金額ベースで最悪いくら損するかということを決めておくんです。
100万円あって、1回の取引では10万円以上損しないことにする、とか。
上がりそうな銘柄があって買いたいとしますよね。
その株が500円で、700円ぐらいまでは上がりそうだという見込みがあるとしましょうよ。
そして、たとえば直近の最安値が400円で、これを下回るとトレンドが崩れる。700円まで順調に上がる見通しが崩れそうだ。
400円を下回らない程度の下げは、あっても、押し目と考えることにしよう。
400円を下回ったら見込み違いと考えて損切りしよう。
するとこの場合の損切りは399円です。
500円からだと101円幅。
買える株数は990株。
取引単元が100株の銘柄だと900株。
取引単元が1000株の銘柄だと、損失額が10万円を超えるから上がると思っても買わない、または499円の指値で買う。
取引するときにはこういうところまで考えて実行します。
或いは、たとえば900株買う場合なら、400-500に分割して買うこともある。
エクセルで差損益の計算シートを作って、とりあえず現在値で400株買う。
上がってしまったら平均値が上がるから500株買えないけど、下がったところを拾うなら600株拾えるかもしれない。
分割で下で拾う準備をしているときは、下がってくるのが楽しみになることもあります。上がってしまったら、アー残念と。
この株良さそう!買えるだけ目一杯買い!なんていうのは、紐をつけずにバンジージャンプするみたいですごく怖いです。そういう恐怖は永遠に克服できません。克服するべきじゃありません。