大相撲の八百長と政治・行政・…の八百長
あまりテレビを見る時間はないのですが、今日、たまたま前宮崎県知事がテレビで面白い事実に言及していました。知事になってから、様々な人が頼みごとのための裏金を持ってきたが、受け取らなかったということです。頼み事は、入学させてくれ、仕事を回してくれ…等です。多くの県知事は、民主党政権以前は、長年の与党と霞が関の官僚の密月関係をもとに、霞が関の官僚出身者が政権与党の力をバックに知事となった方が多くみられます。そうした官僚出身者の元知事からでは、絶対に聞くことができない話です。事実があっても、絶対に公言されることはなく、政治・行政の不公正さが表に出ることはなかったと考えられます。
前宮崎県知事の話から、普通の人であれば常識的に推察できることは、それまでの知事は、受け取っていた可能性がある、ということです。まず、県知事に直接、会って頼むことができる人間は、非常に限られています。忙しい知事の政務の合間を縫って、私的な依頼をできる人は、従来から県政に太いパイプがある人達です。前宮崎県知事は、従来の知事のタイプとは違い、受け取らなかったために、中傷されたそうですが、その事実は、従来のタイプの知事は、金銭の授受は別問題として、私的な依頼ごとを受け入れていたことを示します。これは、政治・行政に八百長が起きていたことになります。
私自身も、行政の八百長の対応を経験したために、今日の前宮崎県知事の話から、「やはり…」と思ったのです。私の場合は、介護施設の医師の犯罪の事件であり、高齢者虐待防止法に基づき必死に、残虐な犯罪事実を訴え続けましたが、当該施設の経営者が県政界とパイプがあるために結果的に八百長的な対応で終わりました。その結果、事件が拡大して私の母親の後遺症が致命的なものとなりました。勿論、捜査機関にも早くから告発しましたが、ある捜査機関が大失態を演じました。詳細は報復が怖しく言及できません。当時から、私が失態を指摘したために、逆に嫌がらせを受けましたので、普通の感覚の組織ではない、捜査権力が濫用・逸脱した時には、体面を守るためには、私を国賊扱いにしてでも、公安組織も利用して、ひどいことをやりかねない、自らの組織は、関係者を異動させて隠ぺいする…、怖しい組織だと感じたのです。戦前の特高警察のような印象を受けてしまいました。
当該事件は、私と犯罪を行った医師との軋轢から生じたものであり、その医師が医療行為の不適切性を指摘された報復のために、入所者である私の母親に半年以上の長期にわたり、密かに害悪ある薬剤を投与する、医療行為と仮装した傷害・殺人の実行行為でした。犯罪事実を看破した私が半年にわたり、朝、昼、夜に施設に赴き、ある防衛行動をとりましたが、防衛行動には限界がありました。最初は、必要な粉末の薬剤の中に害悪ある薬剤を混入させる傷害行為の手段であったために、粉末を全部、飲ませないことができず、一部を飲ませたものの、一部の薬剤でも、けた外れの禁忌量の向精神薬の混入であったために、即座に母親は悶絶し、後は何時間も異常ないびき声をあげ眠り続ける、というより麻酔にかかった状況になり、目を覚ました時には健忘症が起きていました。症状から、禁忌量の向精神薬が混入されたことは、簡単に分かります。
医師に止めてくれと頼んでも知らん顔、仕方なく経営者に直訴しても、経営者の依頼を受けた県の介護関係の公職に就いている弁護士が私に対して脅迫的な言動をとってくる、弁護士の後盾を得て、今度は施設の職員総出で公然とトイレコールに出ない等の組織的な虐待が始まった、とんでもない事件でした。止む無く私が、それまで秘めていた、ある事実を伝え、「大元の病院もひっくるめて犯罪が芋づるになるぞ…」の趣旨を伝えた直後、その弁護士は医師の犯罪に気付いたのでしょう。自ら辞任し、他の弁護士に代わりました。
