないといけないんでしょうか? まずプロの数が圧倒的にポップス>>クラシック というのが話しの背景にあると思います。 さらにポップスというのはデビューするタイミングが数多くある なのでポップスには、「中学からはじめてプロになれたのが 40超えてから、初めて曲が売れた」 という人もいると思います。 ところがクラシックというのは、 「基本的に楽譜があってそれを忠実に弾いた上で 自分なりの解釈を加えて演奏する」 そしてプロとして活躍するには、 幼少期から天才と騒がれ、中学高校でバリバリコンクール受賞し 音大もしくはヨーロッパ留学後CDデビューという流れがほぼ 唯一無二だと思います。 もちろんフジコヘミングさんみたいな極めて特殊な事例も ありますが、その可能性は極めて低い そういう意味で職業としての受け皿がポップスは幅広く クラシックは狭いというのはあると思います そしてその狭い中では、上記のような正統な路線を経た者だけが 生き残れるという風潮はあると思います。 実際、著名なコンクール受賞歴のないピアニストは「お客が呼べません= プロとして食べていけない」です どっちが難しいか?ということですが、むしろポップスの方が プロになるのは難しいんじゃないですかね?競争相手が多いですから クラシックは正直、将来プロになれるかどうか?なんて 中学生ぐらい、下手すると小学生ぐらいで確定してますから。 中学生ぐらいでコンクール受賞できないレベルだと 周囲も音大進学も期待しないし、本人も職業としては諦めると思いますよ

charanke52
質問者

お礼

クラシックとポップスは音楽家の性質が全く違うんですね。非常に参考になりました。ありがとうございました。

noname#44236
noname#44236
回答No.9

以前、クラシック音楽は、世間に広く浸透しているものの、伝統芸能の一種であることを述べていた者です (同一人物かどうかは分かりませんが) 。peetswee様の仰る様に、伝統芸能 (伝統の技芸) のほとんどは、一定の水準に達するまでに、相当の時間がかかります。指導法や個人の性質にもよりますが、始める時期は早い方が良いのは間違いないでしょう。 しかし、 >クラシックというだけあってやはり保守的、閉鎖的なんですね。 普通の教室は、保守的・閉鎖的な性格は薄い (無い) と思います (もちろん、しっかりとした技術を教えようとする点を、『保守的』ととらない場合の話ですが) 。世間にこれだけ広がっている事が、その証拠でしょう。

charanke52
質問者

お礼

>世間にこれだけ広がっている 日本ではマイナーな部類に入る楽器だと思うのですが・・・。友達にギターやってるって言ったらだいたい「ゆずとか山崎まさよしみたいなやつ?」とか、詳しい方でも「押尾コータローとか?」って返事が返ってくるんで。 本題に関係ない話ですが

  • Tasuke22
  • ベストアンサー率33% (1799/5383)
回答No.8

> クラシックの方がポップスより難しいということでしょうか。 難しさの対象が何かで、全然違う話になりますので一概なこと は言えません。 演奏という意味では、ポップスはレコーディング重視、クラッ シックは生演奏重視、という面はあるでしょう。クラッシックの 方が演奏がシビアです。 ポップスやっている人は、オレ下手だからライブ来ない方がいいヨ っていう人結構います。長年の売れっ子でも、ですが。 今のレコーディングは、何度も何度も演奏を繰り返し、良いところ だけを継ぎ接ぎするのは常識ですからね。レコーディングが出来た ら後は口パクです。勿論、アーティストによって違う人もいますの で、全員がそうだ、と言っているわけではありません。それでもや っていける世界だということです。 ポップスは常に新しい音を作り続け、しかも一般に受け入れられな ければならないので、それはそれで難しいでしょう。天才とか、セ ンスとか一言で片付けるのは簡単ですが、というか、評価を放棄し た発言なので、そのような言葉は使いたくありません。 私が#5で書いたのは、クラッシック奏者は、例えばオーケストラで あれば、なにかのパートのバイオリンの弦が1本切れた、その結果 誰が何をフォローするかを一瞬のうちに判断し、演奏できるような シビアさのことを書いている訳です。 絶対音感とか言いますが、小さな時から訓練している人は、子供の ときから、瞬間的に和音で答えられる人もいる訳で、クラッシック を演奏する上では、その能力が邪魔、ということはありません。 まあそんな人でもジャズやポップスの方に進む人もいる訳ですが。 少し、例を書いただけで、結局クラッッシクはどうだ、ポップスは どうだ、ということは書ききれません。

