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モンゴル相撲と韓国相撲について
モンゴル相撲と韓国相撲について気になったことがあるので3つ質問させていただきます。 (1)モンゴル相撲と韓国相撲はどちらがレベルが高いのですか? (2)朝青龍の兄のスミヤバザルさん、K-1のチェ・ホンマン選手(韓国相撲の横綱)は強そうなのになぜ角界入りしないのでしょうか? (3)ありえない話だと思いますが、もしこの二人が角界入りしたらどのくらいの地位まで出世できると思いますか? 宜しければ、回答お願いします。
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全ての質問に関して、満足していただける回答はできないかもしれませんが、お答えいたします。 (1)ルールも違うので、一概には言えないでしょう。求められる技術も微妙に違うでしょうし。今の大相撲では、モンゴル相撲出身が朝青龍ら多数、韓国相撲アマ王者の春日王は幕内です。 (2)相撲協会には、原則として23歳未満でなければ入門できない年齢制限があるので、根本的に、この二人は入門できません。また、外国人は一部屋一人の制限もあり、現在はほぼ飽和状態で、外国の入門希望者は、枠が空くのを待っている状況です。そもそも、大相撲界は独特の世界でありリスクも大きいので、それに見合う価値を見出さないと入門の動機を持つまでには至りません (3)確実に両者とも、楽に幕内は行けます。とくに、チェ・ホンマンは体格的にも恵まれているので、大関・横綱も十分見込めるでしょう。スミヤバザルでも三役は狙えると思います。 ちなみに、大関・琴欧洲はアマレスリングの欧州ジュニア王者でした。 モンゴル・韓国相撲出身者が大相撲で一番、苦労するのが、離れての押し合いがある点です。 彼らが、投げ技が主体の型から、脱却できないがために、強引に投げを打ちに行き、相手を呼び込む形になり負けるケースは、よくあります(特に番付が下になるほどそうです)。 始めから組み合う両競技にとって、立会いのある相撲には馴染みにくいという問題もあります。ぶつかりあう体勢がありませんから、怖かったり、圧力負けする時もあるのです。 こういった難点を克服した才能ある出身者は、かなりの出世を大相撲でも果たします。 不足な部分がございましたら、可能な限り補足いたします。
お礼
回答ありがとうございます。 特に「モンゴル・韓国相撲経験者が~」というお話が参考になりました。 レスリング出身の力士は引いてしまうクセが出てしまいがちだという話は聞いたことがありますが、モンゴル・韓国相撲力士も日本の大相撲に適応するのに努力していることがわかりました。 相撲界は入門するのも制約が多いのですね。 K-1やPRIDEなど、他の格闘技出身・ベテラン選手でも鳴り物入りで参戦できるのとは大きな違いだと思いました。