相談者様とほぼ同じ苦しみを持っていた子がいました。
愛は語り始めた・・・、「私は脳が疲れる病気・・・脳疲労なのです。脳がクリアーではなく、物事を考えることが出来ない。本を読めない。人と話すと疲れきってしまう。皆と仲良く話したいのに、・・・気を遣ってしまい中に入っていくことが出来ない。絵も描きたい、・・だけど絵を描けない。音楽だって好きなのに、それも出来ない。仕事だってしたいのに、このままでは一生働けない。それに、毎日眠れない、イライラしたり、時々ヒステリックになる。カッっとなって何が何だか解らなくなる。私の脳は壊れているのですか?」
・・・、自分のことを良く分析できているし、希望をしっかり抱いている。むしろ何の考えもなく、浪費を繰り返しながら遊びまくっている子たちより、遥かに前を見ている。脳なんかちっとも壊れていない。・・・私はそう思った。
質問をしてみた。『いつからなの?』
「私、小学校高学年から中学まで時々不登校だった。高校は県内でも有名な進学校に入ったけど、再び不登校になって、高2の時から学校へ行けなくなって中退してしまった。
親が家に居てはいけないと、大検の予備校に行かせたけれどほとんど外出できず1年目は受験できなかった。2年目で資格を取った後、少しアルバイトはしたけれど、ほとんど家にこもりっぱなし。部屋から出ず食事も摂らない、お風呂にも入らない事もしばしば。
自分を責め続け、何もする気になれず、辛くて・・辛くて、死ぬ事を考えていた。やり場のない想いにリストカット(自傷行為)もした。友達と遊びにも行きたい、恋もしたい、旅行もしたい。私は・・・そうなりたい! 私は壊れているのですか?
二十歳ころから病院へ通い始めて入院も経験した。部分的にはその都度症状は改善されるけど、トータルで見ると悪化しているように思う。高校の頃は辛くても外には出られた。でも今は、窓を開けることも、外に出ることも出来ない。入院しても良くならない。飲んでいる薬は、睡眠薬と精神安定剤、抗精神薬。薬を飲んでも自分が本当に良くなった気になれない。それに恥ずかしいのですが、私、・・・暴れてしまうのです。」・・以下省略。
お礼
ありがとうございます。 呼んでみました、自分と似ててびっくりしました。 私みたいな人も他にいるのですね、少し安心しました。