地元の警察は、ある捜査機関の体面保持を優先させなければならない限界があることは承知していましたので、まず、民事で犯罪事実を明らかにして刑事捜査に自然に移行させる方針をとり、民事の訴訟提起をしましたが、ここでも、思いがけないことが起きましたが、言及できません。民事の訴訟提起後に、家裁に、ある申立てをしました。事件は、私に対する報復として起きています。しかし、問題をすり替えて原告適格なし、と「逃げ」の肩すかしの判断をされることを避けるために、念のために事件の焦点がすり替えられないようにする意図がありました。ところが家裁でおかしなことが起きました。地裁の審理の事実誤認の内容が、正当化されて伝わっている、加害者側の意向に沿った内容が「真実」として伝えられていることを前提にした家裁の職員の方の言動がありました。控訴して結論が出ていない段階で、地裁から家裁へ虚偽事実が真実として伝わっている状況に危険なものを感じて、家裁の審判官の方に二回にわたって事情を詳細に説明した上申書を提出しましたが、結果は、普通の論理に反するものでした。家裁の審判官の方に、筋道に反している趣旨の手紙を送付した後で、地裁の職員の方の私に対する態度が極端に変貌してしまいました。入口の守衛の方まで、態度が豹変してしまいました。一体、何故だ…と不思議に思っていたら、ある日の新聞の写真を見て理由が分かりました。家裁の審判官と思っていた方が、そうではなく、●●でした。決して、公正なことではないな…と感じましたが、しょせん、私に権力はありません。どうしようもありませんが、控訴審以降の審理に影響してほしくない願いがあっただけです。それ以上は、言及しません。
ただ、家裁への上申書の中で、「このままでは捜査機関に対する国賠訴訟を提起せざるを得なくなる、それは、本音ではやりたくない、だから、普通の論理で正当な審判をしていただきたい…」と記述しています。実は、大元の事件は、5年がかりの複数の病院・施設をまたがる、とんでもない事件ですが、最悪の犯罪を犯した老健施設の医師の犯罪を証明してしまえば、それで私は足りる、デイサービス、ショートステイの介護サービスが、医師の犯罪の隠ぺいのために危険なものとなり全く使えなく、私一人で在宅介護を強いられ、近いうちに破綻する、そんな異常な状況をごく普通のものに戻す、安全な介護サービスを受けられるようにする、その目的の正当防衛、緊急避難的な訴訟であり、全部の事件の訴訟提起は控える意図でした。提起した訴訟が完全な事実誤認をもとに棄却されれば、止むを得ず国賠訴訟のみならず、犯罪を隠ぺいした中核病院の医師、さらに残虐な密かな薬剤投与を続けて、前の施設の医師の犯罪を隠ぺいした特別養護老人ホームの事件等にまで訴訟提起しなければ、母親の安全な介護サービス、医療受診が保障されなくなります。
そうした事態になったのですが、在宅介護に追われ、検証できなかったビデオ記録を、この一週間、見直していたら、(犯罪の記録DVDは、100枚にも及び、在宅介護のため、訴訟提起しながら時間の余裕がなく検証できなかったのです。)、新たな事実が判明し、犯罪のほとんど直接証拠になる映像が続々と出てきました。そのため、高裁等に再審請求する可能性を伝えています。
こういう中で、●●の方が知事と会われ、地元のマスコミを訪れられました。当該事件と関係ないと思いますが、前宮崎県知事の発言から、県政単位で不公正なことが起きうることを改めて確認できた今日、少し気になったのです。大相撲の八百長が発覚した時、前途ある若者が、相撲界から追放されてしまいました。しかし、前宮崎県知事の発言から察するに、政治・行政で八百長が今までに至るところで、いろいろな局面で起きている可能性があります。政治家も、行政職員も身分を保障され、追放されることはありません。
政治・行政の八百長もどきの行為、対応で、誰か、被害を受けたと感じられた方はおられませんか。もし、多くの方が、政治・行政・…で不公正であると感じられているのであれば、橋本氏の維新とは関係なく、政治・行政・…システムを根本から洗いなおす、以前の慣習を全く通用させないようにする、制度、選挙制度も含めて、日本の国民の普通の人達の目線から、「維新」を行わなければならないのではないでしょうか。なお、誤解されないように記しておきます。犯罪者を中傷するためではなく、捜査機関がやるべきことを行わないために、母親に危険が迫っているために正当防衛、緊急避難の意味で事情を説明せざるを得なかったものです。