ツェナーダイオードの定格サージ逆電力の考え方
ツェナーダイオードを電源入力部に、サージ吸収用として使用しようと考えているのですが、PRSM(定格サージ逆電力)確認の仕方が分かりません。
以下に例を示しますので、助言をいただけたら幸いです。
例えば、
ツェナーダイオードの特性
・動作抵抗 Rz[Ω]
・PRSM WPRSM[W]
・ツェナー電圧 Vz[V]
回路の抵抗1 R[Ω]
において、回路使用のツェナーダイオードの電力損失WがW<WPRSMとなるかを確認したい次第です。
回路は
→1kVサージ (B)
電源入力部---抵抗1---¬---内部へ
(A) |
|
|
△(ツェナーダイオード)
|
|
GND
(C)
とします。
電源入力部に1kVのサージが入力されたとき、
サージは抵抗1→ツェナーダイオードをとおり、すべてGNDへ流れていくと思いますが、このときのツェナーダイオードの電力損失はどう考えればいいでしょうか?
(A)-(C)間に1kVの電圧がかかるので、
この経路を流れる電流Iは
I = 1k[V]/(Rz+R)[Ω]・・・・式1
ツェナーダイオード((B)-(C)間)にかかる電圧Vは
V = 1k[V] - I×R・・・・式2
とし、
ツェナーダイオードの電力損失W=I×V (?)
それとも、ツェナーダイオードの両端
(B)-(C)間の電圧はツェナー電圧Vzで一定なので、
W=I×Vz (?)
逆に(B)-(C)間の電圧は式(2)で計算したV
を使い、動作抵抗Rzと計算し、
W=V×V/Rz (?)
ツェナーダイオードの動作抵抗Rzの、計算上での使い道がよく分かりません・・・・
どなたか、解説・説明のほどよろしくお願いします。
お礼
ご回答ありがとうございます。 信号ラインへ、たとえば(-)サージがかかったとき、この2個のツェナーはどのように働くのでしょうか。ツェナー効果はネットで調べましたが、まんがの下側のダイオードのツェナー効果で逃がすことであってるでしょうか。これから電子回路を勉強していく素人なので、ご存知でしたら教えてください。