高齢者になると病気が多くなるので、物理的、経済的に病院にかかりやすい環境を整える必要があります。また、治療効果も出にくくなるので長期入院も問題なくできなければなりません。今みたいに、数ヶ月で病院から追い出さないと病院にペナルティ(実質的な治療代のもちだし)がくるようなシステムでは困ります。
また、元気な高齢者では就労要求も高く、若い頃のような労働は無理でも、ある程度、なにがしかの仕事ができる条件整備が必要です。これは、要求だけでなく、生活を充実したものにして、生き生きとした生活を送る為にも不可欠です。また、これはボランティアではなく、例えば食費や家賃ぐらいは出せる程度の収入も得られる必要があるでしょう。
また、病気などで働けない高齢者が、肩身狭い思いをするようでもいけません。
今まで社会のためにはたらいて来たのだからそのくらいしてもらって当然という意識が、行政でも、社会的にも認識される必要があります。
あと、現在結構困っている人の多いのが、民間アパートなどは高齢者の入居を拒む事が多い事です。行政が作る住宅を充実するとか、入居しやすいように制度をつくる必要があるでしょう。
また、現在の建物や、各種施設など、効率優先、普通の若い人向けの仕様で作られており、高齢者に限らず、体の不自由な人には、非常に使いにくいものが多いです。歩道の段差などは有名ですが、通路の幅などもお年寄りが一人真ん中を歩くと、後ろがつっかえて・・・なんて具合のものはしょっちゅう見かけます。こういう物理的な構造物も全て改める必要があるでしょう。
まだまだ書き足りないのですが、他にもレスがつくと思いますので、そちらに期待します。
お礼
早速の回答ありがとうございます。 長期入院、就労問題、住宅問題(バリアフリーなど)などいろいろな観点からの回答参考にさせて頂きます。