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同じ大学の専門部法学科と法学部の両方を卒業?

同じ大学の専門部法学科と法学部の両方を卒業? 加藤宗現さんは中央大学専門部法学科と同法学部を卒業後、教師や弁理士、貸金業をしていたそうですが、両方卒業する意味って何なんでしょうか? 法学部と専門部法学科はかなり違ったものだったのですか?

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  • subaru360
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回答No.2

かなり違ったものでした。 端的にいうと入学試験でしょう。 戦前の有名私立大学は今に比べるとどこも入試が楽でしたが、それすら難しいと感じる人のために、「ほぼ全入」の速成コースとして専門部がありました。 同じ学問領域ですから教員や校舎は使いまわしがききましたので、政府からの助成のなかった当時の私立大学経営にとって専門部の学費収入は相当魅力的でしたから、だいたいの文系有名大学にはもれなく併設されていたようです。 ただし、社会的評価は入試の易さに比例して当然「それなり」でしたので、志のある学生は無理してでも学部に進学したようです。今でというと、夜間の併設短大を卒業してから大学の専門課程に編入するようなものです。 これに対して最初から大学へいける「お坊ちゃま」層は、本来の教養課程である「大学予科」から「本科=学部」へストレートに進学しました。

rijicho
質問者

お礼

つまり上智や青山学院の大学と短大くらい差があったということですね。

その他の回答 (1)

  • wy1
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回答No.1

大学の専門部というのは旧制の私立大学で多く見られた組織で、旧制大学へ進むための旧制高等学校(3年制)に相当する課程です。ですから、専門部卒業だけでは正規の大学卒業にはなりません。 従って専門部卒業後大学の学部(旧制では3年間だったと思います)へ進学することになります。

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