emiko1さん こんばんは
自営業の子供です。
emiko1さんの考えを否定するようで申し訳ないのですが、「このまま普通に学校に行かせても、将来、社長としてやっていけるのだろうか?」と言う例えが出ると言うことは、emiko1さんの考えの中に「自営業のお子さんは自営業になる(親と同じ職業に必ずなる)」と言う考えがあるんだろうと思います。自分と同じ職業を選択してすれば嬉しいと考えている親は多いと思いますが、ならなければならない決まりや風潮があるわけでもなし、今時子供が親と同じ職業を選択しなければならない事は無いです。戦前やそれ以前とは違うんですから・・・・。例え子供が親と同じ職業を選択しても、色々修行していく中で続けて行くのが難しいと考えるなら全く違うその子に合う職業に転職しても良いわけですから・・・。そう言う意味で、「自営業だから云々」と言う取り立てて自営業に注目した悩み・不安・困っている事は無いと私は思います。
強いて言えば、自営業とは企業規模的にも小さな企業ですから普段の営業をする為の事業資金でも辛い事が多いんです。したがってお子さんが、将来大学(特に医学部等の学費の高い学部)に進学したいと考えた時に学費を払う事が出来るだろうか??と言う不安は有ると思います。これは例えば年収400万円位のサラリーマンの方だって同様な不安を感じていると思います。と言う事を考えても自営業だからと言う特別な悩み・不安・困っている事は無いと思います。親なら誰だって感じている悩み・不安・困っている事は、自営業者の親だって同様に感じていると私は思います。
私の事をお話すると、子供の頃は俗に言う所の虚弱児で他のお子さんから比べたら1~2年位は成長が後れていました。小学校に進学する時に「障害児学級」を薦められたんですが、父も母も拒否して私を普通学級に通わせて頂けたんです。それが良かったんだと思いますが、小学校卒業する頃には回りの子供と殆ど同じ様に成長しました。それまでの虚弱児としての経験から、身体の弱い方の役に立つ仕事に就きたいと中学の頃考えて、薬局開局を将来の目標にして、結果薬科大学を卒業して薬剤師にさせて頂けたわけです。父は小さな時計・メガネ商を営んでいましたから、今から考えると私の大学の学費を支払うのが大変だったと思います。そう言う意味で、親には感謝です。
私が感謝する半面、虚弱児だった私を育てるのは悩みや不安が多かったと思います。これは自営業だからと言う事で無い虚弱児を育てる方なら誰でも感じる不安だと思います。又私を薬科大学に通わせる学費を支払うのも大変だったと思いますが、これだって自営業だからと言う悩み・不安では無いと思います。
このように親なら誰でも感じる悩み・不安・困っている事は有っても、尻業だからと言う事の悩み・不安・困っている事は取り立ててないと言う事です。
色々書きましたが、もう一度よく考えた方が良いかと思います。ゼミの研究ですから、自分の思い込みは外して考えた方が良いかと思います。