質問に答える、質問をする。
この両方向のコミュニケーションに絞ってもできない人が多い。
質問に答えるときは質問者がyes、noを要求しているのか、
5w1hで返答を述べるべきなのかがわかっていない。
答えは的確にと言うこと。
質問をする時、質問をする自分が方向性として何を知りたいかが明確でないと質問にもならないことがわかっていない。
少なくとも、質問者側に回ったときには、yes、noで答えられるような質問は余り上策ではない。
ロールプレイニングをしてみるとわかる。
相手により多くを語らせる策、そのためには必ず5w1h。
知りたいことは、時間なのか、価格なのか、量なのか、理由なのか。
優先される事項はどれか。
顧客のニーズに合わせる、あるいはニーズを探る場合には、必ず5w1h。
一種の捜査方法と同様。
コミュニケーションスキルとは言っても、仲良くお話して、親交を図るのではないので
目的を明確にすることが第一義。
何でも、しゃべればというのは勘違い。
おしゃべりの中で探れれば、上級者。
若いうちは敬語を間違えても愛嬌ですが、
大事なのは、横並びの会話、上下のない丁寧な、普通のオトナとしての会話ができない人が多い。
端的には、買い物時に、普通に話せない。
偉い人に多くなるのが悲しいですね。
「それをください。 ○○はありますか。 」
「それくれ、それ、頂戴、○○アル?」とするところを意識して、社会人言葉
を使う。
親しくなると、いきなりにタメ語になるのも人としての厚みがない。
実際に使ってみると、大人としての横並びが一番難しいです。
上からしゃべらない。
下からしゃべるのは社会で訓練されます。。
横並びのコミュニケーションは自身の「上質化」をめざさないと訓練できない。
で、自分が必ず「下」になってしまう。
わかるかな?
ため語を許さないというのが社会人としての上質をめざす一歩目。
自分が下になる、敬語、丁寧語などは常識。