#2です。
>具体的にどのような信念を持ち、法学部としてどのように働きかけられるか
信念と、それを仕事上現実に使うかは、分けて考える必要がある訳ですが、信念そのものは質問者様が自由に持たれて良い物です。
(ただ、法学部的な信念はどういう物か、というのをあくまで例示するとすれば、法律的なバランス感覚を常に持つとか、適正手続を求めるとか、そういうのでしょうか・・・ここは本当に自由だと思います。)
それをどう働きかけるかといえば、やはり#1さんの回答に有りますが、企画立案過程(法律、外交政策問わず)に関与する事や、外交的な文書の法的解釈といった場面で、となるでしょう。
外務専門職ですと、I種試験合格者よりもダイレクトに企画立案や外交文書を作成する機会は減ると思われます。しかし企画立案等に関連する業務は行う訳で、法律に理解のある人間ならでわの能力を期待される場面は有ると思われます。
>憲法を学んだことを生かしたいのですが、どのように生かすことができると思われますか?
すみません、あまり思いつきませんでした。
一つ良く挙がりそうなものとしては、公務員は憲法を尊重し擁護する義務が定められており、その点において憲法とその意義を正確に理解している、という点を生かす事は出来ると思います。ただ、日々の業務においてという文脈ではあまり現実的ではないですね。
他には思いつきませんでした。ただ憲法を勉強することは、憲法を理解するのは当然ですが、まず事案となる事実を理解して、それに憲法秩序を適用する、という判断を加える訳です(法律はどれもそうですが)。
そのため、具体的な事実に抽象的な法律あてはめる、という鍛錬を積むことになります。 その能力というのは、転じて具体的な事案を抽象的な文言に落とし込む能力として発揮できるため、仕事の過程でも生きる場面が有ると思われます(上の回答に類似していますが)。
お礼
回答ありがとうございます。教えていただいた事を頭に入れてその仕事を考慮していこうと思います。