noname#44623
noname#44623
回答No.6

条件によるのではないでしょうか。 私の室内楽の教授は19歳でピアノを始めたそうです。 教師と身体的条件(手が大きい!)に恵まれ、その後コンクールで優勝、入賞をくり返し、今では音楽院で教鞭を執っているほか、演奏活動もしています。 例外かもしれませんが、3歳から大したことのない教師につき、間違いを強制されずに変な癖を付けてから矯正するよりは、大きくなってから適切な指導のみを受けた方が、素直に伸びるのかもしれないです。

charanke52
質問者

お礼

そんな方もいらっしゃるんですね~。ピアニストは皆英才教育を受けてきたものだと思ってました。

  • Tasuke22
  • ベストアンサー率33% (1799/5383)
回答No.5

音楽に対する感性のシビアさがあるのかな。 ポップスは、クラッシックといいますか音楽理論から みるとでたらめだそうです。いわゆる流行さえしたら いい訳で、時代の感性に大雑把に入っていればいいの だと思います。勿論、きちんとした曲も少なからず あります。 クラッシックは小さな時から、正しい音を聞いていな いと育ちにくいと思います。3歳までに英語を使ってい る人とそうでない人の違いぐらい違うのではないでしょ うか。中学から英語を始めた私には、英語のある発音が 全然聞き取れていないそうです。 勿論、努力である程度の差は縮まるでしょうし個人差も あるでしょう。

charanke52
質問者

お礼

クラシックの方がポップスより難しいということでしょうか。

  • bari_saku
  • ベストアンサー率17% (1827/10268)
回答No.4

色々ですよ~。特に、学費の安い国立は。 私の師匠は「自分の頭のレベルで入れる国立大学が芸大しかなかったから、芸大に入った」と申しております。

charanke52
質問者

お礼

ありがとうございました。

  • Dr_kaibun
  • ベストアンサー率15% (98/636)
回答No.3

ひとつには絶対的な受け皿の問題があると思います。 クラッシック演奏家にとって兎にも角にも まずは「有名楽団」に入ることがスタート地点。 (強力なコネがあれば半分芸能人として、という稀な例もありますが) その狭き門をくぐれないと生活と音楽の両立は厳しいと聞きます。 片やポップス等はタレント業なので 有名で儲かるのは一部なのは同じですが そこそこ食える、って意味なら受け皿は無限大 (ハコバンでも食えるっちゃ食える) クライアントの息子も現在音大に通っておりますが もっぱらの心配は(音楽で飯が食えるか?)のようです。

charanke52
質問者

お礼

そうですね。日本はクラシックの需要が少ない気がします。タワレコとかHMVでもクラシックは端に追いやられてますよね

  • pentomy
  • ベストアンサー率20% (1/5)
回答No.2

確かにそうですね。これはポップスとクラシックの違いを理解すれば何とかなるのではないでしょうか? まず、ポップス人口とクラシック人口を比べると、(特に日本の場合)明らかにポップス人口のほうが大きいのではないでしょうか?(多分…) また、クラシックをやるにあたって、和声進行(特にロマン派と現代)や音楽構造といった理論的なことをしっかり勉強しなければ、一流とは言えません。それと比べてポップスというのは比較的和声が単純なほうです。(一部例外もありますがね…)構造も割とはっきりしています。そのためクラシックに比べて勉強しやすいはずです。 以上のことがあげられますが、決してクラシックは小さいときから始めないといけないということではないと思います。クラシックのみならず、それを勉強するために必要な理解力を備えていれば、大丈夫ではないでしょうか?(と思います…汗) 仮にコンポーザーやアレンジャーなどといった職に就くなら、むしろ小さいときからではなく、中学生又は高校生になってからのほうが(理解力が子供より優れているはずなので)うまくできるのではないかと思います。(多分…汗)

charanke52
質問者

お礼

でも多くの作曲家は小さいときから著名な先生に習ってると思うんですが・・・

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