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異業種企業の銀行参入

異業種企業の銀行業参入とゆうのはもう認められているのでしょうか? もしされているのなら、どんな法律で?またどんな政策の一環としておこなわれている、または行われようとしているのでしょうか?教えてください。

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  • otukisan
  • ベストアンサー率50% (15/30)
回答No.3

何と、レポートネタだったのですか! ならば、私の↓のはほとんど役に立ちませんね、申し訳ありません! お詫びに、レポートに間に合うかどうか分かりませんが、 もうちょっと付け足しておきますね。 そもそも、銀行業に参入することに意味があるのか、という意見もあります。 純粋に、採算面です。あおぞら銀行はとにかく、ヨーカドーの方は、「?」。 だいたい、銀行はそう簡単に潰れてもらっても困るのです。 銀行の特殊性は、国の信用システムに完全に組み込まれていることであって、 純粋(フリードマン的?)な自由競争の中に放り込むのは、 少々リスクが高いのです。(信用不安発生の恐怖!!) かといって、今までの日本の閉鎖性は異常です。 経営の独立性、透明性はもっともっと高めながらも、 どれだけ安定性を保てるか、が大きな課題です。 古参は無論、参入組にも、この点はしっかり守ってもらわねばなりません。 採算は、きちっととって頂かねば! それでも、銀行業に参入するメリットは何か? いろいろあろうと思いますが、例を一つ。 日本有数のグループであるSゾングループが、銀行を作るとする。 Sゾンには西○や○友という小売部門や、○武不動産といった住宅部門があるが、 そこで買い物をした顧客に対し、 グループの銀行でローンを組んでもらう。 また、○ゾンカードの顧客には、グループ銀行の口座でやりとりしてもらう。 更に大きく、グループ企業間、グループ内外間の資金のやりとり(手形とか)は、 全てグループ銀行を通して行う。 メーカーでたとえれば、外注の手間が省ける、といったところでしょうか。 お金が通るところには、情報も付いています。 データ(パーセントとか)としての顧客情報を集めやすいのも銀行です。 「30代の既婚サラリーマン世帯の消費傾向」とか、 ローンやクレジットの基本的な情報から読みとれるものを、 グループの他部門の経営に生かせる。 宣伝費用も浮きそうだし。 (ソフトバンク連合は、この情報の集積というところにも 目を付けてるんじゃないかと思っています) 政府も、破綻銀行の処理については、 異業種はだめとか、そんなわがままを言っている余裕はありません。 ただ、新設となると、態度が微妙に変わっている印象があります。 それは、上述した信用システムの「破壊者」になったら困るという 一抹の不安の表れのようです。 まあ、新設組も、バックに大きな銀行がいますから、 慎重であっても過剰な心配はする必要もないでしょう。 埋もれた宝(小売の店舗、情報など)を見つけるいいチャンスです。 理論的なことは他の方にすっかりお任せして、非常に申し訳ないのですが、 市井の民の愚見、レポートの参考になれば幸いです。

aya82
質問者

お礼

わざわざ補足、ほんとにありがとうございますm(- -)m 充分、レポートの参考になりましたし、いい勉強になりました。 ほんとに理解できたって感じです。 これで自分でも意味不明のレポートになってしまうことはないでしょう(笑) 大感謝です!!!

その他の回答 (2)

  • anouta
  • ベストアンサー率50% (6/12)
回答No.2

 そもそも銀業に異業種が参入できなかったのは、例えばメーカーが銀行業を行うとそのメーカーの機関銀行となり預金者のお金をメーカーの財布代わりにすることを禁じるためです。  有名な昭和2年に起きた金融恐慌は国会で片岡藏相が「渡辺銀行が倒産した」と発言したことが発端とされていますが、実際にその当時は銀行自体が倒産してもおかしくない状態でした。その原因はといえば関東大震災の影響もありますが銀行が特定の企業の機関銀行になっていたことも一因です。(詳しくは高橋亀吉 著作 「昭和金融恐慌史」を参照ください。)  近年になり日本の金融は欧米に比べ大幅に差をつけられています。この原因はいわゆる「護送船団方式」といわれる横並び意識によるものです。分かりやすくいうと法律で守られていたために競争する必要がなかったのです(メーカーはというと1970年代から外国との競争にさらされていいました)。この停滞を打破しようとして有名なビッグバンがおこなわれたのです。  しかし、もとはといえばアメリカなどによる外圧により金融業の市場開放を迫られたからです。逆にいうと国内だけで活動していたのでは企業として生きていけない、グローバル化をしなければならなかったのです。  以前から競争にさらされてきた業界からすると無風状態であった金融業は組みやすいと考えていたと思われます。イトーヨーカ堂が例に挙げられていますが、トヨタ自動車などは以前からトヨタ銀行とまでいわれていました(ちょっと意味は異なりますが)。またオリックスのようなリース業など金融業の周辺の業界はこのチャンスを待っていたはずです。金融界はバブル時代の負の遺産をまだ多く抱えていますからある意味不利な面もあるかもしれません。だからこそ大手4グループに再編されたのです。これらの動きは日本の産業界、否、日本社会全体のために必要なことである、と私は考えます。  

aya82
質問者

お礼

なるほど!!日本の金融史の勉強にもなりました!ありがとうございます。 レポートのための一時的な知識じゃなくて、もっと深く理解できたような気がします。ほんとに感謝です!!

  • otukisan
  • ベストアンサー率50% (15/30)
回答No.1

異業種からの参入というのは、イトーヨーカドー銀行のようなものでしょうか? 資本参加は可能です。 ソフトバンク連合の青空銀行も、イトーヨーカドーも、 資本参加という形態をとっているはずです。 ヨーカドーを例に取ると、 あそこは子会社にセブンイレブンという日本随一の店舗網を持っており、 それを生かそうと、預金業務に特化した銀行を作ることになったらしいです。 問題は、ヨーカドー本体とどれだけ財務上の距離を置くことが可能なのか、 そもそも銀行業務で採算がとれるのか、というのが挙げられています。 銀行業に参入することは、その国の金融システム、 ひいては貨幣の信用のシステムに入り込むことなので、 非常に審査が厳しくなりますし、規制も多くなります。 ファイヤーウォールの問題ですね。 今流行の金融持株会社でも、ファイヤーウォールに基づく規制が すごく厳しくなっています。 専門でお詳しい方がいらっしゃったら、ぜひフォローして下さい(^^;)

aya82
質問者

お礼

回答、ありがとうございました! ヨーカードーが銀行業に参入することに何のメリットがあるのかと思っていたら、なるほど、セブンイレブンの店舗網を生かそうとしたんですね。 べんきょうになりました。

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