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昔双子は不吉とされた?
日本のことでも外国のことでもよいですが、昔、双子で生まれるとあまりよくないと言われていたと聞いたことがあります。 詳しいことを教えてください。 ふたごで生まれると、一人は捨てられてたりしたのでしょうか?
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過去に似たような質問に回答したことがありますので、そちらの文章をコピペさせていただきます。 ・畜生腹という説 コピペ ---------------------------------- 男女の双子については、質問者さんのおっしゃることが確かに言われていたようです。 そのほかに「畜生腹」といって、双子以上生まれることを忌み嫌っていたみたいですね。 なぜかというと、万物の霊長である人間は一回の出産につき一人であるべきで、2-3人は畜生と同じだ、という、今考えればなんて非人道的な、と思う俗信があったようです。なんと戦前まで!一部上流階級や農村部に根強かったようですね。 で、双子を産んだ母親は「畜生腹」(使いたくないなぁ、この言葉)といって蔑視されたので、 ・双子栗や二股大根をたべない。 ・畳の合わせ目に寝ることを避けた。 なんてことが、大真面目に行われていたみたいです。 <中略> ・「男女のカップルは前世は添い遂げられなかった男女の生まれ変わり」という説 以下再びコピペ ----------------------------------- 男女の双子は、前の回答者がおっしゃるとおりで、同じ双子でも男女の方は、より忌み嫌われたようです。 このあたりのことは、以下の本に詳しいです。 「昭和天皇の妹君」 河原敏明著 兵庫県のある地方では、彼ら(男女の双子)を一緒にすべきという俗信まであったそうです。 なんだか、現代の感覚ではひぇ~という感じですよね。私もこの本を読むまで、そんな迷信みたいなものがあったなんて知らなかったのでびっくりしました。 ちなみに、昭和天皇の弟君でいらっしゃる三笠宮殿下と、尼僧になられた方が男女の双子であったということです。その尼僧さんは京都のお寺の住職をなさっているようですね。お花の先生みたいです。 この昭和天皇の母后に当たられる貞明皇后は大変迷信深い方だったようで、ご聡明であったようですが一方では迷信や俗習、巫易占トのことにも執心されていたようでした。 皇后陛下といえば、上流も上流のお方であるのに、信じる人は信じていたんでしょうか。ん~。 もっとも、この件については真偽のほどはよくわからないです。 でも、当時上流と云われた方々がどのように育ってきたのか、昭和、戦前の風習など面白いことが書いてありました。 以上手抜きな回答でごめんなさい。
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アレクサンドル=デュマの「鉄仮面」では、ルイ14世に一卵性の双子の兄が居たのですが、生まれた時から忌避され、生涯鉄の仮面を被せられてバスチーユに幽閉されていたことになってますね(一応史実らしい)。迷信と言うよりは、王権の正統争いを避けると言う実質的?な目的があったようです。(デュマの物語では、双子の兄を救出して王位につけると言う陰謀を巡っての抗争が展開されます。)
過去に同じ質問がありましたので、参考になると思います。 http://okwave.jp/qa2716163.html
お礼
詳しく回答していただきありがとうございました。