何と、レポートネタだったのですか!
ならば、私の↓のはほとんど役に立ちませんね、申し訳ありません!
お詫びに、レポートに間に合うかどうか分かりませんが、
もうちょっと付け足しておきますね。
そもそも、銀行業に参入することに意味があるのか、という意見もあります。
純粋に、採算面です。あおぞら銀行はとにかく、ヨーカドーの方は、「?」。
だいたい、銀行はそう簡単に潰れてもらっても困るのです。
銀行の特殊性は、国の信用システムに完全に組み込まれていることであって、
純粋(フリードマン的?)な自由競争の中に放り込むのは、
少々リスクが高いのです。(信用不安発生の恐怖!!)
かといって、今までの日本の閉鎖性は異常です。
経営の独立性、透明性はもっともっと高めながらも、
どれだけ安定性を保てるか、が大きな課題です。
古参は無論、参入組にも、この点はしっかり守ってもらわねばなりません。
採算は、きちっととって頂かねば!
それでも、銀行業に参入するメリットは何か?
いろいろあろうと思いますが、例を一つ。
日本有数のグループであるSゾングループが、銀行を作るとする。
Sゾンには西○や○友という小売部門や、○武不動産といった住宅部門があるが、
そこで買い物をした顧客に対し、
グループの銀行でローンを組んでもらう。
また、○ゾンカードの顧客には、グループ銀行の口座でやりとりしてもらう。
更に大きく、グループ企業間、グループ内外間の資金のやりとり(手形とか)は、
全てグループ銀行を通して行う。
メーカーでたとえれば、外注の手間が省ける、といったところでしょうか。
お金が通るところには、情報も付いています。
データ(パーセントとか)としての顧客情報を集めやすいのも銀行です。
「30代の既婚サラリーマン世帯の消費傾向」とか、
ローンやクレジットの基本的な情報から読みとれるものを、
グループの他部門の経営に生かせる。
宣伝費用も浮きそうだし。
(ソフトバンク連合は、この情報の集積というところにも
目を付けてるんじゃないかと思っています)
政府も、破綻銀行の処理については、
異業種はだめとか、そんなわがままを言っている余裕はありません。
ただ、新設となると、態度が微妙に変わっている印象があります。
それは、上述した信用システムの「破壊者」になったら困るという
一抹の不安の表れのようです。
まあ、新設組も、バックに大きな銀行がいますから、
慎重であっても過剰な心配はする必要もないでしょう。
埋もれた宝(小売の店舗、情報など)を見つけるいいチャンスです。
理論的なことは他の方にすっかりお任せして、非常に申し訳ないのですが、
市井の民の愚見、レポートの参考になれば幸いです。
お礼
わざわざ補足、ほんとにありがとうございますm(- -)m 充分、レポートの参考になりましたし、いい勉強になりました。 ほんとに理解できたって感じです。 これで自分でも意味不明のレポートになってしまうことはないでしょう(笑) 大感謝です!!!